焼酎「村尾」の定価はいくら?入手困難な理由や定価で買える方法も解説!

プレミアム焼酎、”3M(スリーエム)”のひとつとしても知られる芋焼酎「村尾」。
3Mは、芋焼酎の産地として有名な鹿児島で造られる、「魔王」「森伊蔵」「村尾」の3種の頭文字をとったもので、入手も難しく、定価で買うことができないとも言われている銘柄です。
その人気は衰えることなく今現在も高い人気を誇り、多くのファンを魅了し続けています。
今回は、「村尾」の定価や入手困難な理由、そして定価で買う方法などについてご紹介していきましょう。
村尾の定価はいくら?

村尾の定価は、2022年に価格改定され、現在は2,986円(税込)です。
焼酎の価格としてはそこまで高額でないことが分かりますが、市場価格は10,000円以上で、高いものだと18,000円ほどになるものも。定価の4〜5倍ほどの価格で流通していることになりますが、何年もの間この価格帯は変動していません。
しかし、この価格でも売れるということが、非常に完成度の高い焼酎であることと人気を証明しています。定価が3,000円ほどでありながら、これだけの価値がついている村尾を試してみたいという人が後を絶たないのでしょう。
同じく”3M”と呼ばれる「魔王」や「森伊蔵」も、定価約3,000円に対して村尾のようなプレミア価格となっており、森伊蔵に関しては20,000円を超えるものもあります。このように、定価では購入が難しく入手困難であることが、幻の焼酎、通称”3M”と呼ばれる理由のひとつです。
商品名 | カテゴリー | 容量 | 定価(税込) | 流通価格 |
---|---|---|---|---|
村尾 | 芋焼酎 | 1800ml | 2,986円 | 10,000円以上 |
村尾を定価で買う方法はある?

どうすれば村尾を定価で買うことができるのか気になる方も多いでしょう。
もちろん定価で買う方法はあります。購入できる可能性が高いとは言えませんが、3つの方法をご紹介するので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
武岡酒店のハガキ抽選
正規販売店である武岡酒店では、毎月ハガキによる抽選を行っています。当選すれば、もちろん村尾を定価で購入することができます。注意点は、セット販売であるということ。村尾+武岡酒店推奨焼酎1本を合わせて購入する必要があります。
武岡酒店推奨焼酎の価格は、1800mlで2,400円〜3,200円(税込)と指定されているため、村尾の定価2,986円にその分がプラスされることになります。また、配送料や箱代、代引き手数料も加算されます。
毎月10日までに武岡酒店へ氏名、郵便番号、住所、電話番号、年齢を記入して送るだけで応募ができます。1人につきハガキ1通までで、当選や落選の連絡はありません。当選した場合は、記入した住所にゆうパックで届き、代金引換で購入ができます。
配送地域やプラスされる焼酎の種類によって価格は異なりますが、市場価格より安く、さらにおすすめの焼酎が1本ついて10,000円以下で購入できるチャンスというわけです。
当選率は決して高くはありませんが、村尾を定価でゲットしたい方は、ぜひ挑戦してみて下さい。
ANAの機内販売
ANAでは、村尾が”限定オリジナルパッケージ”で販売されています。一時は人気が殺到し販売停止になっていましたが、2025年5月1日搭乗分から国際線のプリオーダーサービスのみで販売を再開しています。価格は以前より700円値上がりし、750mlで4,900円。
通常の定価と比べてしまうと割高に感じてしまいますが、限定のオリジナルパッケージであることや、正規のルートで購入できるという安心を考えれば、購入する価値はあると言えるでしょう。
また、ファーストクラスなどクラスに関係なく購入できる点も嬉しいポイントです。ビジネスやエコノミーでも1人1本購入できるため、ANAを利用する機会がある方は、ぜひ予約してみてください。
しかし数には限りがあり、タイミングによっては購入できないこともあるため、早めの予約で確保するのがおすすめです。
ANAのプリオーダーサービスから購入したい搭乗便を選択し、酒類のラインナップにある村尾を選ぶことで予約ができます。購入については、搭乗当日、機内でスタッフに声掛けすると、支払いと商品受取ができます。
酒販店などのオンラインショップ
一部の酒販店では、村尾を定価に近い価格で販売していることがあります。オンラインショップではかなり高騰している村尾ですが、根気よくこまめにチェックしていれば、遭遇できるチャンスがあります。すぎい酒店やカジキ商店、まさるやなどでは、オンラインショップで不定期にセット販売が行われているという情報もあります。例えば、さまざまな焼酎6本セットの中に村尾が含まれていて約20,000円など、定価に近い金額で購入できることがわかります。
セット売りであれば、単体で購入するよりもお得になっていることが多いため、酒販店を中心に探してみるといいでしょう。しかし、やはり競争率は高くすぐに売り切れてしまう可能性が高いため、見つけた場合は即購入することをおすすめします。
グランマルシェ楽天市場店などでは、約4,000円でプレミアム焼酎くじを行っています。1等は森伊蔵、2等は村尾、3等は魔王と”3M”が当たるチャンスがあります。確率が低いとは言っても、運試しの気持ちで挑戦してみてもいいでしょう。
また、村尾は750ml(ANA限定)、900ml、1800mlのサイズが存在するので、価格と照らし合わせて購入を検討してみてください。
村尾はなぜ高い?プレミア焼酎と言われる理由

