(jean-fillioux)
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ジャンフィユーは、コニャック最優良の地、グランド・シャンパーニュ地区の中心にあるスゴンザック町に約22ヘクタールのブドウ畑を所有しており、ブドウの栽培から蒸留、熟成まで一貫して手造りで行っています。なお、熟成にはリムーザン・オークの樽のみを使用しています。
1972年には、美食及び観光国際委員会より、コニャックで初めて最優秀品に認定され、名誉称号「セプ・ドール(黄金のブドウの樹)」の表示を許されました。この称号は、ワインではロマネ・コンティ、シャンパーニュではローラン・ペリエに与えられている、名誉あるものです。
多くの漫画作品にも登場するブランデー「ジャンフィユー」。 香り高く繊細な上品な香りで、美食家の間でも評価は高いです。
1880年にオノレ・フィリューによって創業されたジャンフィユー社。コニャック地区で唯一の家族経営の会社で、1世紀以上にわたり、代々、父から子へと技術が受け継がれてきました。現在の当主は4代目パスカル氏が務めています。
ジャンフィユーは最高品質のコニャックを生み出す地として知られるグランド・シャンパーニュ地区のものであり、正式名称はプルミエ・クリュ・デュ・コニャックと言います。
コニャックは、フランスのコニャック地方でつくられるブランデーのことを言います。原材料にはブドウが使用されており、その中でも主にユニブランというものが使用されています。
基本的には単式蒸留を2回行ってつくられたアルコール度数70%くらいの精留分を、オークの樽で2年以上かけて熟成させ、水でアルコール度数を40%程度にして商品化されます。
色をつけるためにカラメルが添加されることもあります。品質は1級品であり、フランスのアルマニャックと並んで高級ブランデーと言われています。