(ezra-brooks)
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エズラ・ブルックスは、1960年代に人気の高かったジャック・ダニエルの対抗馬として発売されました。清流エズラの小川(エズラブルックス)の水を使って造られたので、シカゴの広告会社に勤める男性がブランドネームにその名前を付けたのです。
現在のブランド権は、ミズーリ州のデイヴィッド・シャーマン社であり、同社がボトリングとマーケティングにあたり製品化されています。
法定量を上まわる良質なトウモロコシを使用し、低い温度、低アルコール度数で蒸留するため、味わいがなめらかで芳醇であることが特徴。オールド・エズラの親しみのある味わいは、気軽に飲める美味しいバーボンとして人気があり、熟成による円熟味が楽しめます。
エズラ・ブルックスは、もともとはバーボン蒸留の旧家メドレー家が1950年代に設立した「ホフマン蒸溜所」で製造を始めたケンタッキーストレートバーボンウイスキーで、それまで市場で名は知られていませんでした。
しかし、ブランド所有権者がバーボンの名門メドレー社に移り、PRに努めたため、たちまちブランドとして有名になり、1966年にはアメリカ政府から「ケンタッキー州でもっとも優れた小さな蒸溜所」と称えられました。
その後、メドレー社は解体し、製品はユナイテッド・ディスティラーズ傘下に吸収されます。現在のブランド権は、ミズーリ州のデイヴィッド・シャーマン社にあります。
かつてエズラ・ブルックスの知名度は低く、市場にもあまり出回っていませんでした。しかし、ジャック・ダニエルが人気を博していた時代に、その対抗馬として持ち上げられ、メドレー社によりブランドが広くPRされたのです。
このウイスキーが日本国内で販売されるようになったのは1970年代後半であり、1980年代半ば頃にはプレミアムとして売り出され人気となりました。
エズラで商品化されているのは4種類で、オールド・ブルックス、オールド・エズラ7年、オールド・エズラ12年、オールド・エズラ15年があり、オールド・エズラ15年は日本限定の商品となっています。