バーボンウイスキーとは?特徴やスコッチとの違い、おすすめ銘柄も解説!

ウイスキーには様々な種類があるため、お酒に馴染みがない方やウイスキー初心者の方であればどのような種類があるのかわからない方も多いのではないでしょうか。
ウイスキーの中でも、特に初心者におすすめしたいのが「バーボンウイスキー」です。世界的に有名なウイスキーであり、身近な場所でも入手しやすいため、一度は耳にしたことがある方もいるでしょう。
そこで今回は、バーボンウイスキーとはどのようなお酒か、選ぶ際のポイントやおすすめの銘柄を紹介していきます。
バーボンとは

バーボンとは、アメリカで製造される「アメリカンウイスキー」の一種で、主にトウモロコシを原料とするウイスキーです。
アメリカンウイスキーは、日本、スコットランド、カナダ、アイルランドと共に、「世界5大ウイスキー」として有名なウイスキー生産地です。
トウモロコシ由来の甘味を感じられ、カラメルやバニラのような独特な香りも特徴的なウイスキーです。
バーボンウイスキーにはいくつかの定義があり、それらを満たすことで「バーボン」と名乗ることができます。
1.アメリカ合衆国で製造されている
2.原料としてトウモロコシを51%以上使用(80%使用するとコーンウイスキーに分類される)
3.80度以下の温度で蒸溜
4.内側を焦がした新品のオーク樽で熟成
5.アルコール度数62.5%以下で樽詰め
約90%がケンタッキー州で生産されているバーボンウイスキーには、エイジング規定は定められていません。
ただし、ストレートバーボンと名乗るためには2年以上の熟成が必要です。熟成4年未満の場合はラベルに表示義務があり、4年以上であれば表示義務はありません。
バーボンの名は、アメリカのケンタッキー州バーボン郡でつくられたものであることから名付けられています。
そのバーボン郡という地名にも由来があります。
アメリカ独立戦争の際、フランスがアメリカの独立を支援してくれたことへの感謝の意として、当時のフランス王朝である「ブルボン家」(Bourbon)の名を英語読みに変換し、「バーボン郡」と名付けました。
その後、アメリカは財政立て直しのためウイスキー税を導入し、反対した農民たちがまだ合衆国に属していなかったケンタッキー州へ移住。
スコットランド移民の牧師を中心にバーボンウイスキーは発展を遂げていくこととなりました。
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バーボンの原料は?
バーボンウイスキーは、アメリカを代表するウイスキーで、原料にはトウモロコシを主に使用します。法律により、原料の51%以上がトウモロコシでなければならないと定められており、これがバーボンの甘くまろやかな風味を生み出します。その他には、大麦麦芽やライ麦、小麦などが使われることもあり、それぞれの配合比によって味わいが異なります。
バーボンの原料に関するこの厳格なルールは、アメリカ合衆国連邦法で明確に規定されており、品質の一貫性と伝統を守っています。
バーボンの味わいとは?
バーボンウイスキーは、豊かな甘みと香ばしさが特徴です。トウモロコシ由来のやわらかな甘みがベースにあり、キャラメルやバニラのような風味が口の中に広がります。熟成中に新しいオーク樽から染み出すウッディな香りも感じられ、奥行きのある味わいに。舌触りはなめらかで、初心者にも親しみやすい飲み口です。
さらに、ライ麦が多めのレシピではスパイシーさが加わるなど、メーカーごとの個性も楽しめます。香りと味のバランスが良く、ストレートはもちろん、ロックやカクテルでもその魅力が際立ちます。
甘くコクのある味わいが、バーボンならではの魅力です。
バーボンの製造方法とは?

