五泉市は、新潟県下越地方にある市です。ぼたん栽培が盛んであり、苗木の生産量は全国1位。さらに切花では全国2位の生産量を誇っています。
市内にある東公園には「ぼたん百種展示園」があります。その名の通り、120品種5000株以上のぼたんが、毎年5月頃に大輪の花を咲かせています。
そして五泉市で有名なのが、「チューリップ」です。五泉市は、県内でも有数なチューリップの産地として知られています。
五泉市では、チューリップを出荷するだけではなく、見て楽しんでもらおうと、市が生産者に依頼してチューリップの畑を巣本地区に1ヶ所に集めて毎年チューリップ畑をつくっています。
近年では、オランダから球根を輸入して新たな品種を栽培しており、150万本以上のチューリップが咲き誇る様はまさしく絶景です。
そんなチューリップの豆知識としては、「チューリップは同じ畑で続けて栽培」が出来ないということが上げられます。
何故出来ないかというと、土の中に病気が出てしまうから。そのため五泉市のチューリップ畑も、毎年少しずつ場所を変えながら育てられています。
そしてさらに、チューリップ畑のチューリップは球根を育てるために栽培されているものです。そのため、球根に栄養が行くように花が散る直前に手で摘んでしまいます。
なんだか勿体無い気もしますが、でもまた来年綺麗なチューリップが咲くのを楽しみに待つしかないですね。
この花摘みは、春の風物詩として行われていますので、時期が合う方は是非一度見に行ってみてはいかがでしょうか。
【代表的な酒造メーカー】
・近藤酒造 代表銘柄“菅名岳”
ブナの原生林に湧き出る「どっぱら清水」は、大雨でも濁る事が無く炎暑でも涸れることがない誇り高き湧き水であり、その水質は透明感のある淡麗なお酒を造るのには最適な軟水といわれています。
酒造りの全てに関わってくる水。1年で1番寒くなる「寒の入り」から九日目に汲んだ水が最も澄んでいて最高のお酒が出来るとそうです。
近藤酒造では、その仕込み水を求めて雪を踏みしめながら、10~20リットルのタンクを背負い山道を歩きます。。
美味しい日本酒を造るための元である仕込み水。これほど大変な思いをして汲み上げた水が美味しいお酒造りの秘訣なのでしょう。