ロイヤルハウスホールドの定価はいくら?なぜ高い?どこで飲めるかも解説!

ロイヤルハウスホールドは、気品溢れる特別なスコッチウイスキー。ノンエイジのブレンデッドウイスキーとしては高額な商品としても知られています。
一部地域の限られた場所でしか販売されていない銘柄ですが、世界中に愛される高級ウイスキーであり、贈り物としても人気があります。
今回は、イギリス王室とも関係の深いロイヤルハウスホールドの定価や高級な理由、おすすめの飲み方など、さまざまな情報をお届けしていきましょう。
ロイヤルハウスホールドの特徴

ロイヤルハウスホールドの特徴と言えば、イギリス王室との深い繋がりが挙げられます。
元々イギリス王室専用のウイスキーだったわけなのですが、始まりは当時のイギリス王室皇太子だったエドワード7世が、自分専用のウイスキーを造ってほしい、とジェームス・ブナキャン社に依頼したことかがきっかけでした。
その後皇太子が即位してからは王室御用達となり、ラベルにはイギリス王室の紋章が描かれ、名称も王室を表す「The」がついた「ザ・ロイヤル・ハウスホールド」として誕生します。
残念ながらロイヤル・ワラントが与えられたのは1993年までで、それ以降は「The」もはずれ、紋章もブキャナン社の紋章に変更されてしまいましたが、上品で美しい味わいはまるで貴族のような気分をもたらしてくれます。
ロイヤル・ハウスホールドという名は王室の家を表す意味であり、正真正銘イギリス王室のために造られた特別なものだと分かりますが、実はイギリスと日本、一部地域でしか飲むことができないウイスキーなのです。
昭和天皇がイギリスを訪れた際の交流がきっかけで、日本にだけ輸出を許可されたという、日本にとっても特別な存在であるロイヤル・ハウスホールド。
王室御用達の時代とはレシピが変わってしまっていますが、エレガントで気品漂う逸品であることに変わりはありません。ブレンデッドウイスキーの最高峰とも言われ、45種類の多彩な原酒の美しいブレンド技術による味わいを堪能できます。
商品名 | Royal Household(ロイヤル ハウスホールド) |
---|---|
アルコール度数 | 43度 |
原材料 | モルト・グレーン |
容量 | 750ml |
生産地 | イギリス/スコットランド |
ロイヤルハウスホールドの定価はいくら?

現行品のロイヤルハウスホールドの定価は、2024年2月に販売元であるMHDから価格改定発表があり、43,400円となりました。価格を見ただけで、特別な高級ウイスキーであることがわかります。
世界的なウイスキーブームや原酒不足など、近年ウイスキーは価格改定を行う銘柄も多く価格推移は上がっていく一方なのですが、ロイヤルハウスホールドの市場価格は、今現在定価を下回る価格で手に入れることができそうです。
定価を下回るといっても35,000円以上と高額なウイスキーであることは変わりませんが、やさしく華やかな香りとソフトな口当たりが飲みやすいことや気品ある佇まいで多くの人を魅了しています。
「The」がついていた頃のロイヤルハウスホールドや、数量限定販売された1707アニバーサリーブレンドは希少性が高く、市場では高額で取引されています。
商品名 | 定価 | 市場価格 |
---|---|---|
ロイヤルハウスホールド | 43,400円 | 35,000~45,000円 |
ザ・ロイヤルハウスホールド 特級 | - | 75,000~150,000円 |
ザ・ロイヤルハウスホールド 1707 アニバーサリーブレンド |
1707本限定発売当初 42,000円 |
100,000円前後 |
ロイヤルハウスホールドはなぜ高い?

ロイヤルハウスホールドが高い理由には、まず「王室御用達」というブランドの背景が大きく関係していると言えます。さらに、イギリスと日本でしか飲むことができないと前述しましたが、今現在も輸出は日本しか許可が出されていません。
あえて限られた流通ルートにすることで、希少性のある格式高いブランドイメージが守り続けられています。イギリスとは言っても、バッキンガム宮殿以外に出回っている量は少ないそうで、日本は非常に貴重なウイスキーをいつでも目にすることができるというわけです。
ロイヤルハウスホールドを飲むためにイギリスや日本に訪れる方もいるほどで、ブレンデッドウイスキーとして確固たる地位を築いています。シンプルでありながら堂々と、洗練された姿が歴史を物語っていますね。
また、レシピも非公開で、45種類のモルト・グレーンをブレンドしていることしかわかっていません。それもまた、ロイヤルハウスホールドのブランド精神なのでしょう。
ロイヤルハウスホールドを定価で買う方法はある?

