山崎12年の定価はいくら?定価で買いたい人必見!入手方法を徹底解説

日本を代表するシングルモルトウイスキー「山崎12年」は、その芳醇な香りと深い味わいで多くのファンを魅了しています。
しかし近年では、需要の高まりと供給の制限から、定価での入手が非常に難しくなってきました。
ここでは、山崎12年の定価や価格高騰の背景、定価で手に入れるための具体的な方法、さらには購入が難しい場合の代替手段についても詳しく解説します。
希少な山崎12年を手に入れたいと考えている方に向けて、知っておきたい情報を丁寧にご紹介します。
山崎12年の定価はいくら?

サントリーシングルモルトウイスキー「山崎12年」700mlボトルの定価は、税抜15,000円(税込16,500円)、ミニチュアボトル(50ml)は、税抜1,320円(税込1,452円)です。
この価格は、2024年4月に実施された価格改定によるもので、それ以前の700mlボトルは税込11,000円でした。
近年のジャパニーズウイスキーブームや原酒不足の影響で、定価での入手が難しくなっており、実際の市場価格は2万円台後半から3万円台に達することもあります。
そのため、定価での購入を希望する場合は、今回ご紹介する方法を試していただくと同時に、販売情報などをこまめにチェックし、入荷のタイミングを逃さないことが重要です。
特に週末やイベント時期には入荷が集中する傾向もあるため、事前の情報収集が成功のカギを握ります。
商品名 | 定価(税込) | 市場価格(税込) |
---|---|---|
山崎12年 700ml | 16,500円 | 約25,000~35,000円 |
山崎12年 50ml | 1,452円 | 約3,000~4,000円 |
山崎12年はなぜ定価より高い?

山崎12年が定価を超える価格で取引される背景には、いくつかの明確な理由があります。
特に大きな要因として挙げられるのが、長期熟成が必要な原酒の不足、そして世界的な賞の受賞によってブランド価値が高まったことです。
以下では、その2つの理由について詳しく解説していきます。
①原酒不足
山崎12年が高値で取引される最大の理由のひとつが、「長期熟成が必要な原酒の不足」です。ウイスキーは製造から瓶詰めまでに長い年月を要するため、すぐに増産することができません。さらに山崎12年に使用される原酒は、12年以上熟成されたものに限られるため、需要の急増に対して供給がまったく追いついていないのが現状です。
特に2000年代にウイスキーの国内消費が落ち込んだことで、当時仕込まれた原酒の量が少なく、今になってその影響が大きく現れています。
結果として、山崎12年は店頭に並ぶことすら珍しい希少な存在となったことで、プレミアム価格がつくのも自然な流れといえるでしょう。
このような背景から、手に入りにくい=価格がどんどん高くなるという構図が成立しています。
②ISCのウイスキー部門で金賞を受賞
山崎12年がさらに注目を集め、高値で取引される要因となったのが、国際的な品評会での受賞歴です。特に「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」におけるウイスキー部門での金賞受賞は、その品質の高さを世界に知らしめる大きなきっかけとなりました。
ISCは世界中の蒸留酒が厳正な審査を受ける名門のコンペティションであり、そこでの受賞は「世界的な評価が確定した証」として捉えられます。
この受賞により、海外のバイヤーやコレクターの注目が一気に集まり、国内流通量がさらに圧迫される結果となりました。
信頼ある第三者機関からの高評価は、ブランド価値の向上に直結し、山崎12年の希少性と市場価値を一段と押し上げることになったのです。
山崎12年を定価で買えた事例は?

