幻の焼酎「森伊蔵」とその蔵元に迫る
こんにちは!今回のテーマは焼酎「森伊蔵」です! 「森伊蔵」は幻の焼酎として名が知られています。おそらく、普段お酒を飲まない方でも「名前なら聞いたことがある」という方は多いでしょうね。 「どんな焼酎なのか」をご存知の方は多くても、「なぜ幻と言われるのか」、「なぜ高価なのか」、まで語れる方は多くはないのでは? 今回は、幻の焼酎とも言われる「森伊蔵」と鹿児島県にあるその蔵元についてご紹介します!

目次
■幻の焼酎「森伊蔵」とは?■蔵元の森伊蔵酒造について
■「森伊蔵」の入手方法は?
■幻の焼酎「森伊蔵」とは?
幻の焼酎と知られる森伊蔵。プレミア芋焼酎「森伊蔵」「魔王」「村尾」と合わせて「焼酎3M」と呼ばれています。 原料は鹿児島県の契約農家で育てられた有機栽培のサツマイモを使用。麹用には福井県産のコシヒカリを使っています。また、おいしい焼酎造りに欠かせない水には、蔵のある鹿児島県垂水市の名水を使用しています。 これを初代から受け継がれてきた伝統的な「かめつぼ仕込み」により、手間隙かけて、焼酎「森伊蔵」は生産されています。 味は、芋臭くなくまろやかな味、とろみがあり風味のバランスが良い、上品で深みのある芳醇さ、やわらかな旨みが特徴です。■蔵元の森伊蔵酒造について
森伊蔵を世に送り出している蔵元、森伊蔵酒造は鹿児島県垂水市に本拠を置いています。 知名度も高く、その高級さから大きな蔵をイメージする方も多いと思いますが、蔵の大きさは150坪ほどで、小さな街にこじんまりとした蔵があります。規模の拡大をしないのは、この場所でなければ、森伊蔵の味は確保できないからとされています。 創業は1885年(明治18年)。創業当時から和かめを仕込みに使用しています。 「森伊蔵」の初蔵出しは1988年(昭和63年)。「お客様が買いに来る焼酎」を目指し、原料や瓶などすべてを見直し、作り上げました。 「森伊蔵」の由来は、杜氏を兼ねる5代当主がご自身の父親の名前から命名しました。
■「森伊蔵」の入手方法は?
焼酎3Mの中でも最も入手困難と言われる森伊蔵。
また、高値で取引されることも多いのですが、入手方法を見てみるとその理由がわかります。
1.森伊蔵酒造が毎月行っている電話抽選で入手する
毎月15日~25日の間の受付期間内に森伊蔵酒造に直接電話で申し込む方法。
26日から抽選が行われ、当選したかどうかを翌月1日~14日の間に、申込先の電話番号で知ることが出来ます。
しかし、当選確率は約0.2%といわれています。
2.全国の森伊蔵の特約店で購入する
日本全国にある森伊蔵の特約店で購入が可能ですが、まず特約店を探さなければなりません。
さらに、店頭での販売はほぼ抽選によって行われるので簡単には手に入らないでしょう。
百貨店の高島屋と山形屋では毎月抽選が行われ(高島屋では一部店舗に限る)、1日~10日までが受付期間となっています。
3.ネットオークションを通して入手する
上記の方法は運が良くないとなかなか手に入らないですね。
そこで、現実的な方法として、ネットオークションを利用する方法があります。
定価よりは値段が上がりますが、最も手に入れやすい方法です。
4.日本航空の国際線での機内販売で入手する
毎年3月~5月の期間限定で日本航空の国際線全クラスで森伊蔵の機内販売が実施されます(原則1人1本)。
ファーストクラスなどの上級クラスから順に販売されるので、販売状況によっては、売り切れとなってしまうこともあります。
