ウイスキーブームを起こした「ハイボール」が生まれた歴史
今回のテーマは「ハイボールが生まれた歴史について」にご紹介しようと思います!!
自分が若い時は、ウイスキーといえば大人なイメージでした。
しかし、近年のイメージは徐々に変わっていった様に思えます。
そこで、今ではすっかり気軽に飲めるお酒としてその地位確立させたハイボールの歴史に触れていきます!!
そもそも、ハイボールとは?
ハイボールとは、リキュールやスピリッツをソーダなどの炭酸水で割ったものを指します。日本では、ウイスキーを炭酸水で割ったものをハイボールと呼ぶのが一般的とされています。
炭酸水以外では、ジンジャエールやコーラなどで割ったハイボールもあり、より手軽にハイボールを飲めるのではないでしょうか。
日本でのウイスキー文化とは?
まずは、ウイスキーについて触れていきます。日本でのウイスキー消費量は1980年頃をピークに下火傾向にありました。
2000年代に入った頃は、ついにピーク時の半分以下とされており、ウイスキー離れが進んでいました。
しかし、近年では、ハイボールのイメージ変化などにより若者も飲みやすい飲み物として、人気を呼んでいます。それに伴い、ウイスキー自体の消費量も増加傾向にあるようです。
ハイボールが人気の理由
近年のハイボール人気は、サントリーが仕掛けた「ハイボール復活プロジェクト」が大きく影響しているとされています。サントリーはウイスキーが飲まれなくなった原因を探った結果、「若者のウイスキー離れ」が大きい原因なのではないかという結論に行き着きます。
そこで、若者にとっては古いイメージだったウイスキーのイメージを変革させるべく、ビール感覚で飲めるようにジョッキでのハイボール提供であったり、飲食店の提供するハイボールの質を落とさないためのハイボールセミナーを開催するなどして認知度を広げていきます。
その後、有名女優の小雪さんを起用したCMの影響で一気に加速していったとされています。
「ウイスキーが、お好きでしょ」のCMは今でも印象的で思い出しますよね。
そういったプロモーションからイメージが変わり、結果若者の認知度も上がっていきました。
ハイボールにおすすめのウイスキー
【サントリー 角瓶】1937年に日本人に合う、繊細なウイスキーとして発売されました。
1950年代頃では、角瓶は特別なお酒として飲まれていました。
近年では、老若男女問わず幅広い人に親しまれています。
そんな角瓶は炭酸水で割ることを想定して造られており、ハイボールにしたい国産ウイスキーの王道と言えるのではないでしょうか。
【サントリー トリス(エクストラ)】
「トリスハイボール」という言葉を良く聴くように、
幅広い年代から愛されているウイスキーです。
ハイボールに相性が良いようにさっぱりとした味わいが特徴です!!
【サントリー 白州】
飲食店でも良く目にするメニュー「白州 森香るハイボール」に使われているウイスキーです。
口にすると、森を連想させる爽快な香りが口いっぱいに広がります。
スッキリとした味わいがハイボールにもピッタリのウイスキーです!!!!
まとめ
ハイボールについていかがでしたか?気軽に飲めるハイボールは個人的にも大好きなお酒のひとつです!
そんなハイボール、国外では概念が違うので、もし海外でお酒を飲む機会があれば注意して注文してくださいね。