バーボンウイスキーは、以下の工程で製造されています。
原料の粉砕
51%以上を占めるトウモロコシやその他ライ麦などの穀物原料を粉砕していきます。その混合比率をマッシュビルといい、比率によって同じバーボンでも味わいが変わってきます。
糖化
大きな糖化槽(クッカー)に、ライムストーンウォーターと呼ばれる仕込み水と原料をそれぞれに適した温度で加えていきます。その際、酸性の液体(バックセット)を投入し、糖化・発酵を促します。この工程をサワーマッシュ方式といいます。
発酵
蒸溜所ごとにこだわりがあるイースト菌を加えて発酵させます。発酵槽(ファーメンター)は多くがステンレス製ですが、木製の蒸溜所もあります。
蒸留
連続式蒸留機(ビアスチル・ダブラー)を使用し、他のスピリッツより低い度数で蒸留していきます。そのため、原料の風味や成分を残した蒸留液を回収することができます。
熟成
定義にある通り、内側を焦がした新品のオーク樽で熟成させます。この焦がした新樽によって、樽の成分が溶け出しやすくなり、バーボンならではのカラメル香やバニラ香が生み出されます。この溶け出しやすさが早い熟成にもつながり、スコッチなどに比べて熟成年数が短く、色が濃いこともバーボンの特徴です。
新樽しか使用できないバーボンウイスキー。その使用後の樽は、他の国でつくられているウイスキーや蒸留酒の樽として再利用されています。バーボン樽を使用しているスコッチウイスキーも数多く存在します。
バーボンの蒸留方法について
バーボンの蒸留方法には、大きな特徴があります。主に「連続式蒸留機」と呼ばれる設備を使用し、大量生産と安定した品質を実現しています。この方法は一度に多くのアルコールを効率よく抽出できるため、アメリカでの商業的な生産に適しています。
一方で、他のウイスキー、特にスコッチでは「単式蒸留機」が使われ、より風味豊かな仕上がりになります。バーボンは原料のトウモロコシの甘さを活かすため、蒸留後のアルコール度数は80%以下に抑えられるなど、ルールが厳しく決められています。
これにより、バーボンらしい力強くリッチな味わいが生まれるのです。
バーボンの熟成樽について
バーボンウイスキーは、熟成方法にも厳しいルールが設けられています。アメリカの法律により「内側を焦がした新しいホワイトオーク樽」で熟成しなければならず、再利用された樽は使えません。この焦がした樽のことを「チャードバレル」と呼び、木の内側を焼くことで生まれる炭層が、ウイスキーに独特の甘くスモーキーな香りを与えます。
また、ストレートバーボン」は2年以上熟成されたバーボンで、4年未満の場合は熟成年数をラベルに表示する義務があります。熟成中にオークの成分が溶け出し、バニラやキャラメル、トーストのような風味が加わることで、バーボン独自のコクが生まれます。
さらに、アメリカの気候が熟成を早め、短期間でも濃厚な味に仕上がるのも特徴です。このように、使用する樽の種類や熟成期間は、バーボンの品質を大きく左右する重要な要素なのです。
バーボンとスコッチの違いとは?
スコッチウイスキーは、5大ウイスキーに含まれるスコットランドウイスキーの一種です。トウモロコシを主な原料として造られるバーボンウイスキーに対して、スコッチウイスキーは大麦を主な原料として造られます。
バーボンウイスキーは多くの銘柄で連続式蒸留が用いられますが、単式蒸留を用いることがほとんど。スモーキーな風味が特徴であり、日本人の味覚にも合いやすいです。
また、スコッチウイスキーは世界の中でも最も親しまれているウイスキーでもあります。
産地の違い
ウイスキーは世界中でつくられていますが、特に有名なものは「世界5大ウイスキー」と呼ばれ、スコットランド、アメリカ、日本、カナダ、アイルランドが代表的な産地です。バーボンはその中でアメリカン・ウイスキーに分類され、特にケンタッキー州で多く生産されていますが、アメリカ国内であれば他の州で造られたものも「バーボン」と名乗ることが可能です。
一方、スコッチはスコットランドで造られたウイスキーのみがその名を使えます。地域によって製造条件や呼び名が異なるのも面白い特徴です。
原料の違い
バーボンの主な原料はトウモロコシで、法律により全体の51%以上を使用する必要があります。これにより、バーボンは甘くまろやかな味わいになります。
他には大麦やライ麦、小麦などもブレンドされます。一方、スコッチは主に大麦を使いますが、ただの大麦ではなく、一度発芽させてから乾燥させた「モルト(麦芽)」を使うのが特徴です。
モルト化することで糖化が進み、発酵に適した状態になります。
原料の違いは、それぞれのウイスキーの香りや風味に大きな個性を与えています。
蒸溜方法の違い
バーボンは主に「連続式蒸溜機」を使って蒸溜されます。連続的に蒸溜を行うことでアルコール度数を効率よく高められ、不純物も除去しやすいため、バーボンならではの力強くスムーズな味わいが生まれます。
一方スコッチは種類によって蒸溜方法が異なり、シングルモルトは伝統的な「ポットスチル」で時間をかけて蒸溜され、豊かな香りや風味が特徴です。
グレーンウイスキーでは連続式蒸溜機が使われることもあります。製法の違いが個性の幅を生んでいます。
熟成樽の違い
バーボンとスコッチでは、熟成に使う樽にも大きな違いがあります。バーボンはアメリカンオークの新樽を使用することが法律で決まっており、内側をしっかりと焦がした樽からは、バニラやキャラメルのような甘く香ばしい風味が引き出されます。
対してスコッチは、かつてシェリー酒、ワイン、ビール、バーボンなどが入っていた再利用の樽を使うことが多く、前に入っていた酒の香りや味わいを一緒に吸収します。
これによりスコッチには多彩で奥深い風味が生まれます。
味わいの違い
バーボンはトウモロコシを主体とした原料と、新樽由来のしっかりとした香ばしさが特徴で、バニラやキャラメル、はちみつ、トーストのような甘く力強い風味が広がります。口当たりもなめらかで、初心者にも親しみやすい味わいです。
一方スコッチは、大麦を主原料にし、再利用樽で熟成されることが多いため、穏やかな甘みやスモーキーさ、果実のような香りなど、多層的な味わいが楽しめます。
複雑さを楽しむならスコッチ、しっかりとした甘みと飲みやすさを求めるなら、バーボンはとても魅力的な選択肢です。
英語のスペルの違い
バーボンとスコッチでは、「ウイスキー」の英語表記に小さな違いがあります。バーボンは「Whiskey」、スコッチは「Whisky」と綴られます。
違いは「e」の有無だけですが、これには歴史的な背景があります。
アメリカのウイスキー文化は、アイルランドからの移民がもたらしたもので、彼らが使っていたスペル「Whiskey」がそのまま受け継がれました。
一方、スコットランドでは「Whisky」と書かれており、日本のウイスキーもこの伝統を踏襲して「Whisky」と表記されます。
綴りの違いにも各国の文化が反映されています。
バーボンと他のウイスキーの違いは?