ロイヤルハウスホールドは店頭で見かけることはほとんどありませんが、一部の酒屋では店頭にも置いてあります。しかし、すぐに売り切れてしまうことも多いようです。入荷も不定期なため、見かけた時はラッキーと思っていいでしょう。
ネットショップであれば、いつでも購入が可能です。現行品であれば、定価よりも安く購入することができるでしょう。販売店によって価格の差があるため、信頼できるところから平均的な価格で購入することをおすすめします。
また、バーなどでも飲むことができますが、一杯約3,500円ほどからとかなりお高め。5,000円以上のところもあり、ノンエイジのブレンデッドウイスキーということを考えるとなかなか手が出せないと思う方もいるかもしれません。
しかし、貴重なロイヤルハウスホールドがすぐ手に入る、置いてあるお店であれば飲める、ということを考えると、日本はとてもありがたい環境にあると言えるでしょう。
バーなどで試して美味しいと感じたならば、特別な日にご褒美で購入してみてはいかがでしょうか。
ロイヤルハウスホールドのおすすめの飲み方

イギリス王室の世界観を感じられるロイヤルハウスホールドは、優雅に贅沢な時間を過ごせること間違いなしです。
おすすめの飲み方をご紹介しますので、貴重な一杯を堪能してみてください。
ストレート
ロイヤルハウスホールドの魅力は、華やかな香りとやわらかい口当たりです。アルコールによる刺激も少なくクセもないため、初心者でも飲みやすい銘柄。そのため、まずはストレートで味わうことをおすすめします。
バニラのような甘さとナッツの香ばしさ、ライトでありながら複雑で、洗練された上品な味わいが口の中にやさしく広がります。空気に触れたり時間が経つにつれ、一口ずつ変わっていく印象も繊細に感じとることができます。
エドワード7世や王室の人々が愛した背景を思いながら飲むと、より味わい深く感じられるでしょう。
ロック
ロイヤルハウスホールドは、ロックもおすすめです。冷えることで、ストレートとはまた違った香りや味わいを感じられます。甘みが前に出てくる印象で、加水により飲みやすさも増します。香りが開くことで、より華やかさが際立ち、ロイヤルハウスホールドならではの上品さも溢れます。
少しずつゆっくりと味わうことで、ライトな風味と繊細な変化を堪能できるでしょう。
必ず大きめの氷を入れてお試しください。市販のロックアイスで大丈夫ですが、自宅でも専用の製氷皿があれば簡単につくることができます。
ロイヤルハウスホールドは買取に出すのがおすすめ
ロイヤルハウスホールドは、イギリスだけでなく日本にとっても貴重で特別なウイスキーです。需要も高いことから買取市場でも人気があり、高額で取引が行われている銘柄と言えます。そのためお手元に未開封のロイヤルハウスホールドがある方は、買取に出すこともおすすめ。
お酒買取専門店であるファイブニーズでは、処分に困っているお酒やロイヤルハウスホールドのように貴重な品などの買取を行っています。
ファイブニーズは、お酒に精通したプロが一点一点丁寧に査定し、高価買取を致します。お客様に合わせたさまざまな査定や買取方法をご用意しておりますので、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。
ファイブニーズの「ロイヤルハウスホールド」買取実績
ファイブニーズでは、ロイヤルハウスホールドの買取実績が多数ございます。特に特級表示のある「ザ・ロイヤルハウスホールド」となると希少性もぐっと上がり、高額買取が可能です。時期によって買取価格は変動しますが、ロイヤルハウスホールドは安定的な需要がある銘柄です。
少しでも高く売りたい方は、少しでも新品に近い状態であることを心がけましょう。箱などの付属品があることはもちろん、ボトルのホコリをやさしく拭き取っておくだけでも査定アップにつながります。
お手元にあるロイヤルハウスホールドの価値を知りたい方は、ぜひファイブニーズの無料査定をご利用下さい。
買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
---|---|---|
2024年11月11日 | ロイヤル・ハウス ホールド 750ml | ¥18,000 |
2024年10月17日 | ロイヤル・ハウス ホールド 750ml | ¥16,000 |
2024年9月29日 | ロイヤル・ハウス ホールド 750ml | ¥20,999 |
2024年8月24日 | ロイヤル・ハウス ホールド 750ml | ¥23,000 |
2024年7月26日 | ザ・ロイヤル・ハウスホールド 特級表示 750ml | ¥44,000 |
▼ロイヤルハウスホールドの買取:ロイヤルハウスホールドを高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
まとめ
今回は、イギリス王室と関係の深い特別なブレンデッドウイスキー、「ロイヤルハウスホールド」について解説致しました。王室を思わせる上品な味わいを堪能できるロイヤルハウスホールドは、高額ではあるものの、他の国々とは違い、日本はネットショップなどで購入が可能な環境にあります。
特別な日のお祝いや贈り物、自分へのご褒美としてもおすすめな銘柄ですので、気になる方はぜひお試しください。
また、飲まずにお手元にある方は、買取を検討してみるのもいいでしょう。