(remy-martin 250anniversary 1724-1974)
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「レミーマルタン」社は初代フランス王であるアンリ4世が、「王国一の美しさ」と称えたシャラント川のある地域に創設されました。
創業者は社名と同じレミーマルタンという人物です。
彼はルイヤックの小さなワイン商の息子として生まれ、父親の背中を見て育ちました。
彼はそのワイン造りの才能をみるみる伸ばしていきます。
30歳になる頃にはワイン造りの技術の高さが評判を呼び、ついに「レミーマルタン」社を創業しました。
「レミーマルタン」社で造られるブランデーはコニャックというものに分類されます。
「コニャック」とは白ブドウを2回蒸留することでできる「オー・ド・ヴィー(命の水)」)をオーク樽で2年以上熟成させたもの、かつフランスのコニャック地方で生産されたものを指し、一般的には高級ブランデーにしか名付けることが許されません。
レミーマルタンは数あるコニャックメーカーの中でも290年以上の歴史を持ち、ブランデーを飲まない人でも名前を聞いたことがある位有名です。
レミーマルタン社のコニャックは香り高いアロマと口当たり滑らかな飲み心地が人々を魅了しているブランデーで、その品質に対するこだわりは並々ならぬものがあります。
1738年には当時ブドウ畑の拡大の禁止をルイ15世から特別に許されたことでも知られています。
かつてある地質学者が定めたとても優れた地質である「グランド・シャンパーニュ」と次に優れている地質である「プティット・シャンパーニュ」からできたブドウを使用しています。
また、「繊細なアロマ」や「滑らかな喉越し」を生み出すため、小さめのアランビック・スチルで原酒を蒸留したあとで小さなオーク樽で長期熟成をする製法を取っているのです。
今回の「レミーマルタン1724-1974」はそんなこだわりの強いレミーマルタン社が創業250年を記念して1974年に発売したものです。
創業当初から熟成されている熟成年数50年~140年の原酒を贅沢にブレンドしており、証明書や木箱がついています。
世界で38709本限定製造と言われているとても希少な商品です。
レミーマルタン社は1724年に創業されました。
創業者がレミーマルタン、ルイヤックの小さなワイン商の息子として誕生しました。
彼は幼いころからワイン造りの手伝いをしており、そこでワイン造りの技術と商いに対する情熱を学びました。
レミーマルタンはワイン造りの才能を次第に開花させ、所有地の拡大と自分の手がけるブランデーをもっと多くの人々に飲んで貰いたいという思いから30歳頃にレミーマルタン社を創設します。
とある地質学者がきめたブドウ造りに最適の地質である「グランド・シャンパーニュ」と次に優れている地質である「プティット・シャンパーニュ」からできた最高級のブドウのみを使用してレミーマルタンは造られるのです。
20世紀後半には「レミーマルタンVSOP」を発表し、世界的な大ヒットを生み出します。
厳選された熟成年数25年の原酒を60種類以上もブレンドしており、まさにコニャックの王道と呼ぶのにふさわしい仕上がりとなっています。
その後、4代目当主であるエミール・レミー・マルタンが「レミーマルタン」社のブランドを確固たるものにするために品質管理体制の見直しや経営方針の決定などを行っていきました。
また、レミーマルタンで忘れてはならないのが最高級ブランデー「ルイ13世」です。
通常、ブランデーには「VSOP」「ナポレオン」「XO」などの等級がつくのですが、あまりにも熟成年数が高いと独自に名前を決めることができるようになります。
この「ルイ13世」の特徴的なボトルはかつてカトリックとプロテスタントが戦っていた戦争跡地でエミールが見つけだしたものでした。
彼はそのボトルをひと目で気に入り、ボトルの複製権を得た後に「ルイ13世」を世に送り出したのです。
現在のルイ13世のボトルはバカラ社がつくっており、そのボトルはすべて職人の手作業で造られています。
レミーマルタンは「グランド・シャンパーニュ」と「プティット・シャンパーニュ」から収穫されたブドウのみを使用し、その品質の高さとこだわりは他のコニャックメーカーには真似できません。
ブドウ畑の拡大が禁止されていた時代でさえ、レミーマルタンは特別に優遇されていたのです。
現在でもブランデーはおろか、お酒を全く飲まない人でさえ「レミーマルタン」という名前は浸透しています。
創業から290年以上経った今でもその人気は衰えることを知らず、繊細で複雑なアロマの香りや絹のように滑らかな飲み心地はブランデー愛好家たちをとりこにして離しません。
時には「レミーマルタンVSOP」のようなコストパフォーマンスに優れたものや、高級店に佇んでその圧倒的な存在感を示している「ルイ13世」などに姿を変えて世界中の人々に愛されています。