バーボンと他のウイスキーとの違いは、主に「原料の違い」「蒸留・熟成方法の違い」「産地と法的基準の違い」の3点にあります。
以下で詳しく解説します。
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スコッチウイスキーとの違い
バーボンとスコッチウイスキーの最大の違いは、原料と製造場所にあります。バーボンはアメリカ(主にケンタッキー州)で作られ、原料の51%以上がトウモロコシです。一方スコッチはスコットランドで製造され、大麦麦芽が主原料となります。
この原料の違いが、味わいにも大きく影響します。バーボンは甘く濃厚な味わいが特徴で、バニラやキャラメルのような風味が感じられます。一方スコッチは、スモーキーで複雑な香りが魅力で、製造過程でピート(泥炭)を使用することが多く、その独特な香りが特徴となります。
蒸留方法にも違いがあります。バーボンは連続式蒸留器(コラムスチル)を使うのが主流ですが、スコッチでは主に単式蒸留器(ポットスチル)を使用し、じっくりと風味を引き出します。
また、熟成樽も異なります。バーボンは新しいオーク樽を使うのに対し、スコッチでは主にバーボン樽やシェリー樽などの中古樽を再利用します。これが味の深みや香りの変化を生むポイントとなります。
このように、産地、原料、製法の違いが、バーボンとスコッチそれぞれの個性を生み出しているのです。
アイリッシュウイスキーとの違い
アイリッシュウイスキーはアイルランドで造られるウイスキーで、バーボンとはいくつかの明確な違いがあります。まず原料ですが、アイリッシュウイスキーは主に大麦を使用し、モルトやグレーンを組み合わせるのが一般的です。バーボンはトウモロコシが主体であるため、味わいに違いが出てきます。
製法においても、アイリッシュウイスキーは3回蒸留されるのが特徴で、より滑らかで軽やかな口当たりになります。バーボンは通常2回蒸留で、甘みとコクのある風味が特徴です。
また、熟成に使う樽にも違いがあります。アイリッシュウイスキーはバーボン樽やシェリー樽など様々な中古樽を使用し、長期熟成によってまろやかな味わいに仕上げられます。一方バーボンは、必ず新しいチャードオーク樽を使用するため、香ばしいバニラやキャラメルの風味が強く現れます。
さらに、アイリッシュウイスキーはピート(泥炭)をほとんど使用しないため、スモーキーさが控えめで飲みやすいのが特徴です。全体的に軽快でスムースな飲み口が魅力で、初心者にもおすすめです。
このように、原料、蒸留回数、熟成樽、風味の違いが、バーボンとアイリッシュウイスキーの個性をはっきり分けています。
モルトウイスキーとの違い
モルトウイスキーとは、大麦麦芽のみを原料としたウイスキーのことを指します。特にスコットランドや日本で多く生産されており、シングルモルトと呼ばれるウイスキーがその代表です。一方バーボンはトウモロコシを主原料にしており、風味や香りに明確な違いがあります。
モルトウイスキーは、麦の香ばしさやフルーティーな風味、さらにはスモーキーさを楽しめるのが魅力です。特にスコッチの一部ではピートを使用し、燻したような独特の香りが出ます。バーボンはバニラやキャラメルといった甘い香りが前面に出ており、より親しみやすく感じる人も多いです。
また、蒸留器の違いも重要です。モルトウイスキーはポットスチルで蒸留され、手間はかかるものの、個性的で風味豊かなウイスキーに仕上がります。バーボンは連続式蒸留器が多く使われており、大量生産向きで、味の方向性が明確なのが特徴です。
さらに、熟成に使用する樽にも違いがあります。モルトウイスキーはバーボン樽やシェリー樽などの再利用樽で熟成され、複雑で深みのある味わいに。一方、バーボンは新樽の使用が義務付けられており、焦げたオークの香りと甘みがしっかり残るのが特徴です。
これらの違いにより、モルトウイスキーは奥行きと個性を楽しむ通好みの味に、バーボンは飲みやすさと香りの強さが魅力のウイスキーとして親しまれています。
バーボンの選び方は?

