(glen-rothes)
最高買取金額 | … | ¥20,000 |
※過去最高金額での買取り結果です。 | ||
平均買取金額 | … | ¥10,000 |
買取本数 | … | 10本 |
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グレンロセスは、多くのスコッチウイスキーの原酒としてだけではなく、ブレンド・ウイスキーで有名な「カティサーク・ウイスキー」の核となるモルト原酒です。
スペイサイドにある小さなローゼスという街の外れにある、5つの蒸溜所のうちの1つで、ローゼス川のほとりに蒸溜所があります。
水源のドーニィ渓谷近くにある源泉周辺の土壌を所有し、水質管理もこだわっています。
生産はブレンデッド・ウイスキーの原酒としての蒸留がメインで、シングルモルトとして選び出されるのは、全生産量の2%と言われています。
モルトはピートの香りがおだやかでエレガント。
フルーティーでナチュラル・スモーキーな味わいが、スペイサイドを感じさせてくれます。
色は自然な淡い琥珀色が特徴です。
グレンロセス蒸溜所は1879年にウィリアム・グラント社により設立されました。多くの原酒として使用されていましたが、1987年に初めてのオフィシャルシングルモルト12年を発売しました。
販売当初はその他多数のウイスキーの中に埋もれていましたが、所有者であるベリー・ブラザーズ&ラッドはワイン愛好家の間でもヴィンテージものが高い評判を得ていることを知り、1994年にグレン・ロセス・ヴィンテージをリリースしたところ、状況は一変しました。
2004年には、グレン・ロセス・リザーブも販売され、現在も高い評価を得ています。
なお、最も古いヴィンテージは1972年で、その他75年と78年もリリースされています。
ヴィンテージシリーズ以外では、シングルカスクや30年物も商品化されています。
ローゼスは小さい町並みですが、スペイサイドではダフタウンに次ぐウイスキーの町として知られています。そんな町並みにグレンロセス蒸溜所は設立されました。
グレンロセス蒸溜所の設立は、当初マッカランのジェームズ・スチュワートと銀行家のロバート・ディックとウィリー・グラントによる共同出資で始まるはずでした。
しかし、施工前に突然スチュワートが身を引いたため、金融面で危うくなり、一時は計画そのものが無くなりそうになります。
そうして何とかスタートを切った後は、そのモルトの質の高さからブレンダーの間で評判となり、当時のアメリカで人気No.1であったカティサークにキーモルトを提供するまでに成長しました。