村尾を含む”3M”を定価で入手するのは簡単ではないということが伝わったかと思いますが、なぜこれほどまでに価格が高騰し、プレミア焼酎と呼ばれるようになったのでしょうか。
ここからはプレミア焼酎と言われる理由を解説していきます。
コク深い芋の重厚な味わい
村尾の特徴のひとつとして、コク深い芋の濃厚な味わいがあります。芋焼酎好きにはたまらない芋の香りと飲みごたえがあり、香ばしい焼き芋のような甘みと味わいが高く評価されています。力強く濃厚な「芋らしさ」を感じさせながらも口当たりはやわらかい、というこのまとまりが村尾の魅力なのでしょう。
初めての方だけでなくリピーターが多い理由もやはりこの味わいにあると言えます。長い間人気が落ちないのは、それだけこの味を求める人が多いということなのですね。
「かめ壷仕込み」というこだわりの製法
村尾を造る上で欠かすことのできない製法が、伝統である「かめ壷仕込み」。その名の通り、ステンレス製のタンクではなく、かめ壷で仕込みを行う製法です。村尾だけでなく森伊蔵もかめ壷を使用して造られていますが、巨大なステンレス製のタンクと比べると規模が小さく、大量生産には向きません。村尾はほぼ全ての工程を手作業で行っているため、非常に手間がかかる製法であることがわかります。
高い人気があっても、変わらない味を造り続けるというこだわりが村尾独自の味わいとなっているのです。このこだわりを知った上で飲む村尾が格別な一杯であり、ファンを増やし続ける理由と言えるでしょう。
限られた生産量であること
村尾は、鹿児島県薩摩川内市にある村尾酒造で造られています。驚くことにスタッフは15人程という小さな蔵で、その年に造った焼酎を翌年までにすべて売り切るというスタイルを保ち続けています。
前述したようにかめ壷仕込みは大量生産には向かず、生産に限りがあります。しかし、量産体制はとらずに在庫を余らせることもないため、生産量に対し圧倒的に需要が上回ってしまうのです。これが価格高騰につながっている大きな理由です。
”量より質”にこだわり、ひとつひとつのボトルに思いを込めているからこそ、村尾の味わいが生み出され、多くの人々に愛されているのでしょう。
村尾のおすすめの飲み方

せっかく村尾が手に入ったのなら、じっくりと味わいを堪能してみましょう。丁寧に造り上げられた奥深さを味わえる、おすすめの飲み方を3つご紹介します。
それぞれ違った風味やコクを楽しむことができるため、自分好みの飲み方を見つけてみて下さい。
ストレートで味わう
村尾そのものの風味や味わいをダイレクトに感じたいのなら、まずはストレートで飲んでみましょう。常温の村尾をそのまま味わうことで、質にこだわった繊細な深みまでしっかり感じ取ることができます。芋焼酎らしさが際立ちますが、それを主張しすぎないところが、多くの人を魅了する味わいと言えます。
村尾酒造の歴史を感じつつ、さらにグラスを薩摩切子にすると、より一層贅沢な時間を過ごせること間違いなし。ゆっくりと飲むことで、鼻に抜けていく香りや旨味、コクを十分に堪能できるでしょう。
アルコール度数が25度と高めなので、必ずチェイサーを用意することを忘れないでくださいね。
お湯割りで味わう
お湯割りは、村尾が造られている鹿児島県でもポピュラーな飲み方です。温めることでコクや香りをより引き立たせてくれるため、香りを楽しみたい方にぴったり。ストレートで飲むのがキツイと感じてしまう人でも、お湯で割ることで飲みやすさが増します。
芋らしい風味はそのまま、甘みや旨味を引き出してくれるお湯割りは、特に寒い季節におすすめです。身体も温まり、ほっとする癒しの時間を過ごすことができるでしょう。
まずは、焼酎とお湯を6:4くらいで味わってみて下さい。お湯を先に入れて、後から村尾を注ぐことで、より香りを楽しめます。
お湯割りのように割って飲む方法は、自分好みの濃さにできるところが魅力です。少しずつ調整して、村尾を自分好みにしてみるといいでしょう。
ロックで味わう
ロックは、キリッと爽快にしてくれる、定番の飲み方です。食中酒として、さっぱりとした口当たりを楽しみたい方におすすめで、暑い夏には爽やかに飲むことができます。氷の”カラン”という音が涼しげで、より爽快感を増してくれるでしょう。
ロックの魅力は、少しずつ氷が溶けていく味の変化を味わえるところ。家庭用の小さな氷だと溶けるのが早いため、大きめのロックアイスで飲んでみて下さい。見た目も美しく仕上がります。ゆっくりと溶けていくことで、少しずつまろやかさが増し、また違う雰囲気の香りやコクを楽しめるでしょう。
より美味しく飲むポイントは、先に氷を入れ、グラスをよく冷やしてから村尾を注ぐこと。また、大きめの氷も、ミネラルウォーターと蓋つきの製氷皿があれば自宅で簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
村尾と相性のよいおつまみ
和の雰囲気をもつ芋焼酎村尾ですが、和食だけでなくさまざまな料理やおつまみと相性がいいです。おつまみによって飲み方を変えてみると、さらにお酒の席を楽しむことができるでしょう。おすすめのおつまみを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
さつま揚げ

