(hennessy napoleon)
最高買取金額 | … | ¥17,000 |
※過去最高金額での買取り結果です。 | ||
平均買取金額 | … | ¥5,000 |
買取本数 | … | 87本 |
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ヘネシーは創業から250年の歴史を誇る老舗コニャックメーカーです。
「コニャック」とはフランスのコニャック地方で造られたブランデーのことを指します。
「高級ブランデー=ヘネシー」と言われるほど人気のあるヘネシーは、普段ブランデーを飲まない人々からも認知されているほど有名です。
ブランデー造りに妥協を許さず、常に高品質なブランデーを提供しています。
特に原料となるブドウにこだわりをもっており、「ユニブラン」というフルーティーな甘みが特徴の銘柄を「グランド・シャンパーニュ」「プティット・シャンパーニュ」「ボルドリ」「ファン・ボア」の4つの畑ごとに栽培、ブレンドしています。
また、古いもので200年以上前から熟成している原酒も存在しており、それらもブレンドすることで高品質で深みのある味や香りを造り出すことができるのです。
創業から世界に目を向けた戦略を展開しており、現在では世界140カ国で愛されています。
その洗練された華やかで深みのある味わいは1868年に日本に初上陸したときから人気が高く、現在でも高価に取引されている人気のブランデーです。
「ヘネシー」は当時アイルランド人の将校であった「リチャード・ヘネシー」が1765年に創業しました。
当時アイルランドはイギリスの統治下にあり、カトリック教徒が多く住んでいました。
しかし、プロテスタント側の圧政から国外に脱出するものが増えていきました。
リチャード・ヘネシーもその一人でした。
その後、ヘネシーはカトリック教徒であるルイ15世が当時治めていたフランスに移住、その後、軍に属した後に1765年にコニャックの販売をするヘネシー社を立ち上げました。
ヘネシー社は高品質なコニャックの製造にこだわりをもっており、数々の新しい制度をつくり上げました。
まず、当時は樽売が主流だったブランデーを品質の安定化のためにガラス製のビンに入れて輸送する方法を取りました。
また、星の数によってコニャックの等級を決めることも始めています。
当時はブランデーブームが起こっていたこともあり、ライバル会社がひしめき合う中でこういった新しい施策を用いることで差別化を図ることに成功しました。
現在でも、ラベルに星が3つついている「スリースター」というオールドボトルが高値で取引されているそうです。
また、今では当たり前のようになっている「X.O(Extra Old)」という等級もヘネシーが始めったというのはご存知でしたか。
当時のヘネシー家は親しい友人や家族へのもてなしのために年代もののブランデーをブレンドして振る舞ったと言われています。
それが後に全コニャックの基準になりました。
ブドウの栽培から樽の製造までをヘネシー社一括で管理しており、約25万種類の樽原酒の中からブレンダーが最高のものを選んでブレンドしています。
数々の施策と品質が評判を呼び、ヘネシーは高級ブランデーとしての地位を築き上げていきました。
また、早い時期から世界にも目を向けたマーケティングも行っており、1794年にはアメリカ、1868年には日本に初上陸し、シェアを拡大させています。
ヘネシーは世界中の人々に愛されており、かつブランデー業界にも影響を与えたブランドでもあります。
2015年の記念すべき創業250周年には世界5都市でヘネシー250周年ツアーを行ったことも記憶に新しいです。
階級を図るために星を使用したことや品質安定のために樽輸送から瓶容器での郵送に切り替えたこと、コニャックの歴史の中で新たに「X.O(Extra Old)」という等級をつくったことなど、ヘネシー社のコニャックに対する功績は計り知れない程です。
1800年にマスターブレンダーに就任したフィリュー家は代々その知識と経験を培い、創業以来からの味わいの基礎を守り続けています。
約25万種類にもおよぶ原酒を使い分けてブレンドされたヘネシー社のブランデーは豊かで華やかな味わいと香りが特徴です。
中には200年以上もの年月のあいだ熟成された原酒もあり、その原酒を使用して七代目のヤン・フィリュー氏が「リシャール ヘネシー」を完成させました。
創業者の名前をつけられた「リシャール ヘネシー」はバカラのクリスタルボトルが贅沢に使用されており、ヘネシー社最高級のコニャックとなっています。