日本酒 花陽浴の定価と買取相場は?希少性の高い花陽浴 吟風 おりがらみについても解説
日本酒ファンなら一度は耳にしたことがある、「花陽浴(はなあび)」という銘柄。
そのフルーティーで華やかな香りと味わいに魅了される人は多く、「幻の酒」と称されるほど高い人気を誇っています。
今回は、そんな大人気の日本酒「花陽浴」の魅力や、その中でもさらに希少価値の高い「吟風 おりがらみ」の定価と現在の買取市場での相場まで、詳しく解説していきます。
日本酒 花陽浴とは
「花陽浴」は、埼玉県は羽生市にある南陽醸造(なんようじょうぞう)で造られている日本酒の銘柄です。
小さな蔵元ながら、その酒造りの技術は非常に高く評価されています。
花陽浴の最大の特徴は、何と言ってもその「華やかさ」と「フルーティーさ」。
まるで熟したフルーツのような甘い香りが立ち上がり、口に含むとジューシーでフレッシュな旨味が広がります。
従来の日本酒のイメージを覆すような現代的な味わいで、日本酒初心者の方にも飲みやすいと人気です。
「太陽の陽を浴びて、花が咲き誇るような」酒でありたいという願いが込められた銘柄名通り、飲む人を明るい気持ちにさせてくれます。
特に、酒米に「吟風(ぎんぷう)」を使用した「花陽浴 吟風 おりがらみ」は、その希少性の高さから「幻の酒」として酒販店やオークション市場で非常に注目されています。
花陽浴 吟風 おりがらみ の特徴
「花陽浴 吟風 おりがらみ」の最大の魅力は、その「おりがらみ」という製法にあります。「おりがらみ」とは、日本酒を搾る際、完全にクリアにせずに、わずかに「おり」と呼ばれる白濁した成分(米や酵母の微細な固形物)を残した状態で瓶詰めすることです。
この「おり」が残っていることで、口当たりがまろやかになり、フレッシュで微炭酸のようなピチピチとした活きた味わいが楽しめます。
使用されている酒米「吟風」は北海道で開発された、クリアな旨味が特徴。
このような特徴を持つ酒米を使いながらも、花陽浴らしいジューシーな甘さもしっかりと表現されており、クリアさと甘さが両立した、一度飲んだら忘れられない味わいです。
花陽浴の希少性
花陽浴の希少性は、南陽醸造の少量生産と特約店限定の流通が原因です。
市場に出回る絶対量が非常に少ないため、通常のルートでの入手はとても難しいのが現状と言えるでしょう。
結果として、正規で手に入らない分は二次流通市場(オークションなど)で定価の2~3倍で取引されることもあり、その人気の高さを物語っています。
花陽浴 吟風 おりがらみ の定価と参考買取価格
特に人気の高い「花陽浴 吟風 おりがらみ」の定価と、市場の状況から算出した参考買取価格を見てみましょう。定価は、酒販店やネットショップの販売価格を参考にしています。
オークション価格は、過去のインターネット上での落札事例から一般的な相場を参考にしています。
参考買取価格は、当社の買取実績や市場動向に基づき、美品・完備品を想定した一般的な参考価格として提示しています。
| 容量 | 定価(税込) | オークション価格(相場) | 参考買取価格 |
|---|---|---|---|
| 1800ml(一升瓶) | 3,800円前後 | 6,000円〜10,000円 | 4,000円〜7,000円 |
| 720ml(四合瓶) | 2,000円前後 | 3,000円〜5,000円 | 2,000円〜4,000円 |
まとめ
今回は、日本酒「花陽浴」の魅力と、特に希少性の高い「花陽浴 吟風 おりがらみ」の市場価格についてご紹介しました。花陽浴は、南陽醸造が造るフルーティーで華やかな味わいが特徴の日本酒です。
生産量が少なく、特約店限定での流通のため、定価での入手は非常に困難。
オークション市場では定価の2〜3倍で取引されるほどの人気を誇ります。
中でも「花陽浴 吟風 おりがらみ」は、おりを残した製法によるフレッシュな口当たりと、吟風米のクリアな旨味が魅力で、非常に高値で取引されています。
もしご自宅に未開封の花陽浴が眠っているなら、それは市場で非常に価値のあるお酒かもしれません。
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