ワインの豆知識

ワイン

画家や彫刻家が描いたワイン「シャトー・ムートン・ロートシルト」

こんにちは!

みなさんは、世界トップクラスのシャトー(醸造所)、俗に「5大シャトー」と呼ばれるものをご存知でしょうか?

ワイン好きななら誰しもが知っていますが、「5大シャトー」とは、フランスはボルドー・メドック地区の1級の称号を持つシャトーが5つ存在することからそう呼ばれています。

それぞれ個々に特徴を持ってますが、中でもエチケット部分が特徴的な「シャトー・ムートン・ロートシルト」というワインがあります。

1855年のパリ万国博覧会において、「シャトー・ラフィット」「シャトー・マルゴー」「シャトー・ラトゥール」「シャトー・オー・ブリオン」の4つのシャトーがボルドー・メドック地区の格付けで第一級の称号を与えられました。その後、こちらのムートンは、メドック格付の歴史上で唯一、1973年に二級から一級に昇格したワインとしてその名が世界中に知れ渡りました。

通常、ワインのエチケットはほとんど変わることはないのですが、ムートンのエチケットは毎年世界の偉大な画家や彫刻家によりデザインされ、その芸術性や見た目の美しさからワインコレクターにもとても人気がある品です。

今回はワインの味ではなく面白い試みをしているムートンのエチケットについてその歴史と共にご紹介します!

ムートンの歴史

シャトー・ムートン・ロートシルトは、世界でもっとも有名な5つの大きなシャトー(醸造場や貯蔵庫を備えた広大な葡萄園)の内の1つに数えられています。

もともとは「シャトー・ブラン・ムートン」という名で知られていましたが、1853年にそのシャトーを購入したナタニエル・ド・ロッチルドにより、「シャトー・ムートン・ロートシルト」と改名されました。

1855年のボルドーワインの格付けはそのブドウ園のワインの当時の市場価格に基づいて決められていましたが、ムートンはただ1つの例外となりました。

その当時のムートンの市価は「シャトー・ラフィット・ロートシルト」とほぼ同額であったにもかかわらず、第1級格付けから除外されたのです。
その当時のシャトー所有者のフィリップ・ド・ロッチルドはこれを「恐ろしい不正」と批判しています。

一般的には格付けの直前にシャトーがイギリス人に買われてしまい、もはやフランス人の所有物ではなくなっていたからだと信じられていますが真意のほどは不明です。

その後、シャトーの有力かつ強力な所有者による長年のロビー活動の結果1973年、当時農業大臣であったジャック・シラクがムートンに対して第1級格付け(プルミエ・クリュ)への昇格を認める省令に署名するに至りました。

フランスにあるメドック地方の歴史の中で、唯一昇格を体現した奇跡のシャトー、それがムートン・ロートシルトなのです!!

シャトーの地位を押し上げた功労者フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の言葉「余は一級であり、かつては二級であった、ムートンは不変なり」はあまりにも有名ですよね。

フィリップ・ド・ロッチルドは年ごとのエチケットのデザインをその時々の著名な芸術家に依頼するという案を思い付きました。
1946年以降シャトー・ムートン・ロートシルトのエチケットは世界の偉大な画家や彫刻家によりデザインされ、ムートンのイメージを重要で意義深いものにしています。

今日に至るまでの唯一の例外は、2000年限定の金のエナメルボトルです。
毎年異なった芸術家が描くエチケットは愛好家のコレクターズアイテムになっています。

ちなみに日本人で初めてムートンのエチケットのデザインを任されたのは京都市出身の洋画家堂本尚郎氏で、ムートンから電話で依頼を受けたとき、壁画のようなスケールを想像していた堂本氏は、ボトルのエチケットに描いて欲しいというムートンからの返事に戸惑い、「そんなところには描けない」と言って断ってしまったそうです!

ところがその後、ムートンのエチケットの歴史や実際のワインを見て驚き、急遽承諾の返事をしたといわれています。

商品紹介

<1973年>



1855年以来、118年間も変更されることがなかったボルドーの格付けにおいて、1973年、唯一ムートンが2級から1級への昇格を果たしています。
そして、それを記念したエチケットには世界的に著名な画家パブロ・ピカソの作品が採用されました。
さらに、その年は偶然にもピカソの没年にもなったのでした。

したがって、ボルドーワインの歴史やムートンのみならず、ピカソに関しても、このヴィンテージは非常に意味深い年なのです。


<1979年>



ムートンのエチケットに作品を描いた初の日本人であるパリ在住の日本人洋画家、堂本尚郎氏の作品です。
この作品はもともとは別の年に予定されていたそうですが、1979年は日本では未年(ひつじどし)であったために堂本氏の希望により、この年に採用されたとのことです。


<2000年>



記念すべき2000年の年に収穫されたブドウは「破格」とされる最高級の出来でした。
この年のムートンにエチケットはなく、エッチングと呼ばれる銅版腐食印刷法により絵柄が瓶に直接刷り込まれています。
この羊は今はムートン美術館にある「アウクスブルグの羊」がモチーフとされています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ちなみに2000年はエチケットがないため、「ムートンの2000年のエチケットを20万円で買います」というジョークの種にされることもあるそうです。
もちろん5大シャトーのうちの一つに数えられるものなので味のほうも保障されていますが、CDでいうところの「ジャケ買い」(カバーが気に入って買うこと)をして新しいワインとの出会いを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。

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