ロングロウの定価は?定価で買う方法はある?入手困難な理由も解説

スプリングバンク蒸溜所で造られている「ロングロウ」は、世界中から愛されるシングルモルトウイスキーです。
唯一無二のアロマとスモーキーな味わいで愛好家も多く、近年注目が集まっている銘柄のひとつです。定価購入が難しいとも言われており、入手方法を知りたい方も多いでしょう。
今回は、「ロングロウ」の特徴や人気の理由、そして定価で買う方法までたっぷりとご紹介していきます。
ロングロウとは?

ロングロウとは、スコットランドのキャンベルタウンで製造されている、ピーテッドタイプのシングルモルトウイスキーです。
ロングロウが造られているスプリングバンク蒸溜所では、「スプリングバンク」と「ヘーゼルバーン」も造られていますが、3つの銘柄の中で最もピートが強いのが「ロングロウ」です。
スモーキーな香りとフローラルなアロマがバランスよく感じられるのが魅力で、オイリーな口当たりも特徴のひとつ。独特な塩気と上品な甘味がクセになる、個性的でありながら飲みやすさも兼ね備えたウイスキーと言えるでしょう。
ラインナップには長期熟成ものの18年や21年などのロングロウもありますが、数量が限られていることもあり入手は非常に難しいとされています。スタンダードボトルから試して気に入ったという方は、ぜひ限定リリース品にも挑戦してみてください。
原産国 | スコットランド |
---|---|
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 46% |
原料 | モルト |
ロングロウの定価はいくら?

ロングロウの定価は、9,200円です。しかし市場では約10,000〜15,000円と価格は高騰し、年々入手が難しくなっているウイスキーとしても知られています。
700mlのノンエイジで9,200円と考えると高級なウイスキーですが、それでも手に入らないという現状と需要の多さが、その価値ある味わいを証明しています。
近年のウイスキーブームにより、ロングロウのようにプレミア価格になっているウイスキーは少なくありません。店頭で並んでいるのを見かけることはほとんどできず、市場価格は高騰、定価で手に入れる方法がわからないという方も多いでしょう。
ロングロウを定価で買う方法は?
ロングロウを定価で購入するのは簡単ではありませんが、不可能でもありません。ロングロウのように流通量が少ないウイスキーは、酒屋であっても入荷は極わずか。まずは、情報を集めることが重要です。
「やまや」は、珍しいウイスキーを購入できることで有名。普段からウイスキーを飲むことが趣味である人にとっては、やまやの会員になっておくことは必須とも言えます。レアな銘柄を仕入れている酒店を調べておくと、入荷の情報をいち早くゲットできる可能性があるでしょう。
その他にも大手百貨店では、入手困難な銘柄が入荷することがあります。百貨店では定価で販売するところが多いのも特徴で、不定期ではあるものの、抽選販売を行ってくれることもあります。
また、酒店や大手通販ショップではウイスキーみくじなどの抽選販売を行っており、その景品としてロングロウが含まれていることがあります。
SNSなどで情報を集め、チャンスを逃さないことが定価購入への近道となります。入荷や抽選結果を待てないという方は、プレミア価格で購入することができます。自分にとって最適な方法を考えてみるといいでしょう。
ロングロウの評価は?人気な理由

