ジョニーウォーカー(ブルーラベル・グリーンラベル・黒ラベル・赤ラベル)の定価とおすすめの種類は?

ジョニーウォーカーは、世界的に有名なウィスキーです。
今回は、ジョニーウォーカーの特徴や種類、使われている原酒のこだわり、さらには気になる定価や市場価格についても詳しく解説します。
ジョニーウォーカーの奥深い世界を知ることで、自分にぴったりの一本を見つけるヒントが得られます。高級ラインや限定品についても紹介し、ウィスキーの楽しみ方が広がる内容になっています。
ジョニーウォーカーの魅力を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
ジョニーウォーカーとは?

ジョニーウォーカーはどんなウィスキー?
ジョニーウォーカーは、スコットランド発祥の世界的なブレンデッド・ウィスキーブランドです。厳選されたモルトウィスキーとグレーンウィスキーを絶妙なバランスでブレンドしており、香り高く奥行きのある味わいが魅力です。
様々なラベルがありますが、特にブルーラベルは高級ウィスキーとしても知られ、ウィスキー愛好家に高く評価されています。
使用される原材料は、大麦麦芽やグレーンなど、品質にこだわったものばかり。また、ジョニーウォーカーは世界各地の酒類品評会で多数の受賞歴を誇り、味と品質の両面で信頼できるブランドです。
ジョニーウォーカーの歴史

ジョニーウォーカーの歴史は、1820年にスコットランドのキルマーノックでジョン・ウォーカーが開いた食料雑貨店から始まります。
当初は紅茶や香辛料などを扱っていましたが、1830年代から独自にブレンドしたウィスキーの販売を開始。ウィスキーは当時、品質にばらつきがあったため、安定した味を求める顧客の間でウォーカーのブレンドが人気を集めるようになります。
息子アレクサンダー・ウォーカーが事業を継ぎ、1860年にはスコッチウィスキーとして本格的なブランド展開を開始しました。1909年にはラベルの色で商品を分類するスタイルを導入し、「レッドラベル」「ブラックラベル」などが誕生。
以来、ジョニーウォーカーは世界的なブランドへと成長し、現在では200以上の国と地域で販売されている、世界有数のスコッチウィスキーの象徴的存在となっています。
ジョニーウォーカーの味わい

ジョニーウォーカーの最大の魅力のひとつは、幅広いラインナップと、それぞれ異なる味わいの豊かさにあります。ラベルによって使用される原酒や熟成年数、製法が異なり、それぞれが個性を持っています。
たとえば、軽快でスパイシーなものから、スモーキーで重厚なタイプ、さらには芳醇で複雑な味わいを持つモルトブレンドや、なめらかで繊細な高級ラインまで実に多彩です。
そのため、初心者が入り口として気軽に楽しめるものから、ウィスキーに慣れた愛好家が深く味わえる一本まで、幅広い層のニーズに応えることができます。また、飲み方もストレートやロック、ハイボールなど自由自在で、シーンや気分に合わせて楽しめる点も魅力のひとつです。
これから紹介する各ラベルには、それぞれ異なる個性と背景があります。自分の好みや目的に合った一本を選ぶ参考として、ぜひチェックしてみてください。
ジョニーウォーカーの種類
ブルーラベル

ジョニーウォーカー・ブルーラベルは、熟成年数にこだわらず、世界中から選び抜かれた希少な原酒をブレンドして作られる、シリーズの中でも上位に位置するブレンデッドウィスキーです。
特定の熟成年数を表示せず、その時点で最高の味わいと品質を追求するため、選び抜かれた個性的なシングルモルトやグレーンウィスキーが贅沢に使われています。
豊かな蜂蜜やドライフルーツ、スパイスの香りが調和し、口に含むと非常になめらかで深いコクが広がります。余韻は長く続き、繊細で複雑な味わいが楽しめることから、世界中のウィスキー愛好家から高い評価を受けています。
日本国内では公式に希望小売価格は設定されていませんが、流通価格は約30,000円前後(税込)が目安です。限定仕様の特別なボトルや木箱入りはさらに高額になることもあります。
また、買取市場でも高い人気があり、保存状態が良ければ20,000円〜25,000円程度での査定が期待できます。贈答用や記念日など、特別なシーンにふさわしい贅沢な一本としておすすめです。
グリーンラベル
ジョニーウォーカーのグリーンラベルは、モルトウィスキーのみをブレンドした珍しいタイプのウィスキーで、15年以上熟成されたモルト原酒のみを使用しています。モルトウィスキーならではの豊かな香りと深いコクが楽しめ、他のラベルにはない上品さと複雑さが魅力です。通常のブレンデッドウィスキーとは異なり、グリーンラベルはシングルモルト原酒のブレンドであるため、香りや味わいに一層の深みと個性が感じられます。
日本国内での流通は限定的で、一時期は入手困難な状況が続きました。現在の流通価格は700mlボトルで約5,100円〜6,000円(税込)が目安ですが、こちらも希望小売価格は公式には設定されていません。
モルト好きの間で特に人気が高く、香り高く味わい深いウィスキーを求める方におすすめです。ゆったりと時間をかけて楽しむのに適した一本で、特別な日や贅沢なひとときに最適です。スモーキーさとフルーティーさが絶妙に調和しています。
黒ラベル