バーボンウイスキーを選ぶ際には、「熟成年数・アルコール度数・香り・飲み方・価格」の5つに注目しましょう。
たくさんの銘柄が販売されているため、どれを選べばいいのかわからないという方はこちらを参考に自分の好みや予算にあったものを探してください。
①熟成年数で選ぶ
ほかのウイスキーに比べて熟成期間が早いですが、豊かな風味を感じられるお酒です。しかし、ほかのウイスキーと同様に熟成期間が長いほうが、より本来の味わいや風味を楽しめます。そのため、ストレート・ロックで味わいたいという方はバーボン本来の風味を楽しめる、熟成年数の長いものを選ぶといいです。熟成期間が早いものはラベルに記載がない場合も多いため、熟成期間が記載されているものを選ぶのがいいでしょう。
また、ウイスキー全般に言えることですが、同銘柄であっても熟成期間が異なっている複数のボトルが販売されています。
そのため、熟成期間の異なる同じ商品を飲み比べて楽しむというのもいいでしょう。
②アルコール度数で選ぶ
バーボンは、アルコール度数40%程度のものが一般的であり、元々アルコール度数が高いお酒です。中には、アルコール度数40%以上の高いものもあります。初心者の方はまず、40%前後のアルコール度数が低いものを選び水割りやハイボールでアルコールを薄めて味わうのがおすすめ。
また、初心者で慣れてきた方や飲みごたえのあるものを楽しみたい方は、50%以上のアルコール度数が高いものを選び、より風味が楽しめるストレート・ロックで飲むのがいいでしょう。
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③香りで選ぶ
熟成させる樽によって香りが異なっており、熟成期間が長いほど豊かな香りが楽しめます。そのため、樽や熟成期間によって香りを選ぶのもいいです。また、中にはフレーバードウイスキーといって、原酒にはちみつ・フルーツ・スパイスなどの香りや味が添付されたものも。
甘くてフルーティな香りを楽しめてアルコールが低いため飲みやすく、初心者や女性の方におすすめです。
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④飲み方で選ぶ
ストレート・ロック・ハイボール・水割り・カクテル・トワイスアップなど幅広い飲み方で楽しめるお酒で、自分の好きな飲み方で選ぶという方法も。例えば、ストレート・ロックで飲みたい方は、バーボンの奥深い風味を楽しめる熟成期間が長いものがおすすめです。
ハイボール・カクテルで楽しみたいなら、熟成期間が早い軽やかな味わいのものがおすすめ。
また、自分の好きな飲み方を知るためにも購入したものを同じ飲み方で飲み切るのではなく、さまざまな飲み方を試して自分の好みを見つけてください。
⑤価格で選ぶ
価格は「熟成期間」によって異なり、熟成期間の早いものは、安価なものであれば1000円ほどでスーパーやコンビニなどで手頃に入手できます。初心者の方や、カクテル・ハイボールなどでたくさん飲みたい方は価格の安いものを購入するといいでしょう。
また、熟成期間が長いほど高額となっており、特別な日やプレゼントなどに購入するのがおすすめです。
幅広い価格のものが販売されているので、予算や熟成期間・飲み方などとも併せて選択してみてください。
初心者におすすめのバーボン銘柄3選

