竹鶴ピュアモルトの定価はいくら？どこで買える？入手方法を徹底解説！

ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏から名付けられたピュアモルトウイスキー「竹鶴」。通年販売商品でありながら、品薄と噂されるほど人気が高い銘柄です。

絶妙なバランスでヴァッティングされた飲みやすさが魅力で、ジャパニーズウイスキーを代表する銘柄のひとつとして注目が集まっています。2020年には年代物の終売と竹鶴ピュアモルトのリニューアルも発表され、大きな話題を呼びました。

今回は、そんな竹鶴ピュアモルトについての基本情報から定価、入手方法までご紹介していきましょう。

竹鶴ピュアモルトとは？

竹鶴ピュアモルトは、ニッカウヰスキーから販売されているピュアモルトウイスキーです。

ニッカウヰスキーが所有する余市蒸溜所と宮城峡蒸留所のそれぞれ個性が異なるモルト原酒を巧みな技術でヴァッティングしています。

最大の特徴は、“モルトウイスキーでありながらブレンデッドウイスキーのような飲みやすさ”。ジャパニーズウイスキーの父とも言われる竹鶴氏が、生涯をかけて追い求めた味わいです。

モルトの甘みと深いコクにりんごや杏のようなフレッシュな華やかさ、やわらかにビターの余韻。バニラや樽の香りが複雑に混じり合う、広がりのある味わいが魅力です。

日本だけでなく世界にも評価される竹鶴ピュアモルトは、入手困難な商品としても知られており、定価購入も難しいとされています。

2020年にはリニューアルが行われ、旧ボトルと言われる黒ラベルは現行ボトルよりもさらに入手が難しくなっています。

竹鶴ピュアモルトの定価はいくら？

現行品竹鶴ピュアモルトの定価は、700mlで7,000円（税別）です。

2013年に発売が開始された竹鶴ピュアモルト定価は、驚きの2,290円。その後、原料など各種コストの高騰により2015年9月、3,000円に価格改定されました。

そして2020年のリニューアル時は4,000円（税別）での発売となります。しかし、原酒不足などによるさまざまな理由から、竹鶴ピュアモルトを含む多くのジャパニーズウイスキーが値上げの対象に。

現行ボトルも4,400円から4,950円、そして2024年4月には7,700円へと価格改定が行われました。定価の価格推移や昨今の物価高などによる経済情勢を考えると、今後も定価が下がることは考えにくく、今以上の値上げの可能性もあると言えます。

年	定価
2013年（発売当初）	2,290円
2015年	3,000円
2020年（リニューアル時）	4,400円
2022年	4,950円
2024年～現在	7,700円

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竹鶴ピュアモルトはなぜ高い？

竹鶴ピュアモルトは、定価が値上がりしていくだけでなく、市場価格も高騰しています。そのため定価での購入は難しく、品薄とまで噂されているのはなぜなのでしょうか。

ここでは竹鶴ピュアモルトが高騰している3つの理由を解説します。

原酒不足の影響

市場価格が高騰する大きな理由のひとつが、原酒不足です。

これは竹鶴シリーズだけではなく、ジャパニーズウイスキー全体における問題ともいえます。ウイスキーは熟成に時間がかかるお酒であるため、市場に出回るまでにどうしても長い時間を要します。

竹鶴ピュアモルトはノンエイジではあるものの、一気に生産量を増加させることは難しく、需要に対して生産が追いつかないのが現状と言えるでしょう。

特に年代物のウイスキーとなると、何十年もの期間がかかり、生産量も少なくなります。そのため竹鶴シリーズの年代物は、惜しまれながらも終売となってしまいました。

国際的な評価

竹鶴ピュアモルトを含む竹鶴シリーズは、世界的な賞を数多く受賞しています。

竹鶴ピュアモルトは、WWAで2度、ISCでは金賞を6度受賞しています。この受賞をきっかけに竹鶴の名は世界に広まり、日本内外で高い知名度と評価を得ることになりました。ジャパニーズウイスキー自体の人気も高まり、国内外の市場で注目されるようになりました。

世界中からの需要が急増したことと、日本でもNHK連続テレビ小説の「マッサン」の影響で注目を集めていたこともあり、竹鶴のブランド価値が高まったと考えられます。

さらに、供給が追いついていない希少性というのも価格高騰の理由と言えるでしょう。

受賞年	受賞内容
2014年	ISC　金賞 WWA　ベスト・ジャパニーズ・ブレンデッドモルトウイスキー
2016年	ISC　金賞
2018年	ISC　金賞
2020年	ISC　金賞
2022年	ISC　金賞
2023年	WWA　ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー
2024年	ISC　金賞

竹鶴ピュアモルトの黒ラベルはさらに高額に

同じ商品名の竹鶴ピュアモルトであっても、リニューアル前の通称”黒ラベル”と、現行品である”白ラベル”の市場価格には差があります。現在公式に黒ラベルの販売は行われていないため、希少性が高まり価値が上がっているのです。

黒ラベルは販売当時の価格が3,000円だったのに対し、現在の市場価格は15,000円前後。ここまで高額になっている理由は単なる希少性だけではなく、その味わいにもあります。色合いや味、香りが”現行品とは異なっている”と、注目が集まっています。

