(port-ellen)
最高買取金額 | … | ¥210,000 |
※過去最高金額での買取り結果です。 | ||
平均買取金額 | … | ¥60,250 |
買取本数 | … | 48本 |
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ポートエレン蒸溜所はシングルモルトの聖地、アイラ島のポートエレン港の町のはずれにあります。
創業は1825年。その後、1929年に操業停止し、1966年に再開されましたが、1983年5月に再び休止しました。
しかし、製麦部門だけはその間も拡張され、現在は麦芽をつくる専門業者として、同じUD社系列のラガヴーリン、カリラをはじめ、アイラ島の他の蒸溜所に麦芽を供給しています。
仕込み水は背後の丘にある小さな湖から引いており、辛口で刺すような独特の風味で、やや泥臭さを感じるその独特な個性を持っています。
また、ポートエレンは閉鎖蒸溜所であり、現在生産されていないことから、アイラ・モルトの中で最も稀少価値がある人気のモルトです。
ポートエレン蒸溜所は、1825年にアレクサンダー・カー・マッケイによって創業されました。その後100年にわたり家族経営が続けられましたが、1920年代にDCLに買収され、その傘下となりました。
ポートエレンがその後徐々に姿を消していった理由は、同じ傘下の中にラガヴァーリンとカリラがいたことです。
ウイスキー業界のブームが終わって下火を迎えると、DCLはまずポートエレン蒸溜所を閉鎖することに決めました。今ではポートエレンは製麦工場として稼動されており、島内の蒸溜所に麦芽を供給する立ち位置となっています。
ポートエレンは現在生産されていないため、あらゆるアイラ・モルトの中でもっとも希少価値のあるモルトとなっています。
蒸溜所が閉鎖される以前の生産量は多かったため、未だに市場で見かけることはできます。しかし、蒸溜所が閉鎖された現在は、製造免許も取得していないため、今後つくられる可能性はありません。
ポートエレン・ダグラス・レイン26年の味わいは、リフィルのバーボン樽で熟成しているため、フルーティで甘い香りとまだ新しい革のにおいがほんのりと漂います。
口に含むと甘みも感じますが、ピートのスモーキーフレーバーのほうが圧倒的に感じることができるでしょう。