前述したようにロングロウは市場でもプレミア価格がつくほど人気が高い商品。ウイスキー愛好家からも高い評価を得ています。
スモーク香が強いウイスキーというとアイラモルトを連想する方も多いですが、ロングロウはアイラモルトとはまた違う印象を与えてくれるピーテッドウイスキー。オイリーで重厚感のある味わいでありながら、甘みとのバランスで穏やかな側面もある、ロングロウならではの個性が高く評価されています。
伝統的な製法について
スプリングバンク蒸溜所は、スコットランド唯一の完全自社生産を行っている蒸溜所です。このこだわりの製法が、人気である理由の大きなひとつと言えます。伝統的なフロアモルティング製法を行い、その後48時間以上ピートで乾燥させるという非常に手間のかかる工程を採用しています。この工程によりロングロウの最大の特徴でもあるピート香を表すフェノール値は、50〜55ppmと高い数値になります。
また、同じスプリングバンク蒸溜所で製造されている3つの銘柄は、それぞれ蒸留の回数を変えることで個性を引き出しています。スプリングバンクは2.5回、ヘーゼルバーンは3回、ロングロウは2回です。
現在スプリングバンク蒸溜所で造られる原酒のうち、約20%がロングロウに当てられています。
この伝統的な製法によって造られる「ロングロウ」の名は、かつてスプリングバンク蒸溜所の隣に存在していた「ロングロウ蒸溜所」が由来となっています。
ピーテッドモルト「ロングロウ」が当時のロングロウと同じ特徴だったのかは不明ですが、閉鎖してしまったロングロウ蒸溜所への敬意として、この名を付けたと言われています。
生産量が少ない
製麦からボトリングまで行う自社生産の丁寧な製法技術では、生産できる数はどうしても限られてしまいます。小規模な蒸溜所でこだわりの製法を守り続けるためには、生産量を急に増やすことはできません。スプリングバンク蒸溜所はこれだけの需要があるのにも関わらず、大量生産することではなく、伝統ある製法を守る道をあえて選択しているのです。しかしこの選択こそが、ロングロウの価値を高めることにつながり、高品質なウイスキーを生み出し続けることができる最大の理由です。
さらにその中でもロングロウに当てられる原酒は全体の約2割。より生産量が少ないロングロウは、供給不足となり希少価値が高まっています。
世界中からの需要が高い
ロングロウは個性的なピーテッドモルトウイスキーとして、世界中の愛好家から高い評価を得る銘柄です。生産量が少ないことにより、世界中からの需要に対して供給が追いつかない状況が続いています。販売されても即完売してしまうことから、希少性とともに需要もますます高まり、市場では高値で取引が行われています。
ロングロウは買取に出すのがおすすめ!
ロングロウのように希少性が高く、市場でもプレミア価格となっている銘柄は、買取市場でも同じく人気があります。自分では価値がわからないウイスキーでも、買取に出してみたら思わぬ価値がつくこともあるのです。飲まずに眠っているお酒やコレクションしていたお酒など、さまざまな理由で処分に困っているお酒を、捨てずに買取に出してみませんか?
ロングロウを含むお酒の高価買取をご希望の方は、お酒買取専門店による査定を試してみることがおすすめです。フリマサイトのような個人のやりとりでは、どうしてもトラブルのリスクが高まります。また、総合買取店ではジャンルひとつひとつの専門知識が劣るという点が心配な方も多いでしょう。
お酒買取専門店であるファイブニーズでは、安心の無料査定を行っています。一点一点プロによる丁寧な査定を行い、ファイブニーズ独自のルートで高価買取を実現いたします。
また、お客様に合わせた査定・買取方法もご用意しています。お時間がとれない方にも簡単なLINE査定やオンライン査定をはじめ、買取についても出張や宅配買取を取り揃えています。
ご相談だけでもOK! ぜひお気軽にお問い合わせください。
ファイブニーズの「ロングロウ」買取実績
ロングロウレッド7年ピノノワールカスクをお買取りさせていただきました。年に一度リリースされるワイン樽熟成の限定品、日本への入荷は360本と大変貴重なお品です。ロングロウと同じスプリングバンク蒸溜所で製造されている「スプリングバンク」や「ヘーゼルバーン」も同様に高額査定が期待できる商品です。
少しでも高く売りたいという方は、できるだけ綺麗な状態を保ち、箱などの付属品も一緒に査定に出すことがポイントとなります。ホコリを拭き取っておくなど、些細なことでも査定額は変動します。
お手元にあるお酒の価値を詳しく知りたいという方は、ぜひファイブニーズの無料査定をご利用ください。
買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
---|---|---|
2024年11月06日 | ロングロウ レッド 7年 ピノノワールカスク リミテッドエディション 57.1% 700ml |
¥13,500 |
▼ロングロウの買取:ロングロウを高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
まとめ
伝統的な製法で完全自社生産を行う唯一のスプリングバンク蒸溜所で造られる「ロングロウ」は、個性的な味わいで世界中から愛されるシングルモルトウイスキーです。特徴的なピート香の中に上品な甘さも感じられ、アイラモルトとはまた違ったスモーク感を楽しめます。
定価購入は簡単とは言えませんが、抽選販売などで購入のチャンスはありますし、情報をキャッチできれば定価に近い価格で購入することも可能です。
馴染みのあるウイスキーと少し違った味わいを試してみたい方は、ぜひロングロウに挑戦してみてはいかがでしょうか。