シーバス リーガル(chivas-regal)の特徴
世界でTOP5に入るウイスキーブランド「シーバス・リーガル」は1801年にアバディーンに創業した、モルトとグレーンウイスキーをブレンドした世界で初めての高級スコッチウイスキーです。
世界150か国以上で確固たる地位を確立し、様々な文化で優れた証として称賛されています。
度数40度でもアルコールの刺激はほとんどないため、初心者でもとっつきやすい味となっています。
豊潤な味わいと深みを併せ持ち、華やかな香りの中にまろやかさを感じるウイスキーです。
歴史
同社が独自のブレンデッド・スコッチを発売したのは1870年代からです。輸出先の多さから見ても稀に見る真のグローバルブランドのひとつです。このブレンドの主軸となるのはスペイサイドのシングルモルトです。
1949年には、巨大酒類企業シーグラムの傘下に入り、翌年の1950年に同社は芳醇なフルボディタイプの原酒を維持するためにスペイサイドのストラスアイラ蒸留所を買収しました。
さらに近くの地にグレン・キース蒸留所を新設し、以後2つの蒸留所のモルトを中核にすえ、すぐれたブレンデッド・スコッチを生み出し続けています。
そして、シーバス・リーガルのメインのモルトウイスキーは、スコットランドのハイランド地方にある最古の蒸留所、「ストラスアイラ蒸留所」で生産。
シーバス・リーガルはいずれも華やかで、バランスのよい香味であり、いまや世界150ヵ国以上でその名を知られています。
逸話
シーガス・リーガルはスコッチのプリンスと呼ばれていました。この優れたブランディングはジェームスとシーバスの兄弟から生まれました。
まだ、あまりウイスキー作りが認知されていなかった時代に発売されたシーバス・リーガル12年は世界各国で大人気となりました。
12年と言う数字は、シーバス・リーガル社が原酒と香りとまろやかさの頂点を探し当てた年数であり、12年物は他社の人気商品をしのぐ勢いで売れました。
また、第2次世界大戦で連合軍総司令官であったアイゼンハワーは、イギリスでノルマンディ上陸作戦を練る際に、シーバス・リーガルを飲んでいたと言うエピソードもあります。