厚岸ウイスキーの定価は?高い理由や参考買取価格も紹介
近年、日本産ウイスキーの中でも特に注目を集めている「厚岸ウイスキー」。北海道・厚岸町の自然豊かな環境で生まれたこのウイスキーは、発売と同時に即完売するほどの人気を誇ります。
しかしその一方で、「なぜそんなに人気なの?」「どこで買えるの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、厚岸ウイスキーの魅力や高騰の理由、定価や購入方法についてわかりやすく解説します。
厚岸ウイスキーとは?どんなお酒?
厚岸ウイスキーの原点は、スコットランド・アイラ島のウイスキーづくりへの憧れと敬意にあります。冷涼湿潤な気候やピート(泥炭)など、似た自然条件を持つ北海道・厚岸町の風土を活かし、日本ならではのスモーキースタイルを追求しています。
製造は2016年に本格始動。最大の特徴は、厚岸で蒸溜・熟成されたモルト原酒のみで造られる「シングルモルト厚岸」シリーズで、その完成度は国内外から高く評価されています。
さらに、複数の原酒をブレンドした「ブレンデッド厚岸」シリーズも展開され、いずれも厚岸らしい個性を感じられる構成です。
原料にはスコットランド産のピーテッド麦芽や国産の二条大麦を使用し、仕込み水には厚岸の清らかな天然水を採用。熟成にはミズナラ樽やバーボン樽など複数の樽を使い分け、繊細で奥行きのある香味を実現しています。
アイラモルトを彷彿とさせるスモーキーさに、厚岸特有の潮気やピート感が重なり、他のジャパニーズウイスキーにはない存在感を放っています。柔らかな口当たりと、時間とともに変化する複雑な味わいも大きな魅力。
四季や自然をテーマに名付けられた限定ボトルは、コレクション性も高く、多くのウイスキー愛好家から支持を集めています。
厚岸ウイスキーの定価はいくら?
厚岸ウイスキーはシリーズや種類によって価格差が大きく、特にシングルモルトはプレミア価格で取引されることが多くなっています。
一方で、ブレンデッドシリーズは比較的定価に近い価格で購入できることもあり、種類ごとの価格動向を把握しておくことが重要です。
いずれも限定生産のため、リリース直後から完売するケースが多く、特に「寒露」や「芒種」などのシングルモルトは、二次流通市場で定価の2~3倍以上の価格がつくこともあります。
また、シングルモルトは原料や熟成にコストがかかり、希少性も高いため高騰しやすい一方、ブレンデッドは比較的流通量が多く、後期リリースのものや再販品であれば定価に近い価格で購入できる可能性もあります。
| 商品名 | 定価 | 市場価格 |
|---|---|---|
| 厚岸シングルモルトウイスキー寒露 | 16,500円 | 60,000円~ |
| 厚岸ブレンデッドウイスキー雨水 | 11,000円 | 28,000円~ |
| 厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー芒種 | 16,500円 | 45,000円~ |
| 厚岸ブレンデッドウイスキー処暑 | 11,000円 | 45,000円~ |
厚岸ウイスキーはなぜ高い?
