サントリーローヤル12年の定価はいくら?入手する方法や買取価格についても解説!

国産ウイスキーの中でも根強い人気を誇る「サントリーローヤル12年」。
重厚で華やかな味わいとクラシックなデザインボトルで、長年にわたって愛されてきた銘柄です。しかし、現在は終売となっており、定価での入手は難しくなっています。
本記事では、サントリーローヤル12年の特徴や歴史、ボトルの種類別の違いと価格、入手方法、さらには買取相場まで詳しく解説。手元にローヤル12年がある方には、買取に出すメリットもご紹介します。
読み終える頃には、サントリーローヤル12年の魅力と価値がきっと見えてくるはずです。
サントリーローヤル12年とは?

サントリーローヤル12年は、サントリーが誇るプレミアムブレンデッドウイスキーの一つです。
ローヤルシリーズの中でも上位に位置づけられ、12年以上熟成させたモルトとグレーン原酒を贅沢にブレンドして造られています。その味わいは、なめらかで奥深く、ほんのりと甘い香りとともに上質な余韻を楽しめるのが特徴です。
ローヤル12年は、ただのウイスキーではなく、贈答用や記念日に選ばれる特別な一本として人気があります。ボトルデザインにもこだわりがあり、鳥居をモチーフにしたキャップが特徴的で、重厚感のあるデザインは“王冠”のようにも見えます。見た目にも高級感が漂い、コレクション性も高いお酒です。
アルコール度数は43%。バランスの取れた味わいの中に、熟成由来のウッディさやフルーティーな甘みが感じられるのが魅力です。ストレートやロックでゆっくりと楽しむのに最適な一本として、ウイスキー愛好家から高い評価を受けています。
現在は終売となっているため市場流通は限られていますが、その希少性がかえって人気を高め、プレミアム価格で取引されることも珍しくありません。
サントリーローヤル12年の歴史

サントリーローヤル12年は、1980年代後半から1990年代にかけて製造・販売されていた国産ブレンデッドウイスキーの名品です。
もともと1960年に登場した「サントリーローヤル」は、サントリー創業者・鳥井信治郎氏の“集大成”として開発されたブランド。その上位ラインとして「12年」が登場したことで、より長期熟成された深みのある味わいが追加されました。
当時の日本はウイスキーブームの真っただ中。海外製品に引けを取らない品質と、手頃な価格帯が相まって、ローヤル12年は贈答品やビジネスギフトとしても多く用いられました。そのため、家庭やオフィスのキャビネットに常備されていたという方も少なくありません。
しかし、時代の移り変わりとともにウイスキー需要が低迷し、サントリーは生産の効率化やラインナップの見直しを行うことに。その影響を受けて、サントリーローヤル12年も終売となり、現在では入手困難な一本となっています。
その後の復刻や再販の動きはなく、現在流通しているローヤル12年は当時の在庫や個人所有品が中心です。そのため、今では希少価値の高いオールドボトルとしてコレクターやファンの間で高い人気を維持しています。
サントリーローヤル12年の定価はいくら?

サントリーローヤル12年の定価はいくらなのか気になる方も多いでしょう。
ここでは、代表的なラベルであるブルーラベルとブラックラベルを中心に、それぞれの販売当時の定価や現在の市場価格についてご紹介します。
サントリーローヤル12年 ブルーラベル
ブルーラベルは、サントリーローヤル12年の中でもとくに高級感のある仕様で、青を基調としたラベルが特徴です。アルコール度数は43%で、芳醇な香りとまろやかな口当たり、そして熟成感のある深いコクが楽しめます。1990年代にかけて限定的に販売されており、現在では入手が難しい貴重な一本です。当時の定価は4,000円前後とされていますが、希少性の高さから中古市場では7,000円〜15,000円ほどで取引されることもあります。
ギフト用として特別に販売されていたこともあり、化粧箱付きで保存状態が良ければ、さらに高値がつく傾向があります。
サントリーローヤル12年 ブラックラベル
ブラックラベルは、落ち着いたデザインが特徴のローヤル12年の代表的なラベルです。こちらもアルコール度数は43%で、ややビターな味わいとスモーキーさを含んだ風味が特徴。日本人の味覚に合う親しみやすいウイスキーに仕上がっていて、ロックやストレートで楽しむのに適しています。
発売時期は1997年〜2000年初頭にかけてで、定価は3,000円前後とされていました。現在の市場価格は6,000円〜12,000円程度。とくにラベルやボトルに傷みが少なく、保存状態の良いものは高額で取引されやすいです。ギフトや法人用に用意されていたケースもあり、当時の箱付きボトルは人気です。
サントリーローヤル12年 その他のラベル
サントリーローヤル12年には、ブルーラベルやブラックラベルのほかにも「ゴールドラベル」や「シルバーラベル」といった限定的なバリエーションが存在します。いずれもアルコール度数は共通して43%ですが、ブレンドされている原酒や味わいの設計にそれぞれ個性があります。
ゴールドラベルは、熟成感のあるリッチな香りと深いコクが特徴で、なめらかな口当たりが魅力。一方、シルバーラベルはやや軽やかで繊細な風味に仕上がっており、爽やかな飲み心地を楽しめます。
それぞれのラベルは販売地域や流通ルートが限定されていたため、市場に出回る数は少なく希少性があります。現在では入手困難なことも多く、状態の良いものはコレクター市場において高値で取引されるケースも見られます。
複数のラベルを飲み比べて、その違いを味わうのもローヤル12年の楽しみ方のひとつです。
サントリーローヤル12年が入手しづらい理由