山崎12年は定価での入手が困難なウイスキーですが、実は定価で購入できた例もある一定数は存在します。
ここでは、大型ショッピングモールや主要百貨店、家電量販店やふるさと納税など、実際の入手例をもとにご紹介します。
①大型ショッピングモールで購入
大型ショッピングモール内の酒売り場では、ごくまれに山崎12年が定価で販売されることがあります。特に全国展開しているチェーン系モールでは、数か月に一度、または不定期で入荷があるケースも報告されています。タイミングが合えば、整理券を配布して販売することもあるため、事前に店舗の情報をSNSやアプリでチェックしておくのがポイントです。
また、モールによってはお酒の販売スケジュールを店頭掲示していることもあります。地元の常連客が入荷情報を把握していることも多いので、店員さんに「山崎12年はいつ頃入ることが多いですか?」と聞いてみるのも有効です。
抽選販売の場合もあるので、公式サイトも確認しておきましょう。
②百貨店で購入
百貨店の洋酒売場も、山崎12年の定価販売が期待できる場所のひとつです。特に酒類専門の売り場を常設している百貨店では、限定本数での販売や、顧客向け優待イベントで山崎12年が登場することがあります。
事前告知されずに店頭に並ぶ場合もあるため、定期的に足を運んだり、百貨店のメールマガジンやアプリを活用して最新情報をチェックしておくと良いでしょう。
また、百貨店の外商を通じて優先的に購入できたという事例もあります。会員向けの抽選や特別販売に参加するには、ある程度の購入履歴や外商とのつながりが必要ですが、機会があれば登録しておく価値はあります。
③家電量販店で購入
意外かもしれませんが、大手家電量販店の酒売り場で山崎12年が定価で販売されるケースもあります。中でもヨドバシカメラやビックカメラのように、お酒を専門に取り扱うフロアを設けている店舗では、抽選販売や不定期入荷が行われることがあります。
ポイント還元率が高いため、定価で購入できれば実質的な割引価格で手に入れられるのも魅力のひとつです。また、店舗によっては公式アプリやメール会員に対して先行情報が届くこともあるため、登録しておくと有利です。
入荷は突然のことが多いため、近隣の店舗を日常的にチェックしておくとチャンスに巡り会えるかもしれません。
④酒屋で購入
昔ながらの個人経営の酒屋でも、山崎12年を定価で販売していることがあります。大手流通には出回らないルートから入荷する場合や、地域密着のつながりで入手できることもあるため、こまめに訪問して情報収集するのがポイントです。
また、常連客に対して優先的に販売されるケースもあるため、顔なじみになっておくことでチャンスが広がります。最近では、InstagramやX(旧Twitter)などで入荷情報を発信している酒屋も増えており、SNSのフォローは欠かせません。
すぐに売り切れることが多いため、通知をオンにしておくと即座に対応できるでしょう。地道な行動が定価購入への近道です。
⑤ふるさと納税で購入
ふるさと納税の返礼品として山崎12年を選べる自治体もあります。寄付金額は高めに設定されているものの、実質的に定価相当で入手できる手段として注目されています。特に長野県や山梨県など、一部の自治体で返礼品に指定されていることがあり、ふるさと納税ポータルサイトで「山崎12年」と検索すると見つかることがあります。
ただし、数量限定で毎年すぐに受付が終了してしまうため、開始時期を事前にチェックし、申込み開始と同時に手続きを行う必要があります。
過去に寄付して山崎12年を受け取ったという人の口コミも多く、確実に入手したい人には狙い目の方法です。
山崎12年をプレミア価格でも入手したい場合

山崎12年は入手困難な国産ウイスキーとして広く知られており、定価での購入が極めて難しい状況が続いています。そのため、やむを得ずプレミア価格での購入を検討する人も多く見られます。
たとえば、ドン・キホーテなどのディスカウントストアでは、定価を上回る価格で陳列されることがあります。また、ヤフオクやメルカリといったネットオークションやフリマアプリでも頻繁に出品されていますが、こうした個人間取引では、保存状態の劣化や偽物のリスクがあるため注意が必要です。
購入前にはラベルの状態や液面、製造年などをよく確認しましょう。より安心して購入したい場合は、ウイスキー専門店や信頼性の高い正規販売店の通販サイトを利用するのがおすすめです。
どうしても早く入手したい、特別な日や贈答用に必要な場合には、納得のうえでプレミア価格を受け入れる選択肢もあるでしょう。
山崎12年を飲む方法はある?

