(remy-martin-napoleon)
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ブランデーやコニャックといえば聞いたことがあるほど有名なメーカー「レミー・マルタン」。
その人気は知名度だけに留まらず、上品で豊かな香りは世界中のファンを虜にしています。
味わいはバニラやヘーゼルナッツに例えられ、スムーズな口当たりが特徴です。
地質学者が認めた最上級の畑の「グランド・シャンパーニュ」と次に素晴らしい畑である「プティット・シャンパーニュ」の2つのランクの区域からなるブドウ飲みを使用しており、高品質なブランデーを造り続けています。
また、レミー・マルタンといえばわすれてはならないのがレミー・マルタン社が誇る最高級のブランデーである「ルイ13世」です。
これはレミー・マルタン社の4代目当主であるエミール・レミー・マルタンの手によってつくられました。
彼は会社の経営方針や品質の管理において素晴らしい業績を残しており、当時では珍しいコニャックの箱売りなども施策しました。
彼の最大の功績は「ルイ13世」をレミー・マルタン史上もっとも美しいボトルに詰めて発売したことです。
初めはカトリックとプロテスタントの戦争跡地から掘り起こされたものでした。
エミールはイタリアのルネッサンスの影響を受けた美しいボトルを大変気に入り、複製権を取得、その後最上級の畑の「グランド・シャンパーニュ」から造られた最上級のコニャックをつめて「ルイ13世」として世に送り出しました。
レミー・マルタンは小さなワイン商の息子として誕生しました。
幼いころから父のワイン造りを手伝い、その商いに対する情熱やワイン作りの技術などを学びました。
その後、「レミー・マルタン社」を創業しました。
彼の起業家気質と所有地を拡大したいという想いが起業を後押ししました。
使用しているブドウは19世紀後半の地質学者によって格付けされた「グランド・シャンパーニュ」「プティット・シャンパーニュ」の畑からなるものです。
良質なブドウ造りの条件として、水はけの良さや、雨水を蓄える石灰質の層を持っていることなどが挙げられます。
レミー・マルタンは製法にもこだわりを持っており、伝統的な製法である「リーズ蒸留法」を用いています。
「リーズ蒸留法」とは、リーズ(澱)を濾過せずに蒸留する方法のことです。
一般的な蒸留法とは異なり、ゆっくりと時間をかけてリーズを底に沈殿させた後に2度の蒸留を行います。
リーズには豊富なアミノ酸が含まれており、そのアミノ酸を取り除かないまま蒸留することでコクのある豊かな味わいになります。
また、熟成させる樽はリムーザン地方の森で採れた樹齢100年以上のオーク樽が好ましいとされています。
釘などを一切使用せず、火と水を上手に使い分けて樽特有の曲線を生み出して製造しているため、オーク樽が持つ本来の芳醇なアロマを感じることが出来ます。
その卓越した品質管理から「ルイ15世」が特別にブドウ栽培面積の拡大を許したほど、レミー・マルタン社のブランデー造りに対するこだわりは素晴らしいものがありました。
1898年には「レミー・マルタンVSOP」を発表後、レミー・マルタンの人気に火が付きました。
1937年にはアメリカ、68年には香港と海外にまでその販路を拡大し、現在では世界的企業になっています。
現在も使用されている「レミー・マルタン」のシンボルマークは「セントー」と呼ばれ、ケンタウロスがモチーフとなっています。
1874年に4代目のエミール・レミー・マルタンによって商標登録されました。
エミール・レミー・マルタンが射手座だったことと、ギリシャ神話に登場する酒の神「バッカス」の奉仕者である半身半馬のケンタウロスが力強く大地を踏みしめている様が、レミー・マルタンが造り出すコニャックのイメージと相まって発案されました。
また、ケンタウロスは時を司る神「クロノス」の息子でもあり、濾過を行わずゆっくりと時間をかけて造るレミー・マルタンの製法とも合致し、人と獣などの2面性が酒らしさを表現していると考えられています。