(paul-giraud)
最高買取金額 | … | ¥22,000 |
※過去最高金額での買取り結果です。 | ||
平均買取金額 | … | ¥7,500 |
買取本数 | … | 5本 |
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ポール・ジローは、大量生産せずブドウを一つひとつ手摘みし、丁寧に造り上げる希少なコニャックです。
ボトルのバックラベルには、ポール・ジロー氏の思いが記載されていますので、以下紹介します。
『私自身がコニャックの生産を始める前に、父とは2年ほど一緒に畑仕事をし、ブドウ農家としてのノウハウを学びました。
とても面白く構造的で、何より学校で習ったこととは全く違っていたのが印象的でした。
そして、自分で本を読んで分かったつもりだったブドウにまつわる内容には、驚かされるばかりでした。
父のこれまでの経験は、机上で学んだ理論と同じくらい重要な知識であることを実感しました。
この1976年という年は、収穫を始めるまさにその日まで非常に乾燥していたことを覚えています。
開始日にとても大きな嵐がありましたが、その後は平穏に進み、十分に熟したブドウを収穫することができました。
過去に一度同じビンテージをボトリングしたことがありますが、それはいまでも鮮やかに甦る、感慨深い想い出です。
初めて自分で作ったコニャックをボトリングした年であり、また初めて自分のブランドで発売したのですから。それからたくさんの年が過ぎていった2013年8月30日、私は再びこのビンテージコニャックを瓶に詰めました。
味わってみると、香りはより強く、深くなり、グラン・シャンパーニュのコニャックとして、その品質を惜しげもなく披露してくれています。
ブートビルでゆっくり熟成して、その風土を閉じ込めた味わいをお楽しみください。
ポール・ジロー』
ポール・ジロー家は300年以上にわたりコニャックの生産を続けている伝統ある旧家です。現在ではブドウの選定から始まり、醸造、蒸留、ボトリング、熟成などすべての行程を行っています。
ポールジロー家の畑はグランド・シャンパーニュ地区の東寄りにあります。伝統ある家ですが、自家畑でブドウの収穫まで行うようになったのは第2次世界大戦後のことでした。1970年代から本格的に蒸留まで行うようになったその技術は、とても高く評価されています。
コニャック最優良の地、グラン・シャンパーニュ地区の村にある総面積79,600ヘクタールの土地から生まれるコニャック。1800年代後半からコニャックの生産を始めたポール・ジロー家の畑で、すべての工程を1人で行っています。
伝統的な製法を頑なに守り続け、「ブドウを手摘みから行う最後の生産者」と呼ばれているポール・ジロー氏。蒸留は特に神経を使い、デリケートな工程を長年の勘と経験で作業をしています。
ポール・ジロー氏でなければ作ることができない気品ある香りと味わいを感じることができる、完璧で最高級のコニャックです。