ゴーティエ ブランデーの定価は?歴史や見た目の特徴を解説
「ゴーティエ」という名前を聞いたことがありますか? ブランデー好きなら一度は目にしたことがある、独特なボトルが目を引くコニャックブランドです。
今回は、そんなユニークな魅力を持つゴーティエをご紹介します。この記事では、ゴーティエの長い歴史や、つい飾っておきたくなるボトルの特徴、気になる定価について分かりやすく解説していきます。
もしお手元にゴーティエがあれば、その価値を確かめるために、ぜひ最後まで読んでみてください。
ゴーティエとは
ゴーティエ(GAUTIER)は、フランスのコニャック地方にある、270年以上の歴史を持つ名門のブランデーメーカーです。
コニャック地方には、上質なブドウを育む6つの栽培地域(クリュ)がありますが、ゴーティエの特徴は、特定のクリュの呼称にこだわるのではなく、それぞれの原酒の個性を生かすブレンド哲学にあります。
実際、最上位のグランド・シャンパーニュやプティット・シャンパーニュに加え、ファン・ボア、ボン・ボアといった複数のクリュの原酒を巧みに組み合わせることで、唯一無二のバランスと豊かな風味を追求しています。この幅広い原酒をブレンドすることで、ゴーティエならではの豊かなアロマと丸みのあるまろやかな口当たりが生まれるのです。
さらに、ゴーティエのセラー(貯蔵庫)は、ブティック川のほとりという非常に珍しい場所にあり、川からの適度な湿気が、ブランデーの熟成をゆっくりと深く促すと言われています。この独自の熟成環境と、熟練したセラーマスターの技術の融合が、ゴーティエを長きにわたり特別な存在にしているのです。
ゴーティエの歴史
ゴーティエの歴史は非常に古く、その始まりはなんと1755年にまで遡ります。この年、ゴーティエ家は国王ルイ15世から、コニャック製造を公式に認める「王室認可」を与えられ、正式なコニャックハウスとして設立されました。
このため、古い歴史を持つコニャックメーカーの中でも、特に長い伝統を誇っているのです。また、ゴーティエ家のルーツを辿ると、元々樽材を扱う森林・木材業に携わっていたという背景があります。
コニャックの品質は、熟成に使う樽の質で決まると言っても過言ではありません。この木材に対する深い知識と技術が、ゴーティエの品質を支える大きな強みとなり、今日まで受け継がれています。
そして、ゴーティエを語る上で外せないのが、ユニークなボトルデザインです。その個性的な形状のボトルはコレクターの間で人気があり、「見て楽しめる」ブランデーを提供し続けてきたゴーティエの、遊び心とこだわりが詰まっています。
ゴーティエのラインナップと定価
ここからは、特にコレクターの間でも人気の高い、ゴーティエの代表的なボトルを2つご紹介します。その見た目の特徴や、気になる定価、そして参考となる買取情報を見ていきましょう。ゴーティエ フィッシャーボール
ゴーティエの中でも、特にそのユニークなボトルデザインで知られるのが、この「フィッシャーボール」です。フィッシャーボールとは、その名の通り、ガラス製の球体(ボール)のような形をしたボトルのこと。この丸くて特徴的なボトルは、海に浮かぶブイや漁業で使う網の浮き玉をモチーフにしていると言われています。その見た目のインパクトから、お酒として楽しむだけでなく、インテリアとして飾る目的で探している方も多いそうです。特にクリスタルのような透明度の高い美しいボトルは、部屋の光を反射してキラキラと輝き、特別な存在感を放ちます。
さて、気になる定価ですが、古酒であること、また流通量が少ないことから、現在、正確な販売価格を確認することは困難です。参考として、二次流通市場では銘柄や状態によって幅がありますが、数万円以上で取引されることが一般的です。
買取価格も、ボトルの状態(液面低下やラベルの状態)や付属品の有無で大きく変わります。
ゴーティエ ランタン コニャック
もう一つ、ゴーティエの代表的なボトルとして挙げられるのが「ランタン コニャック」です。こちらも「フィッシャーボール」に負けず劣らず、非常に特徴的なデザインをしています。その名の通り、昔のランタンのような形をしており、中央が丸みを帯びていて、上部には持ち手のような装飾が施されているのが特徴的です。
この「ランタン」ボトルは、フィッシャーボールよりもさらにアンティークでクラシカルな雰囲気を持っていて、歴史を感じさせます。中身のコニャックも、熟成年数の高い原酒が使われていることが多く、深い琥珀色と複雑な香りが楽しめます。
この「ランタン コニャック」の定価についても、フィッシャーボールと同様に、正確な定価を確認することが難しい状況です。流通しているものはその多くが古酒となるため、定価という概念よりも、その希少性や市場価値が価格に影響します。
買取においては、外箱や替栓などの付属品が揃っていると、さらに高額査定につながりやすいです。
ゴーティエの買取実績
当社ファイブニーズでは、美しいボトルデザインで世界中にファンを持つゴーティエの各種ブランデー(フィッシャーボールやランタンなど)を、特に買取強化しております。ゴーティエは希少性の高い古酒も多く、市場価値は日々変動しています。そのため、ボトルの状態や液面の高さ、ラベルや付属品の有無が査定価格に大きく影響します。特に液面が下がってしまっている場合は価格が下がることがありますので、お手元にお持ちの方は、まず現在の状態で買取価格を確認してみることをおすすめします。
当社では、丁寧に査定し、できるだけ高額での買取を目指していますので、ゴーティエファンの皆さまも安心してご相談ください。
関連リンク
▼ゴーティエの買取:ゴーティエを高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
まとめ
今回は、独特なボトルと長い歴史を持つ名門コニャック「ゴーティエ」について深掘りしました。ブティック川のほとりで熟成されるゴーティエは、その豊かなアロマとまろやかな口当たりが最大の魅力。
そして、「フィッシャーボール」や「ランタン」のようなユニークで美しいボトルデザインも、人気の秘密でした。公式の定価は確認が難しいものの、その希少性から高い価値を持つことも分かりました。
もしご自宅にゴーティエが眠っていたら、ぜひ一度、当社の無料査定サービスを利用して、その価値を確かめてみてください。