三郎丸の定価は?ラインナップと特徴を解説
「三郎丸」という名前を聞くと、ウイスキー好きなら思わず心が躍ってしまうのではないでしょうか。
富山県にある老舗、若鶴酒造の「三郎丸蒸留所」がつくるこのウイスキーは、その強烈な個性とこだわり抜いた品質で、今や世界中のファンから熱視線を浴びています。
限定のシングルモルトなどは人気が高く抽選販売になることも多いですが、ラインナップによっては定価で購入できるものもあります。
今回は、三郎丸の魅力やラインナップ、そして気になる定価や購入のコツについて詳しく解説していきます。
三郎丸とは?
富山の大地で育まれる「三郎丸」が、なぜこれほどまでにウイスキーファンを虜にするのでしょうか。
その理由は、伝統を守りつつも驚くような挑戦を続けているからです。
ここでは、三郎丸の凄さを象徴する4つのポイントを紹介しますね。
国内外のウイスキーアワードでの連続受賞
三郎丸の実力は、世界的なコンテスト「WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)」での華々しい実績が証明しています。これはイギリスの専門誌が主催する最高峰の品評会で、部門ごとに「ワールドベスト」という世界一の称号を競うものです。
2023年の大会では、三郎丸蒸留所から4品が入賞。
なかでも「THE SUN 2022」や「シングルモルト 三郎丸 2019 The Founder」が、各部門のトップであるカテゴリーウィナー(部門最高賞)と金賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げたことから、安定した評価の高さはまさに折り紙付きといえますね。
世界初の鋳物製ポットスチル「ZEMON(ゼモン)」
三郎丸蒸留所の最大の特徴といえば、世界初の鋳物製ポットスチル「ZEMON(ゼモン)」です。地元・富山の伝統産業である高岡銅器の技術を活かして開発されました。
この「ZEMON」を使うことで、銅と錫の反応によりお酒がまろやかになり、これまでにない高品質な原酒を生み出すことができます。
伝統工芸とウイスキー造りが融合した、まさに日本が誇るイノベーションの結晶といえますね。
徹底した「ヘビリーピーテッド」への追求
三郎丸が愛される理由の一つに、突き抜けた「スモーキーさ」があります。三郎丸蒸留所では、原料となる麦芽に強くピート(泥炭)を焚き込んだ「ヘビリーピーテッド」のスタイルを貫いています。
使用されているのは、本場スコットランドのアイラ島から産出されたピート。
内陸産のものとは異なり、海風の影響を受けたアイラ島産のピートは、スモーキーさの中に潮気を感じさせる独特の香りを生み出します。
この本格的な香りこそが、三郎丸の魂ともいえる魅力です。
地元・富山の「ミズナラ」を活かした熟成
ウイスキーの味わいを決める「樽」にも、三郎丸らしいこだわりが詰まっています。注目すべきは、地元・富山県産のミズナラを使用して、地元の木材業者や木工職人と共同開発した「三四郎樽」です。
希少な国産ミズナラ、それも地元産を使うことで、三郎丸独自のオリジナリティを追求しています。
富山の厳しい自然の中で育った木々が、長い年月をかけてウイスキーに深いコクと香りを与えてくれる。
そんな郷土愛あふれる熟成プロセスも魅力の一つです。
三郎丸のラインナップと定価
三郎丸には、タロットカードをモチーフにした印象的なラベルのシリーズや、ブレンデッドなど多彩なラインナップがあります。ここでは、それぞれの特徴と気になる定価、参考買取価格について紹介します。
シングルモルト三郎丸VII
2025年11月に登場した「三郎丸VII THE CHARIOT(ザ・チャリオット)」は、三郎丸蒸留所の新たな到達点といえる一本です。このボトルの最大の特徴は、三郎丸史上最強となる「フェノール値80ppm」という超高濃度のピーテッド麦芽を使用していること。
口に含んだ瞬間に広がる圧倒的なスモーキーさと、それに負けない力強い麦の甘みが複雑に絡み合います。
メーカー希望小売価格は19,800円(税込)です。
リリースされたばかりで注目度が非常に高く、ウイスキーファンの間では既に争奪戦となっているため、今後の市場価値や参考買取価格も定価を上回る高水準で推移することが予想されています。
シングルモルト三郎丸II
「三郎丸II THE HIGH PRIESTESS」は、世界的な賞を受賞した伝説的な一本です。
