響21年の定価はいくら?価格高騰の理由や定価で買う方法も解説!

「響21年」は、日本が誇るプレミアムウイスキーとして、日本のみならず世界中のウイスキーファンから注目を集めています。その芳醇な香りと深い味わいは、まさに特別な1本。
しかし近年は品薄状態が続き、価格も高騰の一途をたどっています。現在では、定価で購入するのが非常に難しい状況が続いています。
本記事では、響21年の定価や価格が上がっている理由、そして定価で手に入れるための方法や、試飲できるチャンスについても詳しくご紹介します。
響21年の定価はいくら?

「響21年」の最新の希望小売価格(定価)は、税別55,000円(税込60,500円)です。これはサントリーが2024年4月に発表した価格改定によるもので、以前の定価(税込35,200円)から大幅に引き上げられました。
この値上げは、原酒の長期熟成に時間がかかることや、ジャパニーズウイスキーの国際的な人気が高まったことが背景にあります。とはいえ、この定価で店頭に並ぶことはほとんどなく、抽選販売や特別なセット販売などに限られます。
実際には、市場価格で10万円を超える価格がつくことも珍しくありません。そのため、「響21年を定価で買えるかどうか」は、運とタイミングに大きく左右されるのが現状です。
響21年はなぜ高い?

響21年が高額で取引されている理由は、大きく3つあります。
まず1つ目は、「原酒の希少性」です。
響21年は、最低でも21年以上熟成されたモルト原酒とグレーン原酒をブレンドして作られています。味わいは、レーズンや杏のようなフルーティーな香りに、奥行きのある上品な甘さが特徴。21年熟成ならではの重厚感と、気品あふれる深いコクが魅力です。これだけ長期間寝かせたウイスキーは非常に貴重で、そもそもの生産量が限られています。
2つ目は、「国内外からの高い評価」です。
響21年は、世界的なウイスキー品評会で数々の賞を受賞しています。「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」など名だたる大会で金賞を獲得しており、ブレンデッドウイスキーの分野での評価を押し上げた1本です。その実績が、海外のコレクターやウイスキーファンの注目を集め、需要をさらに押し上げています。
そして3つ目は、「供給不足と転売の増加」です。
ジャパニーズウイスキーの人気が高まる中、長期熟成タイプはすぐに増産できないため、常に品薄状態が続いています。その希少性に目を付けた転売も相次ぎ、定価の何倍もの価格で取引されることも少なくありません。こうした背景から、響21年の市場価格は高騰を続けているのです。
響21年を定価で買う方法は?

響21年は高い人気と希少性から、定価で購入するのは非常に難しいのが現状です。しかし、まったく手が届かないわけではありません。
抽選販売や特定の販路を活用すれば、定価で手に入れるチャンスも残されています。ここでは、響21年を定価で購入するための代表的な方法を2つご紹介します。
①百貨店や大型酒販店の抽選販売を利用する
響21年を定価で購入するもっとも現実的な方法の一つが、百貨店や大手酒販店が実施する「抽選販売」に応募することです。伊勢丹、三越、高島屋などの有名百貨店では、年に数回、限定本数で高級ウイスキーの抽選を行っています。またリカーマウンテンや、やまやなどの大型酒販店も、店舗やオンラインショップで同様の企画を行っていることがあります。
抽選販売は人気が高く、当選確率は高いものではありませんが、当たれば正規の価格で購入できる大チャンスです。SNSやメルマガをフォローして最新情報を逃さずキャッチするのがおすすめです。
地道な努力が当選確率を上げることになるので、ぜひ試してみてください。
②ウイスキー福袋を狙う
もうひとつの方法が、「ウイスキー福袋」を狙うことです。年末年始や大型連休のタイミングで、百貨店や専門店が数量限定で販売するウイスキー福袋には、響21年が入っていることがあります。もちろん中身が事前に明かされていないものもありますが、「高級ウイスキー入り」と記載されていたり、価格帯から想定できることも。
特に、ウイスキーに力を入れているお店では、ファンを驚かせるようなレア銘柄を福袋に仕込んでくることも多く、響21年が入っていたという報告もSNS上で見かけます。
ただし、あくまで運次第のため、必ず入手できるわけではありません。ですが、挑戦する価値は十分にあるでしょう。
響21年を飲む方法はある?