初心者の方におすすめのバーボンウイスキー銘柄を3つ紹介していきます。
ジムビーム ホワイト

世界120ヶ国以上で親しまれている、バーボンウイスキーの中でも定番の世界的な銘柄です。
日本でもTVCMが放送されていたり、居酒屋などでも提供されていたりするため日本人にとっても馴染みの深い銘柄ではないでしょうか。
トウモロコシ・ライ麦・大麦など高品質な素材が使用され、代々受け継がれる伝統的な製法で作られています。
4年以上熟成された原酒を使用しており、トウモロコシ由来の香ばしさや甘みと、マイルドで優しい味わいを楽しめるでしょう。
リーズナブルな価格であり、ハイボールやカクテルとして飲むのもおすすめなため初心者でも手に取りやすい逸品です。
また、ジムビーム ホワイト以外にも、ブラック・ウイスキーリキュール・アップル・ハニーなど様々なラインナップを楽しむことができます。
アルコール度数は40%です。
フォアローゼズ ブラック

フォアローゼズのボトルには、4輪のバラが描かれていることが特徴です。
フォアローゼズ創始者の創設者であるポール・ジョーンズJr.が4輪の真紅の薔薇のコサージュを胸につけた女性と、運命的に出会い愛が結実したエピソードから「フォアローゼズ」と名付けられました。
フォアローゼズ ブラックは、日本限定で販売されているフォアローゼズの上級ラベルです。
長めに熟成されており、まろやかなスパイスやキャラメルの甘い香りを楽しめて、初心者でも飲みやすい柔らかな味わい。柔らかくなめらかな余韻を長く感じられるため、本来の味わいを楽しめるストレートやロックで飲むのがおすすめです。
フォアローゼズは、ブラック以外にもさまざまな銘柄があるため併せて楽しむのもいいでしょう。
アルコール度数は40%です。
メーカーズマーク レッドトップ