まずは、芋焼酎村尾に合う定番のおつまみから。
さつま揚げは、鹿児島県の名産であり、入手しやすい手軽なおつまみとして大人気です。村尾のような芋らしさが特徴である焼酎と相性が抜群に良いです。しょうが醤油やからし醤油でピリッとさせるのもおすすめです。
せっかくプレミア焼酎村尾を飲むなら、鹿児島グルメで最大限に雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
黒豚の角煮

鹿児島で有名な黒豚の骨付きあばら肉を煮込んだ郷土料理です。
実は調理過程で芋焼酎を加えていることも多く、豚肉の臭みをとり、やわらかくしてくれる役割も担っているのです。
甘いみその濃い味付けが、芋焼酎にぴったりで、食もお酒もすすみます。豚の油をさっぱりとさせてくれ、香り高い村尾のコクや旨味をより感じられるでしょう。
鰹チャンジャ

鹿児島は鰹も有名で、鰹を使った珍味やおつまみが豊富。お土産としても人気があります。
醤油風味の鰹スライスや鰹の塩辛など、種類はさまざま。中でも鰹チャンジャは、良質な部位を厳選していて、臭みもなく村尾などの芋焼酎によく合います。
辛さをまろやかにしてくれ、一口食べては一口飲んでと、止まらない組み合わせになるでしょう。鰹の珍味を村尾と一緒に楽しんでみて下さい。
焼酎「村尾」は買取に出すのがおすすめ
村尾のように価格が高騰しているお酒は、買取に出すのもおすすめであることをご存じでしょうか。未開封品であれば、村尾は非常に需要が高く、買取市場でも人気があるため高価買取が期待できる商品です。
お酒買取専門店であるファイブニーズでは、村尾を含む未開封のお酒の高価買取を実施しています。LINEなど簡単な4つの査定方法からお選び頂くことができ、もちろん査定やキャンセルに料金はかかりません。
お客様のご都合に合わせたサービスを行えるよう、お気軽に相談していただける環境を整えておりますので、もし飲まない村尾をお持ちでしたら、ぜひファイブニーズへお問い合わせください。
ファイブニーズの「村尾」買取実績
お酒買取専門店のファイブニーズでは、これまでに多くの村尾の買取実績がございます。時期によって買取価格は変動するものの、定価の倍ほどの買取価格で安定的な人気があります。もちろんボトルの状態によっても、買取価格は異なります。ボトルの綺麗さや限定品、箱や遮光紙のギフト仕様などでも査定アップの対象になるため、できるだけ良好な状態で査定に出すことをおすすめします。
焼酎に限らずお酒の保存方法に気を付けておくと、買取の際にも安心した取引ができるため、光の当たらない冷暗所での保管を心がけるといいでしょう。
お手元にある村尾の価値を知りたい方は、安心の無料査定からお試しください。
買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
---|---|---|
2024年12月27日 | 村尾 かめ壺焼酎 1800ml 25% 村尾酒造 | ¥5,500 |
2024年8月1日 | 村尾 かめ壺焼酎 1800ml 25% 村尾酒造 | ¥6,200 |
2024年8月1日 | 村尾 かめ壺焼酎 1800ml 25% 村尾酒造 | ¥6,500 |
2024年1月19日 | 村尾 かめ壺焼酎 1800ml 25% 村尾酒造 | ¥6,500 |
2023年12月11日 | 村尾 かめ壺焼酎 1800ml | ¥7,000 |
▼村尾の買取:村尾を高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
まとめ
村尾は希少性が高く、定価購入が難しい人気の芋焼酎です。こだわりの伝統製法を行い、少量生産のスタイルは今後すぐに変わることは考えにくく、品薄である状態も続いていくと予想されます。定価に近い金額で入手したい方は、ハガキ抽選に根気強く応募したり、こまめにサイトをチェックするなど、挑戦を続けてみて下さい。
ザ・芋焼酎とも言える村尾の高品質な味わいは、一度味わってみるべき逸品と言えるでしょう。