厚岸ウイスキーが高い理由は、希少性と品質の高さが大きく影響しているようです。
生産本数が限られており、熟成に時間をかけたクラフトウイスキーであるため、供給に対して需要が上回る状態が続いています。
以下でその背景を詳しく解説していきます。
生産量に制限がある
厚岸ウイスキーの価格が高騰している大きな理由の一つが「生産量の少なさ」です。厚岸蒸溜所は小規模なクラフト蒸溜所であり、大量生産ができない体制となっています。一つひとつの工程に手間と時間をかけているため、生産本数が限られており、年に数回のみの限定販売となっています。
さらに、品質を重視するために、出荷前の熟成期間も十分に確保。結果として市場に出回る本数は非常に少なく、プレミア価格がつく要因となっています。
原料や水へのこだわり
厚岸ウイスキーの品質を支える大きな要素の一つが、厳選された原料と仕込み水へのこだわりです。麦芽にはスコットランド産のピートモルトと北海道産のノンピート麦芽を使用し、それぞれの個性を活かした風味を表現しています。
仕込み水は、蒸溜所近くを流れる尾幌川の支流・ホマカイ川の上流から採取されています。その澄んだ水はウイスキーづくりに理想的な環境を提供しています。さらにこの水は、アイラ島のように泥炭(ピート)層を通っているため、独特のミネラルと風味を含んでいます。
冷涼で湿潤、海風の影響を受ける厚岸の地で、こうした水と原料が融合し、ゆっくりとウイスキーの熟成が進んでいくのです。
熟成時間
厚岸ウイスキーは、冷涼で湿潤な北海道・厚岸町の気候を活かし、ゆっくりと熟成が進むのが特徴です。ウイスキーとして「ジャパニーズウイスキー」と認められるには、木樽で3年以上の熟成が必要です。これは週に換算すると150週以上。厚岸蒸溜所ではこの1週ごとの品質のブレを防ぐために、製造工程のすべてを厳密に管理し、丁寧なウイスキー造りを徹底しています。
一方、リリース初期には「厚岸NEW BORN FOUNDATIONS」という熟成期間の短いシリーズも販売されており、将来の厚岸ウイスキーを見通す“原酒の個性”を体感できる貴重な商品として人気を集めました。
熟練した職人による技術
厚岸ウイスキーは、経験豊富な蒸溜職人たちの手作業によって丁寧に造られています。スコットランドでの研修経験を持つスタッフが在籍し、伝統的なスコッチ製法と日本独自の感性を融合させた技術が強みです。蒸溜器や樽も厳選されており、ミズナラ樽やバーボン樽などを使い分けることで、複雑で奥深い味わいを実現しています。
また、ブレンダーの堀川健一氏をはじめ、すべての工程で「ブレのない一本線」を目指した製造管理が徹底されており、週ごとの変化に目を配りながら品質を維持。職人の技と心構えが、厚岸ならではのウイスキーを支えているのです。
需要の高さ
厚岸ウイスキーは国内外のウイスキーファンから高い評価を受けており、リリースのたびに即完売するほどの人気を誇ります。特に「ジャパニーズウイスキー」の評価が国際的に高まる中、希少な国産クラフトウイスキーとして厚岸ブランドの価値は急上昇しています。また、リリースされるボトルごとに異なるテーマが設定されており、コレクター需要も非常に高いのが特徴です。
このように、供給量に対して需要が圧倒的に多いため、プレミア価格がつきやすくなっています。
厚岸ウイスキーを定価で買う方法は?
厚岸ウイスキーを定価で手に入れるには、いくつかの方法があります。それぞれに特徴があり、確実に手に入れるには情報収集とタイミングが重要です。
以下で詳しくご紹介します。
正規取扱店で買う
厚岸ウイスキーを定価で手に入れたいなら、まずは正規取扱店での購入を検討しましょう。百貨店や専門酒販店でのウイスキーイベントなどで不定期に販売されることがあり、販売情報は事前に告知されるケースも多いため、各店舗のSNSやメールマガジンをチェックするのが有効です。
ただし、人気が非常に高いため、店頭に並ぶことはまれで、販売開始と同時に完売することも少なくありません。どうしても手に入らない場合は、信頼できるリカーショップやオークションサイトでプレミア価格にて購入するのもひとつの方法です。
正規ルートで購入することにより、偽物や品質劣化のリスクを避けることができるため、少々高くても安心して購入できるというメリットがあります。
厚岸蒸溜所で買う
