佐藤（黒）の買取・査定

1906年（明治39年）に姶良郡加治木町において創業した、知る人ぞ知る、鹿児島を代表する歴史ある蔵元です。

戦時中に一時休業を余儀なくされましたが、終戦にともない1952年（昭和27年）に創業を再開。それと同時に、加治木町から、清冽な水の湧き出る牧園町の現在の地へ移転しています。

以前のラベルには、「佐藤」の文字の横に「関平名水仕込」と書かれていたようですが、現在は「本格焼酎」となっています。

仕込みの水は、地下から湧き出るミネラルたっぷりの霧島山麓のすそ野にある天然水（関平鉱泉水）により醸し出されたものを使用しています。この水は、造りの工程全てに使用されています。

飲料水としても人気を集める関平温泉は、1832年（天保3年）、原田丑太郎氏という田舎武士が神のお告げにより霧島山系の南麓の国有林の渓谷内に発見したという伝説があります。

関平鉱泉水は、昔から地元の人々の間で「体に良い」と言われている水です。

そして蔵で働く一人一人が工程の意味をしっかり理解して、想いを込めて取り組んでいくという高い意識を持ち、愛情を込めて造り上げています。