山崎12年は定価で手に入れるのが難しいプレミアムウイスキーですが、ボトルで購入するのではなく、グラスでその味を楽しむのであれば、可能な方法がいくつかあります。
ここでは、山崎を味わうためのさまざまな方法をご紹介します。
山崎蒸溜所で有料の試飲ができる
山崎12年を試してみたい方にとって、最も本格的で特別な体験ができるのが「山崎蒸溜所」での有料試飲です。サントリーが運営するこの蒸溜所では、山崎ブランドの歴史や製造工程に触れながら、実際に山崎12年をはじめとする貴重なウイスキーをテイスティングすることができます。
事前予約制で、見学ツアーやウイスキー館の利用にはスケジュールの確認が必要ですが、現地で味わう山崎12年は格別です。
プロによる説明を聞きながら味わえるので、初心者にもわかりやすく、より深くウイスキーの魅力を知ることができます。限定商品が並ぶ売店もあり、ファンにとってはまさに聖地と呼べるスポットでしょう。
バーやホテルなどの取扱店で飲む
山崎12年は、専門のバーや高級ホテルのラウンジにおいて、グラス単位で提供されていることがあります。特にウイスキーの品揃えに力を入れているバーでは、定期的に入荷されることもあり、希少な山崎12年を比較的気軽に味わうことができます。
価格は一杯あたり2,000円〜3,000円程度と高めですが、ボトル購入よりはるかにハードルが低く、品質管理もしっかりされているため、安心して楽しめるのが魅力です。
また、バーのバーテンダーに飲み方や味わい方を相談すれば、より自分に合った飲み方が見つかるかもしれません。記念日や特別な日の一杯としてもおすすめです。
新幹線の車内販売を利用する
山崎12年を意外な場所で味わえる方法のひとつが、新幹線の車内販売です。東海道新幹線の「のぞみ」や「ひかり」のグリーン車限定で、モバイルオーダー専用メニューとして山崎12年のミニボトルが提供されています。
価格は通常よりやや高めですが、プレミア価格に比べれば手頃で、移動中に本格的なウイスキーを楽しめる特別感があります。公式メニューに掲載されているため、現時点では「常設メニュー」として提供されており、タイミングが合えばいつでも注文可能です。
ただし、数量限定で提供されているため、混雑時などは売り切れとなることも。事前に注文方法を確認しておくと、確実に味わえるチャンスが広がります。
山崎12年は買取に出すのがおすすめ
山崎12年は、市場でも高い人気を誇るプレミアムウイスキーのひとつです。近年では定価での入手が難しく、ネット上では定価の2〜3倍以上の価格で取引されることも珍しくありません。そうした背景から、中古市場でも高い需要があり、未開封で保存状態が良ければ、思いがけない高値で買取される可能性があります。
特に、贈答品としてもらったけれど飲む機会がない、コレクション整理のために手放したいといった場合には、買取を検討する価値があります。
山崎12年は流通数が限られていることもあり、買取価格が比較的安定して高値を維持しているのも特徴です。中でも信頼できる専門店に依頼すれば、相場に見合った適正な価格での取引が期待できます。
ファイブニーズの「山崎12年」買取実績
ファイブニーズでは、サントリー山崎12年の高価買取を多数行っており、多くのお客様からご好評をいただいています。買取価格は、製造年代やボトルデザイン、保管状態、箱や冊子、替栓、シリアルナンバーなど付属品の有無によって変動します。また、相場も日々変化するため、事前に査定をご依頼いただくことで、最新の価格を確認できます。
ファイブニーズでは、LINE・メール・電話・出張買取など、多様な方法でご相談・お申し込みを受け付けております。本数が多い場合や遠方の方にも対応できる体制を整えておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
---|---|---|
2025年4月30日 | 山崎 12年 ピュアモルト 響マーク 750ml | ¥19,000 |
2025年4月20日 | サントリー 山崎 12年 シングルモルト 100周年記念蒸溜所ラベル 700ml | ¥16,500 |
2025年3月21日 | サントリー 山崎 12年 シングルモルト 700ml | ¥18,800 |
2025年3月1日 | サントリー 山崎 12年 シングルモルト 700ml | ¥18,500 |
2025年2月12日 | サントリー 山崎 12年 シングルモルト デコレーションボトル 700ml | ¥15,000 |
▼山崎12年の買取:山崎12年を高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
まとめ
山崎12年は、税込11,000円で購入できたウイスキーでしたが、現在の定価は税込16,500円と大きく値上がりしています。さらに、店頭ではほとんど見かけることがなく、市場ではプレミア価格で取引されることが一般的です。山崎12年を楽しむには、グラスで味わう機会を活用するほか、定価で購入できる可能性のある店舗やサービスをこまめにチェックするのがポイントです。
また、山崎12年を手放す際も、信頼できる買取業者を選ぶことで、価値を正しく評価してもらえる可能性が高いでしょう。