長野県諏訪市は「酒の町・諏訪」とも呼ばれています。
諏訪地方といえば、諏訪大社や諏訪湖温泉などたくさんの観光地がありますが、この諏訪市の甲州街道にはわずか500mの距離の間になんと5軒の酒造が立ち並ぶ全国的にも珍しいお酒の街であり、5つの酒造は、酒造りを競い合いながらも、仲良く力を合わせながら美味しい諏訪のお酒を造りだしています。
そして、1998年から開催しているイベント「上諏訪呑みあるき」。
各酒造が造り上げた美酒を楽しみながら蔵巡りをし、諏訪の歴史ある町並みも一緒に楽しむことが出来るイベントです。
最初はあまり名が知れていませんでしたが、ネットや口コミなどでどんどん人気が高まり、今となっては日本酒ファン待望のイベントともなっています。
諏訪市には、行った際にはぜひとも参加してみたいですね。
先程も紹介させていただきました、「上諏訪呑みあるき」での5つに酒造メーカー“諏訪五蔵”を少しずつですがご紹介させていただきます。
・株式会社 舞姫
株式会社舞姫が、造っているお酒は霧ヶ峰高原からの伏流水を使用し、信州諏訪ならではのお酒を楽しむことができます。
・麗人酒造株式会社
200年以上の歴史を持つお蔵で、長野県産の酒米と霧ヶ峰高原からの伏流水を使用しており、個性的なお酒が造られています。
そして更に、日本酒の伝統や文化を大切にしており、麗人酒造株式会社では熟成酒も造られております。
・酒ぬのや本金酒造株式会社
およそ250年の歴史があるお蔵です。製造量は、現在は少量ではありますが「本当の1番の酒を醸す」ことを目標に毎日酒造りに励んでいます。
・伊東酒造株式会社
諏訪地方ならではの風土の自然に恵まれながら、「酒造りは人の手で醸されるもの」というコンセプトで日々酒造りを続けています。
・宮坂醸造株式会社
「真澄酵母」の発祥蔵とも言われており、創業以来の、伝統の酒造りが今でも続いています。
真澄酵母は現在でも、全国半分以上の酒蔵で使われており、バランスのとれた味わいと落ち着いた香りが美酒を生み出す酵母となっているそうです。
【代表的な酒造メーカー】
・株式会社舞姫
・麗人酒造株式会社
・酒ぬのや本金酒造株式会社
・伊東酒造株式会社
・宮坂醸造株式会社