ボトルのキャップを覆う赤い封蝋は、職人が一本ずつ手作業で施しています。そのため、それぞれデザインが僅かに違っており世界に一つだけのデザインを楽しめるのが特徴です。
世界に一つだけのデザインのバーボンウイスキーを比較的安価な値段で手にでき、プレゼントにも最適なことから世界中で人気。
一般的なライ麦ではなく冬小麦を使用しており、独自の製法で手間を掛けて230年以上その味わいを守り続けています。
アルコール度数は少し高めですが、オレンジ・はちみつ・バニラなどのフルーティーな香りを楽しめて、小麦の甘い味わいが感じられるでしょう。
ハイボールやカクテルとして飲むのもおすすめで、初心者でも飲みやすい柔らかい口当たりです。
アルコール度数は45%です。
低価格でおすすめのバーボン銘柄4選

安くてお手頃に入手できるおすすめのバーボンウイスキー銘柄を4つ紹介していきます。
I.W.ハーパー ゴールドメダル

I.W.ハーパーは、1877年に創業されドイツからアメリカに移住してきたアイザック・バーンハイムによって生み出されました。
中でも、I.W.ハーパー ゴールドメダルは数々の博覧会で金賞を受賞しており、そのことから「ゴールドメダル」と呼ばれるようになりました。
トウモロコシの比率が非常に高いことが特徴で、甘くてまろやかな味わいとなっています。
リーズナブルな価格のため入手しやすく、ソーダー割りやカクテルとして飲むのがおすすめです。
アルコール度数は40%です。
ヘンリーマッケンナ
アイルランドの青年がケンタッキー州に移り住んで造られたバーボンウイスキーです。当時は、ハンドメイドで行程が行われていたため1日1樽にも満たない希少性の高いバーボンウイスキーであり、熟成感あふれる風味が非常に人気でした。
そのため、「幻のバーボン」とも呼ばれています。
現代にも風味や質は受け継がれており、ストレートやロックで飲むのもおすすめですが、カクテルとして飲むのに適したウイスキーです。
初心者でも飲みやすい口当たりで、値段も安価なため手に取りやすい逸品。
アルコール度数は40%です。
アーリータイムズ イエローラベル
フォアローゼスやジムビームと共に、コンビニ・スーパーなどで手軽に入手できる銘柄です。1860年に誕生してから100年以上の歴史があり、世界中で親しまれているバーボンウイスキー。
バーボンウイスキーならではの甘さを感じられて、日本人好みのキレのよい味わいのため初心者でも飲みやすいでしょう。
クセが少ないため、「ミントジュレップ」などのカクテルとして味わうのもおすすめです。
アルコール度数は40%です。
オールドクロウ
1835年に誕生した、170年以上の歴史あるバーボンウイスキーです。名前は、創設者であるジェイムズ・クロウ博士より由来して付けられました。クロウ博士は現在もバーボンの製造に用いられている、「サワーマッシュ製法」を開発した方でもあります。
オールドクロウは、日本では松田優作さんが好きだったとして有名なウイスキーです。
トウモロコシの比率が高いことが特徴であり、爽やかな香りと深みのあるコクが楽しめます。また、さっぱりとした味わいのためいつまでもあきずに飲めるでしょう。
癖が少なく飲みやすいことからハイボールとして飲むのがおすすめであり、リーズナブルな価格帯で手に取りやすいです。
アルコール度数は40%です。
プレゼントにおすすめのバーボン銘柄4選

プレゼントや特別な日におすすめのバーボンウイスキー銘柄を4つ紹介していきます。
フォアローゼズ イエロー
フォアローゼズ ブラックと同様に、4輪の赤いバラが描かれたボトルが特徴のフォアローゼズが手掛ける銘柄です。「バラのバーボン」などとも呼ばれています。
フォアローゼズの名前の由来となったロマンチックな逸話から、女性に非常に人気のブランドとなっているため女性への贈り物としておすすめです。
異なる原酒をいくつもブレンドして造られており、フローラルでフルーティな香りやとなめらかな味わいを楽しめます。また、リーズナブルな価格のため手に取りやすい逸品でもあるでしょう。
アルコール度数は40%です。
ブラントン ブラック