2019年に蒸留された原酒をメインに使用しており、高貴な焚き火の煙のようなスモーキーさの中に、完熟したフルーツやバニラを思わせる繊細な甘みが美しく調和しています。
幾重にも重なる複雑なフレーバーと、長く続く優雅な余韻が特徴で、三郎丸が目指す「洗練されたピート香」を体現した仕上がりです。
当時のメーカー希望小売価格は13,750円(税込)でしたが、現在は既に「完売」となっており入手は極めて困難で、非常に資産価値の高いボトルとして知られています。
シングルモルト三郎丸III
「三郎丸Ⅲ THE EMPRESS」は、木桶発酵による乳酸発酵がもたらす「フルーティーさ」と「モルティさ」が高い次元で両立した一本です。2020年から2024年にかけて熟成された原酒がブレンドされており、奥深いピート香の中に、ドライフルーツやダークチョコレートを思わせる濃厚なコクが溶け込んでいます。
皇帝のような重厚感ある余韻は、まさにシリーズの集大成。
メーカー希望小売価格は16,500円(税込)ですが、本数限定のため既に完売。
コレクター垂涎の価値あるボトルとなっています。
シングルモルト三郎丸IV
「三郎丸IV THE EMPEROR」は、力強く乾いた「内陸のピート」と、潮気のある「海のピート」という2種の個性を融合させた重厚な一本です。
荒野から立ち昇る煙のようなストレートなスモーキーさに、木桶発酵由来のモルティな甘みが絶妙な厚みを与えています。
アプリコットや天津甘栗を思わせる芳醇な風味が、皇帝の名にふさわしい威風堂々とした飲み応えを演出しています。
メーカー希望小売価格は17,600円(税込)ですが既に完売。
それでも、シリーズ屈指の力強さを求めるファンから熱く支持されています。
ブレンデッド「THE SUN」シリーズ
三郎丸の魅力をより広い層に届けるために生まれたのが、ブレンデッドの「THE SUN」シリーズです。
自社蒸留の力強いモルト原酒に、厳選されたグレーン原酒を絶妙に配合。
バニラの甘さと穏やかな潮風のような薫香が重なり、ロックやハイボールでもその個性が引き立ちます。
「THE SUN 2022」などのメーカー希望小売価格は10,780円(税込)ですが、こちらも数量限定のため現在は公式サイトを含め完売状態が続いています。
非常に人気が高く、中古市場でも定価に近い8,000円〜10,000円前後の価格で安定して取引されている、評価の高いブレンデッドシリーズです。
三郎丸の買取実績
三郎丸はその希少性から、中古市場でも非常に高い価値がついています。
当社ファイブニーズでの最新の買取実績の一部をご紹介すると、「三郎丸 II ザ ハイ プリーステス 2019-2024 」の買取価格は ¥50,000、「三郎丸 IV THE EMPEROR ジ・エンペラー 2020-2024 」の買取価格 ¥23,000です。
このように、三郎丸は定価以上の査定額がつくケースが多くあります。
「昔買ったけど飲まずに置いたまま」「コレクションを整理したい」という方は、ぜひ一度、査定依頼をしてみてください。
ファイブニーズでは、LINEや電話、オンライン、店舗での査定が可能で、出張買取にも対応しています。
| 買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 2025年08月11日 | 三郎丸 Ⅵ ザ・ラバーズ シングルモルト 2020/2021-2025 アイラ&ハイランドピーテッド 48% 700ml | ¥11,000 |
| 2025年04月07日 | 三郎丸 Ⅴ TTHE HIEROPHAN ハイエロファント 2021-2024 へビリー・ピーテッド 48% 700ml | ¥8,000 |
| 2025年03月28日 | 三郎丸 ザ・サン ファイナル 700ml | ¥4,000 |
▼三郎丸の買取:三郎丸を高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
まとめ
富山が生んだ傑作ウイスキー「三郎丸」。世界初の鋳物製ポットスチル「ZEMON」による革新的な造りや、徹底したヘビリーピーテッドへのこだわりは、飲めば納得の素晴らしさです。定価での購入は競争率が高く簡単ではありませんが、その分、手に入れた時の喜びはひとしおです。
もしお手元に眠っている三郎丸があれば、一度無料査定を利用してその価値を確かめてみるのも良いかもしれません。