新ラベルと比べてみると、黒ラベルの方がややリッチな味わいで、見た目の色も濃く、竹鶴の個性が強く出ている印象を持つ方が多いようです。この異なる味わいを飲み比べたい、とさらに需要が高まり、定価の約5倍という価格で取引されています。

竹鶴ピュアモルトを定価で買う方法は？

品薄であるとは言え、竹鶴ピュアモルトは通年販売されている商品。市場価格は高騰していますが、定価で買うチャンスももちろんあります。

竹鶴ピュアモルトはどこで買えるのか、定価で購入できる場所や方法を3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

通販サイト

Amazonや楽天市場など大手通販サイトでは、竹鶴ピュアモルトだけでなく、終売となってしまった年代物の竹鶴シリーズも購入することができます。

通常は定価を上回る価格帯ですが、不定期で販売されているウイスキーのおみくじや福袋のラインナップに竹鶴シリーズが含まれていることがあります。

確率は低いとしても、当選すれば定価もしくは定価を下回る価格で購入できるチャンスです。当選できなかったとしても、ウイスキー好きには嬉しいラインナップになっていることが多いため、試してみる価値は十分にあると言えるでしょう。

コンビニやドラッグストア

コンビニやドラックストアでも定価購入できるチャンスがあります。

セブンイレブンの一部店舗では、定価で店頭に並んでることがあります。Xなどで竹鶴の目撃情報を更新している人も多いため、情報をうまく集めながら店舗を巡ってみるといいでしょう。

また、ドラックストアのウエルシアでは会員限定の抽選販売を行っています。竹鶴を含むジャパニーズウイスキーがラインナップされており、当選すれば定価で購入ができます。直近では2025年4月にも行われていました。

コンビニやドラックストアは活用する頻度も多い場所ですので、行く度にお酒コーナーを覗いてみましょう。

百貨店やスーパー

イオンなどのスーパーや百貨店の酒屋でも定価で店頭に並ぶことがあります。しかし、竹鶴ピュアモルトのように人気がある商品はすぐに売り切れてしまうことが多く、出会えた場合はかなりの幸運だと思っていいでしょう。

そんな百貨店やスーパーでの狙い目は、ギフトシーズンです。例えば年末年始やお歳暮、父の日などに入荷されることが多いようです。また、新規オープンやリニューアル後なども取り揃えている場合が多いため、こまめに情報を得るといいでしょう。

また、定価購入ができる抽選販売を行っていることもあります。応募するには条件がある場合があるため、確認してから挑戦してみてください。

竹鶴ピュアモルトは買取に出すのがおすすめ

竹鶴ピュアモルトは市場価格も高騰しており、需要があるジャパニーズウイスキーであるため、買取市場でも人気があります。飲まずに眠っている竹鶴ピュアモルトがあるのであれば、買取も検討してみましょう。

お酒買取専門店であるファイブニーズでは、独自の販売ルートを活かした高価買取を行っています。

店頭・宅配・出張の3つからお選び頂くことができ、お客様に合わせた適切な対応でお手伝い致します。また、査定は完全無料で、手軽なLINE査定やオンライン査定などにも対応しています。

知識が豊富なスタッフによる買取サービスをぜひご利用ください。

ファイブニーズの「竹鶴ピュアモルト」買取実績

ファイブニーズでは、竹鶴ピュアモルトの買取実績が多数ございます。

現行品の白ラベル、旧ボトルの黒ラベル、2,900本限定発売品のシェリーウッド フィニッシュなど、竹鶴ピュアモルトを少しでも高価買取したい方は、ぜひファイブニーズへお任せください。

少しでも高く売るためには、箱などの付属品を一緒に査定に出しましょう。傷やボトルの保存状態でも査定金額に差が出てしまうため、できるだけ綺麗な状態で査定に出すことが高価買取のポイントです。

お手元にある竹鶴ピュアモルトの価値を知りたい方は、ぜひファイブニーズまでお気軽にご相談下さい。 　 　 　 　 　

買取日	買取商品	買取価格
2025年4月22日	ニッカ 竹鶴 ピュアモルト 白ラベル 700ml	¥5,000
2025年3月20日	ニッカ 竹鶴 ピュアモルト 白ラベル 700ml	¥5,000
2025年2月2日	ニッカ 竹鶴 ピュアモルト シェリーウッド フィニッシュ 700ml	¥58,000
2024年12月23日	ニッカ 竹鶴 ピュアモルト 白ラベル 700ml	¥6,500
2024年11月16日	ニッカ 竹鶴 ピュアモルト 黒ラベル 700ml	¥7,200

関連リンク
▼竹鶴の買取：竹鶴を高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ

まとめ

ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏の「本物のウイスキーを日本人に飲んでもらいたい」という夢から始まり、追い求めて完成した竹鶴ピュアモルト。

まるでブレンデッドウイスキーのようなやわらかさと飲みやすさは、日本人の味覚にも合い世界からも評価されている、素晴らしいウイスキーとして愛され続けています。

なかなか店頭では見かけることができない貴重なウイスキーですが、全く購入できないわけではありません。こまめに情報をチェックし、自分に合った方法で手に入れてみてください。