ブラントンは、一枚一枚手書きで書かれたラベルに、ケンタッキーダービーのボトルキャップが特徴の、同じものは2つとない唯一無二のバーボンウイスキーです。
高級感のあるそのボトルから男性などへの贈り物におすすめでしょう。
アルコール度数は40%とバーボンウイスキーの中でも低くなっており飲みやすいです。
ややマイルドな味わいになっており、ロック・水割り・ソーダー割など様々な飲み方で楽しめるようになっています。
ノブ クリーク
ジムビーム社の6代目当主であるブッカー・ノウが遺した四大ウイスキーである、「ブッカーズ」「ベイカーズ」「ベイデルヘーデン」の中の一つがノブ クリークです。低温・高温で2度焼きしたオーク樽で、9年という長い期間熟成されて造られています。
バニラ・ナッツ・キャラメルなど複雑に香りが絡み合い、スモーキーな余韻を楽しめるでしょう。
アルコール度数は50%と高くなっており、ロックやストレートで味わうのがおすすめ。
ボトルのデザインは、アメリカの禁酒法時代にブーツや新聞紙で隠し持っていたことをモチーフにデザインされています。
世界的に有名な酒類コンペティションでも金賞を受賞しており、プレゼントにも最適なウイスキーです。
ワイルドターキー 13年

13年と長期間熟成された、ワイルドターキーのシリーズの中でも超熟モデルのウイスキー。
13年版のほかに8年版があり、8年版は50.5%とアルコール度数が高いのに対し13年版は45.5%と少し低くなっています。
オーク樽の濃厚なバニラの香りやフルーティさ、スパイシーな余韻などが複雑に絡み合っているのを感じられるでしょう。
長期熟成により上品な味わいを楽しめるのが特徴です。
ワイルドターキーの中でも人気の商品であり、歴代のアメリカ大統領も親しんでいたことからプレゼントにもおすすめ。
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バーボンの美味しい飲み方とは?

バーボンウイスキー特有の香ばしさや甘みをダイレクトに味わうなら、ストレートやロックがおすすめです。一杯目だけでも、バーボンの味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
食事に合うハイボールもおすすめです。バーボン独自の力強さは、炭酸で割っても負けることなく、香りも引き立つぴったりの飲み方といえます。
通と言われる飲み方は、トワイスアップ。バーボンと常温の水を1:1の割合で楽しみます。
さまざまな楽しみ方があるため、自分に合う美味しい飲み方を探してみましょう。
バーボンに合うおつまみ・ペアリング

バーボンと相性の良いおつまみの一つが、燻製系の食品です。特に燻製チーズや燻製ベーコンのような濃厚な味わいのものは、特にハイボールとの組み合わせが最高です。
燻製の香りが口の中で広がり、炭酸の爽快感とともに脂っこさをさっぱりと流してくれるので、後味が非常にスムーズに感じられます。
次に、バーベキュー料理との組み合わせもおすすめです。
炭火で焼いたスペアリブなどのジューシーな肉料理は、バーボンのスモーキーで甘みのある味わいとよく調和します。香ばしさと旨味が見事にマッチし、口の中で調和した味わいを楽しめます。
そして、デザートとしては、濃厚なチョコレート系のスイーツがバーボンと素晴らしい相性を見せます。
特にガトーショコラやブラウニーなど、チョコレートの深い風味がバーボンのまろやかな甘さと合い、贅沢な味わいを楽しめます。
バーボンとチョコレートのペアリングは、大人の夜のお楽しみにぴったりです。
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2025年02月11日 | ワイルド ターキー レアブリード 750ml | ¥2,000 |
2025年01月25日 | ワイルド ターキー 12年 ゴールドラベル 750ml | ¥85,000 |
2025年01月21日 | ワイルドターキー トラディション 14年 750ml | ¥60,000 |
2024年12月17日 | ワイルドターキー 101 プルーフ 旧ボトル 8年 750ml | ¥26,000 |
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まとめ

バーボンウイスキーは、トウモロコシを主原料にしたアメリカ生まれのウイスキーで、甘くまろやかな味わいが特徴です。
独自の製法と熟成規定により、香ばしさや濃厚な風味が生まれ、他のウイスキーとは一線を画します。スコッチやアイリッシュ、モルトウイスキーとの違いを知ることで、自分の好みに合ったウイスキー選びがより楽しくなります。
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