(peila)
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フランスのシングル・ヴィンヤード・コニャックの名門「ペイラ」。 グランシャンパーニュ地方では珍しい、単一畑のブドウを使ったコニャックです。
家族経営畑のブドウ園で栽培された良質のブドウのみを使用し、長い伝統に基づいた手法により、原酒を手作りしています。
わずか15ヘクタールの畑を4代にわたり守っている、小さなつくり手です。
例外的にヴィンテ-ジの表示が許されている、数少ないメーカーのうちの1社が「ペイラ」です。
樽の数を減らすことで、樽内に残る原酒の量とアルコール度数を保ち、さらに湿度の高いセラーで熟成。それによって蒸発量を最大限に抑え、アルコール度数が落ちるのを防いでいます。
今ではコニャックと聞くとブランデーとイコールに考えてしまうほど有名になりましたが、もともとコニャック地方は塩とワインの地でした。
それがコニャックという有数の産地となったきっかけは、シャラント川の存在でした。航行がしやすかったこの川は、オランダやイングランドの商人が良く行き来したのです。
蒸留をこの地で初めて行ったのは、そのオランダ人たち。オランダ人はワインの蒸留をはじめ、ブランデーの元祖を生み出したのです。
ペイラ社はこの地で4代にわたりブランデーの生産を行ってきました。珍しい単一畑のブドウを伝統的な方法で生産し続けることで、ヴィンテージの名前を勝ち取ることができた稀な会社として知られています。
ペイラは、ブランデーの中でも数少ないヴィンテージ表示が許されているメーカーの1つです。
そもそもヴィンテージとは蒸留年のことをいい、作られた年度が違うものが混じっているとヴィンテージにはなりません。
そのため、いろいろな原酒をブレンデッドしているブランデーの中でその名を名乗ることができるのは非常に稀なことなのです。
ブランデーは樽での熟成期間がウイスキーより短くなっています。そして工程の途中からは大きなガラス瓶に移すので、同じ年数のヴィンテージ物であれば、ブランデーの場合はほとんど同じ味を味わうことができます。
ちなみにヴィンテージ物としては、コニャックよりもカルバドスのほうが多く探すことができます。