響21年は人気と希少性の高さから、ボトルを手に入れるのは簡単ではありませんし、価格も高騰しています。
そのような状況の中で、「一度は飲んでみたい」と思う方のために、ボトルを買わずに味わう方法も存在します。
今回は、響21年の魅力を体験できる2つの方法をご紹介します。
①山崎蒸溜所の試飲
サントリー山崎蒸溜所では、ウイスキーの歴史や製造工程を学びながら、実際に製品の試飲ができるツアーが開催されています。この中で、響21年の有料試飲が提供されることがあります。もちろん時期や在庫状況によって提供されていないこともありますが、ウイスキー好きにとって、一度は訪れたい場所です。試飲料金は1ショット数千円程度とやや高めですが、それでもボトルを購入するよりは、はるかにお手頃です。
また、他の限定ウイスキーも試飲できることがあり、貴重な体験となるでしょう。施設内にはギフトショップも併設されており、運が良ければ響のグッズや限定商品に出会えることも。
訪れる際は事前に予約が必要な場合が多いため、公式サイトで最新情報を確認しておくことをおすすめします。
②バーなどを利用する
蒸溜所まで足を運ぶのは、距離や時間の制約で難しいという方も多いかもしれません。そんなときにより身近な選択肢となるのが、バーの利用です。響21年も、こうしたバーで提供されていることがあります。価格は1ショットで数千円〜1万円を超えるまでと、お店によって異なりますが、香りや余韻をじっくり楽しめる特別な時間が過ごせます。
特に、ホテル内のバーや老舗のウイスキーバーは、響21年を扱っている確率が高いです。バーテンダーとの会話を通じてウイスキーの背景を聞いたり、飲み方のアドバイスをもらったりできるのもバーへ足を運ぶ楽しみの一つです。
事前に問い合わせて在庫の確認をしておくと確実でしょう。
響21年は買取に出すのがおすすめ
もし自宅に響21年のボトルが眠っているなら、今が売り時かもしれません。先述の通り、響21年は希少性と人気の高さから、中古市場でも非常に高値で取引されています。未開封で保存状態が良ければ、定価の数倍の金額での買取が期待できます。
また、古くても保存状態が悪くなければ、高額査定となるケースも多いため、捨てる前にぜひ一度査定に出してみましょう。
ファイブニーズでは、店舗に足を運ばずとも、写真を送るだけで査定が完了するオンライン買取サービスも充実しています。さらにウイスキーに詳しい査定士がしっかりと価値を見極めてくれるので安心です。
ファイブニーズの「響21年」買取実績
ファイブニーズでは、響21年の高価買取を多数行ってきた実績があります。たとえば、2024年時点では響21年の定価は33,000円(税抜)でしたが、その時点でも約70,000円での買取実績があり、定価の2倍近い価格がつくケースも珍しくありませんでした。そして2025年現在、響21年の定価は55,000円(税抜)に引き上げられています。
定価の上昇は市場価値の再評価につながるため、今後は買取価格もさらに高くなっていくことが予想されます。保存状態が良い未開封品であれば、より高額での査定が期待できるでしょう。
現在ご自宅に響21年をお持ちで、飲まずに保管しているという方は、ぜひ一度、ファイブニーズの無料査定をご利用ください。
買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
---|---|---|
2025年5月14日 | サントリー 響 21年 700ml | ¥59,000 |
2025年4月21日 | サントリー 響 21年 700ml | ¥66,000 |
2025年1月9日 | サントリー 響 21年 700ml | ¥67,000 |
2024年11月1日 | サントリー 響 21年 スペシャルボトルコレクション 2008 有田焼 色絵牡丹文瓢箪形瓶 陶器ボトル 600ml |
¥300,000 |
2024年8月8日 | サントリー 響 21年 スペシャルボトルコレクション 2001 九谷焼 古九谷風駿馬文瓶 陶器ボトル 600ml |
¥330,000 |
▼響21年の買取:響21年を高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
まとめ
響21年は、日本が世界に誇るプレミアムウイスキーとして、高い人気と価値を誇る1本です。定価は55,000円(税抜)とされていますが、市場ではそれを大きく上回る価格で取引されており、簡単には手に入りません。それでも抽選販売や福袋など、入手のチャンスはあります。また、山崎蒸溜所やバーなどを活用すれば、グラスで楽しむことも可能です。
さらに、もし自宅に眠っている響21年があれば、高額買取の可能性もあります。その際は専門店の査定を活用すれば、安心して売却できるでしょう。