厚岸ウイスキーを現地で体験したい方には、厚岸味覚ターミナル「コンキリエ」が実施する蒸溜所見学ツアーがおすすめです。通常非公開の厚岸蒸溜所内を、専属ガイドとともに見学できる貴重な機会で、蒸溜工程から熟成庫までを間近で見ることができます。ツアー後は、コンキリエ内にて、厚岸ウイスキー「二十四節気シリーズ」や、地元飲食店限定の「牡蠣の子守唄2025」を試飲できます。海を望む絶景の中で味わう一杯は格別です。
また、コンキリエでは数量限定でウイスキーの抽選販売も実施されており、2025年5月には「厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー『立夏』」が120本限定で抽選販売されました。
こうしたチャンスを活用すれば、人気のボトルを定価で入手できる可能性があります。
ふるさと納税で買う
厚岸ウイスキーは、北海道厚岸町のふるさと納税返礼品としても人気です。例えば、厚岸シングルモルト「立夏」やシングルブレンデッド「冬至」は、110,000円〜180,000円の寄付額で提供され、実質的に定価もしくはそれ以上の価値ある一本を得られる機会となっています。
返礼品にはウイスキー単体だけでなく、地元産の牡蠣などを組み合わせたセットが多く、限定性が高いため掲載後すぐに品切れになることが頻繁です。
ふるさと納税サイト(さとふる、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税など)で随時状況をチェックし、寄付限度額を事前に確認することで、賢く希少な厚岸ウイスキーを入手できます。地域への貢献とお得な購入を両立できる魅力的な方法です。
抽選販売を利用する
厚岸ウイスキーの人気商品は、抽選販売によって販売されることがあります。主に百貨店、酒販店、インポーター公式サイトなどが主催しており、応募期間中に専用フォームからエントリーする形式です。抽選販売は公平性を保つ手段として採用されており、運次第では定価で購入できる絶好のチャンスとなります。抽選対象となる銘柄は、二十四節気シリーズや限定ボトルなどが多く、販売数が限られているため倍率は非常に高いです。
応募情報は公式SNSや酒販店のWebサイトで告知されることが多いため、複数の情報源をこまめにチェックすることが成功のカギになります。申し込みは無料のことがほとんどなので、積極的に応募してみるのがおすすめです。
ネットショップで買う
厚岸ウイスキーは一部のネットショップでも定価またはそれに近い価格で販売されることがあります。特に販売開始直後は価格が落ち着いている場合が多く、迅速に注文できればプレミア価格を回避できる可能性があります。代表的な販売サイトには、大手百貨店の公式オンラインストア、酒類専門店のECサイト、ふるさと納税サイトなどがあります。ただし、人気商品の場合は入荷直後に売り切れてしまうことが多く、事前の会員登録や通知設定が有効です。
また、在庫のあるネットショップでも、信頼性の低い業者から購入すると偽物や保管状態の悪い商品が届くリスクもあるため、レビューや運営会社を確認するなど、慎重に選ぶことが大切です。
厚岸シリーズの人気銘柄と定価5選
ここでは厚岸ウイスキーの中でも特に注目を集めている、人気の銘柄を5つご紹介します。
厚岸蒸溜所がリリースしているウイスキーは、日本の季節の移り変わりを表す「二十四節気(にじゅうしせっき)シリーズ」が有名で、その中でも特に人気の高いものをピックアップしました。
価格はリリース当時の定価と、参考買取価格を記載しています。
厚岸寒露シングルモルト
厚岸ウイスキーの二十四節気シリーズの第2弾として、2020年10月に発売されたシングルモルトです。「寒露」は、秋の夜長に露が冷たくなる頃を指します。
このウイスキーは、厚岸ならではのピーティーな(泥炭の香りがする)原酒をベースに、ミズナラ樽で熟成された原酒などをヴァッティングして作られています。
口に含むと、甘くスモーキーな香りが広がり、厚岸らしい潮の香りと柑橘系の爽やかさも感じられますよ。
定価は1万6500円(税込)。参考買取価格は、おおよそ3万円程度と高値で取引されています。
厚岸芒種シングルモルト
二十四節気シリーズの第4弾として、2021年5月に発売されたシングルモルトです。「芒種」は、穀物の種をまく時期、初夏の訪れを意味します。
このボトルは、厚岸のピート(泥炭)を強く感じさせるタイプのシングルモルトで、厚岸蒸溜所の個性がしっかり表現されています。
厚岸のウイスキーは、スコットランドのアイラ島のウイスキーにも通じる、独特のヨード香(磯のような香り)や潮の香りが特徴的ですが、この「芒種」はそれを存分に楽しめます。
もちろん、甘さも感じられるバランスの取れた味わいですよ。