サントリーローヤル12年が現在入手困難となっている主な理由は「終売」されたことにあります。すでに製造が終了しており、正規のルートでは新品を購入できません。そのため、現在流通しているローヤル12年はすべて「中古品」や「個人保管品」が中心となります。
また、近年の国産ウイスキーブームの影響もあり、オールドボトルへの注目が高まり、ローヤル12年にも再び人気が集まっています。その結果、プレミア価格での取引が当たり前となり、状態が良いものは競争率が高く、すぐに売り切れてしまうことも多くなっています。
さらに、保存状態によって価値が大きく変わるため、きれいなボトルを探すのは一層難しくなっています。このような背景から、今後も価格が上がる可能性があり、入手はますます困難になると予想されます。
サントリーローヤル12年を定価で買う方法はある?

基本的に、サントリーローヤル12年はすでに終売しているため、当時の定価で新品を購入することは難しいのが現実です。
ですが、稀にリサイクルショップや地方の酒屋、古物商などで「在庫処分」として安価で売られているケースがあります。こうした情報はネットに出回らないことも多いため、地道な店舗巡りが鍵になるでしょう。
また、ネットオークションやフリマアプリ(メルカリ・ヤフオクなど)でも出品されることがあります。価格は7,000円〜15,000円前後が相場ですが、タイミングによっては掘り出し物が見つかることも。ただし、購入時はボトルの状態や開栓有無、保存環境などをしっかり確認することが大切です。
一方、専門の酒販店やオールドボトル専門店では、保存状態の良いボトルを比較的安心して購入できます。価格はプレミア価格となりますが、品質の保証や返品対応がある場合もあり、信頼性の面ではおすすめです。
定価での入手は難しいものの、複数のルートを駆使すれば希望の価格帯で見つかる可能性もあります。
サントリーローヤル12年の美味しい飲み方

サントリーローヤル12年は、長期熟成された原酒のまろやかなコクと深みを持つウイスキーです。その上品な味わいを最大限楽しむには、飲み方にもこだわりたいところ。
まずおすすめなのは「ストレート」。香りと味のバランスが取れており、加水せずにそのまま飲むことで、熟成の奥深さや原酒の豊かさをしっかり堪能できます。
次に試したいのが「トワイスアップ」。常温の水をウイスキーと1:1で割ることで、香りがふわっと広がり、アルコールの刺激が和らいで飲みやすくなります。ウイスキー初心者や食後のリラックスタイムに最適な飲み方です。
また、氷を入れた「ロック」スタイルも人気。ゆっくりと溶ける氷によって味の変化が楽しめ、甘みやコクが徐々に引き立っていきます。
最後に、「ハイボール」もおすすめです。炭酸水で割ることで爽快感が加わり、食中酒としてもぴったり。上品な香りと余韻を楽しめる、大人の贅沢な一杯になります。
ボトルの種類や熟成感によって味わいも微妙に異なるため、シーンや気分に合わせて飲み方を変えるのが、サントリーローヤル12年をより楽しむポイントです。
サントリーローヤル12年は買取に出すのがおすすめ
サントリーローヤル12年は、現在すべてのモデルが終売となっており、中古市場でも高い人気を保っています。そのため、飲まずに保管してあるボトルをお持ちの方には、買取に出すことを強くおすすめします。特に箱付きや、保存状態が良ければ、想像以上の高額査定が期待できることも。ファイブニーズでは、電話・LINE・オンライン査定・出張・実店舗など、さまざまな方法で簡単に査定が可能です。
さらに、即日現金化や査定後のキャンセル無料など、安心して利用できる仕組みが整っています。また、業界トップクラスの販売ルートを活かした高価買取も当社の強み。スピード感と査定額のバランスに優れており、他社と比べてもご満足いただけるサービスを提供しています。
ご自宅で眠っている未開封のローヤル12年がある場合は、ぜひ一度お気軽に査定をご依頼ください。
ファイブニーズの「サントリーローヤル12年」買取実績
ファイブニーズでは、これまでに多数の「サントリーローヤル」の買取実績があります。特にブルーラベルやブラックラベルなど人気の高いモデルは高価買取の対象となり、箱付き・保存状態良好なものは、1万円以上の査定価格がつくことも珍しくありません。
高く売るポイントとしては、ラベルの汚れやボトルの液面低下が少ないこと、付属品(箱・冊子)が揃っていることなどが重要です。ご自宅にあるボトルがどのモデルかわからない場合でも、写真を送るだけで簡単に無料査定が可能です。
査定額を知ってから売るかどうかを決められるため、初めての方でも安心してご利用いただけます。
買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
---|---|---|
2024年01月05日 | サントリー ローヤル 12年 黒ラベル 700ml | ¥1,500 |
▼ローヤルの買取:ローヤルを高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
まとめ
サントリーローヤル12年は、1995年に登場した熟成年数表記付きのプレミアムモデルで、現在では全て終売となっており、市場での希少価値が高まっています。ブルーラベルやブラックラベルをはじめとするラインナップは、味わいやデザインにもこだわりが感じられ、多くのウイスキーファンから高評価を得ています。
飲み方によって表情を変える奥深さも魅力で、コレクションとしてだけでなく、実際に楽しむ価値もある逸品です。もし飲まないまま保管しているボトルがあれば、買取を検討するのも賢い選択です。