こんにちは!大阪店スタッフです(^^)/
最近、お昼は暖かいけど夜は肌寒くて
服装にとても迷います( ;∀;)
この時期の服装難しい・・・(笑)
さて、今回は5大シャトーの一つである
「シャトー・ラトゥール」をご紹介します!
「シャトー・ラトゥール」
シャトー・ラトゥールは、その名の通り‘‘塔’’
をシンボルにした世界に名高い1級シャトーです。
名前の由来やラベルにも描かれている塔は、14世紀中ごろに
要塞として建てられ、「年代記」にも登場している
由緒のある塔なのです。
ラトゥールが評価されている点として、ヴィンテージによって
左右されることがほとんどないことが挙げられています。
5大シャトーの中でも最も安定して、その名に恥じないワイン
となっています。
「シャトー・ラトゥール」の歴史
16世紀末までラトゥールは共同領主の土地でした。
その後、17世紀の終わりまでミュレ家によって所有されていました。
それから売却や相続、相次ぐ結婚などによりセギュール家
へ所有が移り、ラフィットも所有していた‘‘葡萄の王子’’
ニコラ・アレクサンドルの手により偉大な歴史が始まります。
同年にムートンやカロン・セギュールを獲得し、シャトー・マルゴー
以外のメドックの最も有名なシャトーはセギュール家が所有しました。
しかし、1755年の彼の死後領地は分割されていき、18世紀後半には
独自のシャトーとして経営されます。18世紀の初め、イギリスの市場での
回復や北ヨーロッパのワイン取引の発達によりラトゥールの評価は世界に
広まりました。後にアメリカ大統領になるトーマス・ジェファーソンにも
高く評価され、当時のボルドーワインより20倍も価格で取引されました。
こうした実績により、1855年の格付けでわずか4つしかない1級シャトーに選ばれたのです。
「シャトー・ラトゥール」の味わい
ラトゥールは5大シャトーの中でも‘‘最も力強く男性的’’、‘‘晩熟で長命’’
と言われています。そのために色が濃く、タンニンも豊富ですが
それに負けないだけ黒い果実の凝縮感は圧倒されるほどです。
50年以上の熟成にも耐えることのできる晩熟なワインなので、
若いうちはガチガチしているのが印象的です。しかし20年~30年ほど
寝かせることにより、タンニンの角が取れ、力強さと豊かなコク
円熟した深みが出てラトゥールらしい極上の味わいになります。
まとめ
いかがでしたか??
シャトーラトゥールには、‘‘もう一つのラトゥール’’
とも呼ばれているセカンドワイン、「レ・フォール・ド・ラトゥール」
やファーストラベルの10分の1程度の生産量で非常に入手しづらい
サードワイン、「ポイヤック・ド・ラトゥール」があります。
ぜひ飲み比べしてみたいですね!