(zikon)
最高買取金額 | … | ¥60,000 |
※過去最高金額での買取り結果です。 | ||
平均買取金額 | … | ¥5,000 |
買取本数 | … | 112本 |
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「而今(じこん)」は、仏教の禅の教えであり、蔵の座敷にあった掛け軸からインスピレーションを得て命名されたという由来を持っています。「過去にも、未来にもとらわれず、今、この時を精一杯に生きる」という教えにならう、杜氏の熱い思いが込められているのです。
「而今」の生酒はフレッシュでジューシーな美味しさが際立ち、火入れ酒は火入れの技術に冴えを見せ、旨味とキレの対比が見事のバランスを生み出しています。
実は「而今」のブランドが立ち上がったのは2005年と、それほど昔ではありません。そして、ブランドを立ち上げたその年に、日本で最も権威のある日本酒の品評会「全国新酒鑑評会」で金賞を受賞し、その名をとどろかせました。以降、「而今」は幾度も金賞を受賞しています。
お酒通からビギナーまで幅広い層が楽しめる味わいが、「而今」の魅力。旨味が七色に輝き、五味が多彩に変化すると称賛されるほど、味わい深い日本酒です。
「而今」は、1818年に創業された木屋正酒造で造られています。
この酒造では、昔ながらの製法で酒造りを行っています。米を少量ずつ丁寧に洗い、手作りの麹を使って、時間をかけてゆっくりと発酵させていくのです。この伝統的なプロセスを守ることで、「而今」の味わいが生まれています。
木屋正酒造がある三重県名張市は、万葉の昔より伊勢への宿場町として栄えた街で、「旅には酒」と言われたほどの酒どころ。また、伊賀の地は伊賀米の産地として知られた米どころです。
周囲を山に囲まれており、湧き出る水と冬の厳しい気候は酒造りに適しています。酒米・水・気候という酒造りの好条件がそろっているのです。
「而今」のにごり酒は、メロンやバナナのようなフルーティな香りがほのかに漂います。口に含むと微炭酸であり、すっきりした、それでいてきめ細やかな甘みもあります。
一般的に日本酒は、必要以上に発酵をさせないために「火入れ」という作業を行うのですが、一度「火入れ」をしてしまうと、どうしても生酒のフレッシュ感が無くなってしまいます。
しかし「而今」の場合、火入れしているのにもかかわらず、フレッシュ感が失われていません。
このギャップに多くの人々が魅了され、全国のファンが買い求めるのです。