定価は1万6500円(税込)。参考買取価格は現在2万円程度です。
厚岸処暑ブレンデッド
二十四節気シリーズの第5弾として、2021年8月に発売されたブレンデッドウイスキーです。「処暑」は、夏の暑さが一段落し、涼しさを感じ始める時期を指します。
この銘柄は、厚岸蒸溜所のモルト原酒に、輸入したスコッチグレーンウイスキーをブレンドすることで、厚岸の個性を保ちつつも、より飲みやすいバランスに仕上げられています。
厚岸ならではのピート香や柑橘系の爽やかさに加え、ブレンデッドならではのまろやかさや穀物由来の甘さも感じられます。
定価は1万1000円(税込)。参考買取価格は、ブレンデッドながらも1万8000円程度と、こちらも定価以上の価格がついています。
厚岸立冬シングルモルト
二十四節気シリーズの第6弾として、2021年11月に発売されたシングルモルトです。「立冬」は、冬が始まる日を意味します。
このウイスキーは、厚岸産のミズナラ樽で熟成された原酒がキーモルト(味わいの核となる原酒)として使われているのが大きな特徴です。
ミズナラ樽は、伽羅(きゃら)や白檀(びゃくだん)のようなオリエンタルな香りや、和風の線香のような香りが加わることで知られています。
厚岸らしい潮っぽさやピート香に、ミズナラ特有の香りが加わり、より複雑で奥深い味わいになっていますよ。
定価は1万9800円(税込)で、参考買取価格は現在2万円前後です。
厚岸大寒シングルモルト
二十四節気シリーズの第8弾として、2022年2月に発売されたシングルモルトです。「大寒」は、一年で最も寒い時期を指します。
このボトルは、厚岸モルト原酒をベースに、シェリー樽やミズナラ樽、バーボン樽など、様々な樽で熟成された原酒がヴァッティングされています。
様々な樽の影響を受けることで、単一の樽熟成では得られない複雑な風味が楽しめます。
柑橘系の爽やかさに、シェリー樽由来のドライフルーツのような甘さ、そして厚岸らしいピーティーな香りが絶妙に調和しています。
定価は1万3200円(税込)でした。参考買取価格は、現在1万4000円前後となっています。
ファイブニーズの「厚岸ウイスキー」買取実績
ファイブニーズでは、厚岸ウイスキーの買取実績が多数あり、とくにシングルモルトや二十四節気シリーズの限定ボトルは高額での買取例が多くなっています。たとえば「厚岸×津貫 ヴァッテッドモルト カムイウイスキー カパッチリカムイ」は20,000円、「厚岸 小暑 シングルモルト 2024」は18,000円、「厚岸 啓蟄 シングルモルト」は18,000円の買取価格実績もあります(状態や時期によって変動あり)。
高く売るコツとしては、「未開封・箱付き」「保存状態が良好」「発売から時間が経っていない」ことが挙げられます。また、複数本をまとめて査定に出すことで、査定額がアップするケースもあります。
現在の価格相場は日々変動しており、特に人気の銘柄は急激に値上がりすることもあるため、迷ったらまずは無料査定のご利用がおすすめです。
| 買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 2025年06月06日 | 厚岸 立夏 2025 シングルモルト ピーテッド 750m | ¥18,000 |
| 2025年03月28日 | 厚岸×津貫 ヴァッテッドモルト カムイウイスキー カパッチリカムイ 47% 700ml |
¥20,000 |
| 2025年02月09日 | 厚岸 小雪 2023 ブレンデッド 700ml | ¥11,500 |
| 2025年01月26日 | 厚岸 穀雨 2024 ブレンデッド 700ml | ¥13,500 |
| 2024年09月21日 | 厚岸 小暑 シングルモルト 2024 700ml | ¥18,000 |
▼厚岸の買取:厚岸を高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
まとめ
厚岸ウイスキーは、日本国内外で非常に高い評価を受けている希少なジャパニーズウイスキーです。特に限定販売のシングルモルトはプレミア価格がつきやすく、入手難易度が高いため、正規取扱店や抽選販売、ふるさと納税などのルートを活用することが重要です。
また、厚岸ウイスキーをお持ちの方は、買取市場でも高値がつくことが多いため、保管状態が良いものは売却を検討するのも一つの選択肢です。適切なタイミングと方法で、価値ある一本をより良い形で活用しましょう。