(scapa)
最高買取金額 | … | ¥20,000 |
※過去最高金額での買取り結果です。 | ||
平均買取金額 | … | ¥3,750 |
買取本数 | … | 10本 |
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スキャパ蒸溜所は、1885年にオークニー島に設立されました。
オークニー島はハイランド・パーク蒸溜所があることで有名な北海に浮かぶ島で、リングロ川沿いの崖の上に立つ小さな蒸溜所です。
スキャパの意味は、ヴァイキングの言葉で「牡蠣床」という意味を持ちます。
オークニーは古くからスコットランドの島の中でも農業が盛んな場所で、古くから大麦が栽培されていました。
蒸溜所の近くにはリングロ・バーンという小川が流れ、仕込み水にはピートがたくさん含まれるこの水を使用しています。
スキャパはほとんどをバランタインのブレンド用に回して、オフィシャルボトルは存在しませんでした。
口当たりは軽く、バニラや蜂蜜を思わせる香りは日本人にも人気のシングルモルト。
しっかりとした余韻を楽しむことができ、かすかに広がる潮の香りが特徴です。
スキャパ蒸溜所は、1885年にオークニー諸島でもっとも大きな島であるメインランドで創業し、以来、1994年に一時操業停止となるまで、ほとんど止められることなく稼動していました。
3年後の1997年に操業が再開されましたが、それも継続的ではなく、隣接しているハイランド・パーク蒸溜所の従業員を借りて、季節限定での操業しかされませんでした。
大方の見方は、オークニーにはハイランド・パーク蒸溜所1つで十分であると見られていたためと言われています。
スキャパ蒸溜所は、1918年の第1次世界大戦の際に、スキャパ・フローに駐在していた英国海軍の兵舎として使用されていたというエピソードがあります。ミルルームには兵士たちがつくった階段も残されており、英国海軍の思い出の地として知られる蒸溜所となっています。
現在、スキャパ蒸溜所は2004年にアライド・ドメックに買収され、シーバス・ブラザーズの傘下となっています。200万ポンドを超える出資を受けて、操業を無事再開させることができました。
スキャパ14年は、ハイランド・パークの芳醇かつスモーキーさと比べると、優しい味わいで甘やかな香りが漂います。ドライフルーツとヒースがふんわりと香り、またかすかにスパイシーフレーバもあります。