(izumino-homare)
最高買取金額 | … | ¥15,000 |
※過去最高金額での買取り結果です。 | ||
平均買取金額 | … | ¥10,500 |
買取本数 | … | 6本 |
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「泉の誉」の蔵元は新屋酒造で、現在は雲海酒造に吸収されました。雲海酒造は2000年に鹿児島工場を完成させ、新屋酒造を継承し本格焼酎を製造しています。
「泉の誉」は、地元の方には高い支持を受けていました。味わいとしては、濃厚な香りが芋焼酎らしく、芋の甘みが口に広がります。辛口でキリッとした味わいですが、しっかりとした芋の旨みも感じられます。
高い支持を受けていた「泉の誉」ですが、現在は製造されていないことから、かなり希少性が高いお酒となりました。
新屋酒造は1902年(明治35年)、豊かな清水に恵まれた鹿児島県出水市で創業しました。原料にこだわり、手作業で焼酎造りをしていた蔵元でしたが、2000年に雲海酒造により吸収合併されました。
吸収合併される前、新屋酒造の代表銘柄として製造されていた芋焼酎が「泉の誉」です。和紙でできたレトロなデザインと髭文字のラベルが、飲み手に懐かしさを感じさせてくれます。
「泉の誉」は雲海酒造に継続して造られていましたが、現在は終売になってしまいました。
ちなみに、雲海酒造の創業は1967年(昭和42年)です。
新屋酒造は稼動当時、「女性たちにも喜んでもらえる焼酎や、都会の人々にもアピールできるおしゃれな焼酎、また環境保全型農業の契約栽培による原料を使い、伝統西方で造るこだわりの焼酎が必要」という考えで操業していたそうです。
稼動時、消費税がアップされたこともあり、焼酎業界自体が存亡の危機に揺れていたため、時代を先取りしていた女性たちのための焼酎はヒットに至らず終わったそうです。
しかし現在、新屋酒造の意思を受け継いだ雲海酒造は、その精神を生かし、女性向け商品のリリースを行っています。