ジョニーウォーカーの黒ラベルは、12年以上熟成された原酒を中心にブレンドされた、シリーズの中核を担う定番モデルです。
スモーキーな香りとともに、バニラやトフィーの甘みが感じられる、深みのある味わいが特徴で、ウィスキーらしい豊かなコクを楽しみたい方におすすめです。飲み口はまろやかでありながらしっかりとした力強さがあり、ストレートやロック、またはお湯割りでも美味しくいただけます。
日本国内での流通価格は700mlボトルで約2,600円〜3,800円(税込)程度が一般的ですが、公式な希望小売価格は公表されていません。品質に対して比較的手頃な価格帯として評価されており、家庭用だけでなくバーやレストランでも広く採用されています。
幅広い層から支持されている理由は、そのバランスの良さにあります。熟成感とスモーキーさが調和し、ウィスキーの魅力を存分に味わえるため、ウィスキー愛好家からも高い評価を受けています。初級者から中級者まで満足できる一本です。
赤ラベル

ジョニーウォーカーの赤ラベルは、シリーズの中でも最も親しみやすく、カジュアルに楽しめるブレンデッドウィスキーです。
スパイシーでフルーティーな香りが特徴で、軽やかで飲みやすい味わいから、ウィスキー初心者や若い世代にも人気があります。シンプルながらバランスの良い味わいは、ストレートやロックはもちろん、ソーダ割りやカクテルのベースとしても使いやすいです。
日本国内ではコンビニやスーパー、ドラッグストアなど幅広く流通しており、700mlボトルの流通価格はおおよそ1,100円〜1,800円(税込)と、非常に手に取りやすい価格帯となっています。公式には希望小売価格は設定されていませんが、販売店によって価格差があるため、購入の際は価格を比較するのがおすすめです。
お手頃な価格で日常的に楽しめることから、多くの人に愛されているロングセラーのラベルです。初めてのウィスキーや普段使いの一本としてぴったりの選択肢です。
ブルーラベルウルトラは数量限定販売
ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラは、2025年に世界888本限定でリリースされた超プレミアムなブレンデッドウィスキーです。ジョニーウォーカー史上でも類を見ない希少なモデルで、使用されているのは閉鎖された蒸留所の原酒を含む、特別に選び抜かれた高品質なウィスキーばかり。アルコール度数は55%と高めでありながら、驚くほどなめらかでバランスの取れた味わいが特長です。
ボトルは、ティアドロップ型の手吹きガラス製で、キャップを除いた重量はわずか180gと世界最軽量クラス。サステナブル素材を使用したパッケージも特徴的で、竹製のフレームや再生素材の格子ストッパーなどが採用されています。
外箱にはマスターブレンダー、エマ・ウォーカー博士のサインも刻まれており、コレクション性の高さも魅力です。
日本国内での希望小売価格は230,000円(税別)と正式に発表されており、一般的なブルーラベルとは一線を画す存在となっています。
まとめ
ジョニーウォーカーは、ウィスキーの初心者から上級者まで楽しめる、世界的に評価の高いブランドです。ラベルごとに個性があり、価格帯や味わいも多彩。ブルーラベルやウルトラのような高級品から、赤ラベルのような日常使いの一本まで、目的に応じた選び方が可能です。
中でも希少なモデルは買取市場でも高値が付きやすく、不要なウィスキーがあればぜひ査定を検討してみてください。
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