ピングスの買取・査定

(PINGUS)

ピングス(PINGUS)

基本買取情報

最高買取金額 ¥40,000
※過去最高金額での買取り結果です。
平均買取金額 ¥40,000
買取本数 3本

生産情報

生産国       
スペイン
地方
リベラ・デル・ドゥエロ
地区
サルドン・デ・デュエロ地区

詳細

分類      
赤ワイン
タイプ
フルボディ
ブドウ品種 
テンプラニーリョ

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ピングス(PINGUS)の特徴

ピングスは、バランス感が良く力強い味わいのワインです。ルビー色の濃いワインで、彩色したかのような鮮やかで艶のある発色をしています。口にした途端にビロードをイメージさせる滑らかなタンニンの強さを感じ、余韻の深さを堪能できる味わいです。発酵時や熟成時に使用する樽にこだわりがあり、控えめなロースト感のある樽由来のテイストがかすかに感じられます。

カシスやブルーベリー、ブラックベリーなどの甘い果実感にしっかりとした酸味が感じられるのもバランスが良い特徴です。また、クローヴや杉、ハーブなどのアロマも感じられます。味わい全体は濃厚と言うよりも、果実感がみずみずしく透明感をもたらしています。「樹齢の長い古樹から収穫したブドウのみが造り出す味わいである」と生産者のピーター・シセックが語る通り、質の高いブドウのみで生産されているからこそ、繊細さと強さを併せ持つ味わいが表現されているのも特徴です。

凝縮感とエレガントさが両立したピングスのスタイルは近年造られたもので、特にエレガントさは2012年のヴィンテージからより引き立つようになりました。また、2012年のヴィンテージではピングスのブドウがどれほど優良な土壌で生産されているのかを証明したと語られています。

2012年は降雨量がわずかで夏の気温が高い年でしたが、そのような土壌の質が試される気候や天候の下で、土壌の質が良好でない畑ではブドウの生育に問題が生じたのに対し、ピングスのブドウ畑では成熟のバランスが取れたクオリティーの高いブドウの収穫が行われました。それにより、豊潤で濃厚なワインの生産に成功し、リリースに至ったのです。

発酵はマロラクティック発酵と呼ばれる手法で、1年間使用した樽で行われています。熟成期間は最大で22ヶ月間です。フランス産のオーク材を使用した新しい樽と、1年使用済みの樽を使用しています。2012年のピングスでは生産本数が6600本で、飲み頃は2015年から2028年と言われています。なお、2012年はワイン生産に向かない天候でしたが、パーカーポイントは97点から100点と高評価を得ています。

歴史

フランスのシャトー・ド・ヴァランドローなどで実績を積んだデンマーク生まれのピーター・シセックは、ボルドーにて農学や醸造学を学び、叔父と共にボルドーのワイン業界で働きました。

その後、スペインのワイン産地リベラ・デル・ドゥエロで生産されるブドウ品種であるテンプラニーリョ(ティンタ・デル・パイス)に魅力を感じ、1990年にスペインへ移住。そこで、ピングスの歴史をスタートさせます。

移住後は修道院農園のワイナリーであるアシエンダ・モナステリオにてマネージャーとして勤務し、1995年にドミニオ・デ・ピングス社を創立。同年に初ヴィンテージとして旗艦銘柄であるドミニオ・デ・ピングスをリリースしました。

生産量はごくわずかで325ケースとされ、1本の値段を200米ドルとして販売しました。ボルドーから訪れたワイン商によって試飲会へ出展されたドミニオ・デ・ピングスの売れ行きは好調。その後、ピーター・シセックの叔父が勤めるボルドーのシャトーへ持ち込んだことで、偶然にもイギリスの老舗ワイン商を営む社長の目に留まり、最終的にワイン評論家として著名なロバート・パーカーによってサンプルの試飲が行われ、高評価を受ける契機となります。以降、ドミニオ・デ・ピングスはロバート・パーカーにより高評価が付けられ、2004年物は満点、2005年物は99点と言う高評価を獲得しているのです。

また、1997年にはドミニオ・デ・ピングスをアメリカへ輸送中であった船が北太平洋(アゾレス諸島の沖合)にてアクシデントに遭い沈没。その結果、75ケースのドミニオ・デ・ピングスが消失する事件に遭遇しました。しかし、この海難事故がドミニオ・デ・ピングスのアメリカ市場を賑わせる要因となったのです。注目を浴びた結果、ドミニオ・デ・ピングスの1本当たりの価格が劇的に上昇し、495米ドルの値が付いたほどです。

2006年にはピーター・シセックがブドウ栽培農家と連携して、テンプラニーリョ種の古樹を育てる共同プロジェクト(PSI)をスタートさせるなどを行っています。

逸話

ピングスの原材料であるテンプラニーリョ種は65年以上の平均樹齢を持つ古樹から収穫されたもので、1ヘクタールの収穫量を換算すると最大でも12ヘクトリットルに留まるとされています。これは、1つのブドウの木から500グラム程度の収量です。

ファーストヴィンテージに使用されたブドウは樹齢80年以上の木から収穫して生産されたワインで、ロバート・パーカーから極めて高い評価を受けることになりました。その際のパーカーポイントが98点であったため、一躍無名のワイナリーから世界中へ知名度を上げていったのです。

ピーター・シセックはブドウの栽培にかなりこだわりを持っており、厳しく徹底された剪定と選果を貫くことで、バランス良く熟した高品質のブドウのみを使用することを可能にしています。

このため、ブドウの品質によってはワインの生産を行わない年もあるほどです。1990年代に自然派のワインを飲んだことで刺激され、土の香りがあるワインを目指したいという思いから、2000年に無農薬や有機栽培で育てたブドウのみを使用するビオディナミ農法を導入。2003年には完全移行を果たし、バランス感が極めて良いワインを造り出しました。

ピーター・シセックがワイン生産をスタートさせた当初、イメージに合ったのはブルゴーニュのドメーヌであると語られています。ボルドーとスペインを移動する傍ら、リベラ・デル・ドゥエロに興味を持ったのは石灰質の土壌であり、石灰質土壌が持つ排水性の良い特徴と、テンプラニーリョのみを使用してワイン生産が可能なことでした。また、ブルゴーニュを意識した農園づくりも行われています。

ピングスは海外市場での値段が1本10万円に達したこともあるワインです。数千本程度しか生産されず、極めて少ない流通量が価格が高騰する大きな理由の1つですが、クオリティーの高さを誇ることで世界中のワインマニアから絶賛され続けています。日本国内でわずかに流通するピングスもプレミアム価格のみでの販売ですが、その人気は高く市場で見つけることが困難であるほどです。

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