こんにちは!!
最近かなり寒くなってきましたね。
こんな寒い夜は熱燗でも飲みたいと思っていますが、そもそも日本酒って何から出来ているかご存知ですか?
日本酒は酒税法で
「米・米麹(こうじ)・水を原料として発酵させてこしたもの」と定義されてます。
ここで注目して欲しいのは「麹」です!
聞き覚えのある方が多いと思います。
そう、最近は「塩麹」というものをよく聞きますよね。
噂によると何だか体にいいらしい…。
調べると
美肌効果、健康効果、ダイエット効果などたくさん出てきます。
そしてこの塩麹を作るためには日本酒の原料である米麹が必要なんです!
つまり、その米麹を原料としている日本酒を飲むのも体にいいのではないかと思われます。
なので、今回は日本酒が健康にいいのか考えてみたいと思います!!
■日本酒の栄養成分
日本酒には
700種類以上の栄養成分が含まれており、「アミノ酸」「ビタミン」「ペプチド」といった新陳代謝を高めるものや、体に必要な「ミネラル」も豊富に含まれています。
特に「アミノ酸」は
ワインの10~20倍もあるそうです!!
このことだけみても、日本酒が栄養面で優れている飲み物だということがわかりますね。
■具体的な効能
それでは具体的な効能についてご紹介します!
【血行促進】
日本酒に含まれる「アデノシン」の効果によって血管の収縮が妨げられ、血の巡りが良くなります。
飲酒後は入浴後のように血行が良くなるため、日頃の疲れがたまって固くなっている筋肉などをほぐす効果があります。
また、
冷えの予防、肩こり・腰痛の改善、片頭痛の解消などにも効果があるとされています。
【美肌効果】
日本酒の原料に含まれている「麹酸」は、しみやそばかすの原因であるメラニン色素を抑える働きをします。
さらに、日本酒に含まれているポフェノールの一種である「フェルラ酸」は、紫外線が皮膚に吸収されるのを防ぐ作用があるとされています。
紫外線カットの化粧品の原料にも用いられるほどその効果は広く認められています。
この成分には強力な抗酸化作用があり、
アンチエイジング効果があります。
つまり、内と外から肌を守るんです!
また、日本酒には肌の角質層の構成要素となるアミノ酸が数多く含まれており、このアミノ酸が豊富な角質層は保湿力がぐっと高まり、肌のたるみにも効果があります。
日本酒を飲めば肌の保湿力が上がり、もっちりした潤いのある肌になるという訳です!!
【生活習慣の予防】
日本酒は生活習慣病などの予防にもつながると言われています。糖尿病、がん、心臓疾患、アレルギー抑制、ストレス解消、うつ病…。
そして、特に注目されているのが
動脈硬化の予防です。
動脈硬化は血中のコレステロール値が高くなることで促進されますが、このとき問題になるのがよく耳にする「悪玉コレステロール」。
だからと言って悪玉コレステロールがひたすら悪者というわけではありません。
最近の研究では、悪玉コレステロールそのものが悪いわけではないことがわかってきているんです。
悪玉コレステロールを摂り過ぎると血中に長く留まることになるので、活性酸素の影響を受けて酸化変性を起こし、動脈硬化を引き起こすという訳です。
日本酒など醸造酒に含まれる抗酸化物は、悪玉コレステロールの酸化変性を抑制してくれます。そして日本酒には血栓を溶かす作用もあり、生活習慣病予防には心強い味方なんです!
【育毛効果】
化粧品会社では髪の毛の組織を培養して麹酸の育毛効果を検証したところ、老化して発毛力が衰えた頭皮や毛根に働きかけ、育毛を助ける効果が確かめられています!!
■まとめ
この他には、アミノ酸が胃を丈夫にしてくれるので食欲増進効果もあるそうです。
特に日本酒はお酒の中でも胃に優しいお酒なので、胃潰瘍を防ぐ効果もあると言われているみたいです!
まさに「酒は百薬の長」と呼ぶのに相応しいですね!!
ただし、くれぐれも飲みすぎにはご注意下さいね!!