飛露喜の定価はいくら?なぜ高い?定価で買う方法についても解説!

「飛露喜(ひろき)」は、福島県の廣木酒造本店が手がける日本酒で、全国の日本酒ファンから圧倒的な支持を集める銘柄です。
その人気の高さから「幻の日本酒」「プレミア酒」とも呼ばれ、定価以上の価格で流通していることも少なくありません。
今回は、飛露喜のシリーズ別定価や市場価格、なぜ高値が付くのか、その理由を詳しく解説します。また、定価で購入するための方法や、おすすめシリーズ、相性の良いおつまみ、買取に出す際のポイントも紹介します。
飛露喜の定価はいくら?

飛露喜には複数のシリーズがあり、飛露喜酒造本店や特約店では定価で販売されており定価が明記されているものもあります。
以下の表に主な銘柄の定価(税込)をまとめました。
商品名 | 容量 | 定価(税込) |
---|---|---|
飛露喜 純米吟醸 | 720ml | 約1,980円 |
飛露喜 特別純米 | 720ml | 約1,540円 |
飛露喜 純米大吟醸 | 720ml | 約3,300円 |
飛露喜 無濾過生原酒 | 1.8L | 約3,300円 |
飛露喜 大吟醸(限定流通) | 720ml | 約3,190円 |
これらはあくまで蔵元出荷時の希望小売価格であり、一般消費者が通常のルートで入手するには、販売店の抽選や予約制度を利用する必要があるケースがほとんどです。
特に人気の「無濾過生原酒」や「純米大吟醸」は販売本数が少なく、競争率も高いため、定価での入手が非常に困難とされています。
飛露喜の市場価格は?
飛露喜は、その希少性と品質の高さから、市場ではプレミア価格で取引されることが一般的です。たとえば、正規定価が約1,980円の「飛露喜 純米吟醸(720ml)」が、ネット通販やオークションでは5,000円〜8,000円前後で販売されている例もあります。また、「無濾過生原酒」や「純米大吟醸」に関しては、10,000円以上の価格がつくことも珍しくありません。
正規ルートでの購入が難しいことから、二次流通価格が上昇しやすく、常に高値で推移しています。
飛露喜はなぜ高い?

飛露喜が高値で取引される背景には、いくつかの明確な理由があります。中でも特に大きいのが、「生産量の少なさ」と「品質の高さ」の2点です。
どちらも飛露喜という日本酒の価値を大きく高めている重要な要素であり、全国の日本酒ファンから絶大な支持を集める理由でもあります。
「幻の日本酒」「プレミア日本酒」と言われる理由
飛露喜が「幻の酒」と称される理由は、まず生産量の少なさにあります。福島県会津坂下町にある小さな酒蔵・廣木酒造本店は、決して大量生産を行わず、一本一本に丁寧な手作業を加える伝統的な手法で酒を仕込んでいます。また、出荷先も厳選された特約店に限定されており、一般流通がほとんどないため、入手が極めて困難です。
その結果、限られた本数がファンの間で奪い合いとなり、市場では常に需要が供給を上回る状況に。これが飛露喜が「幻の日本酒」と呼ばれる最大の要因です。
飛露喜の味わいやこだわり
飛露喜の最大の特徴は、そのバランスの取れた味わいにあります。香りは控えめながらも華やかで、口に含むと米の旨味と自然な甘み、そしてキレのある酸味が調和しながら広がります。すっきりとした後味が特徴で、日本酒初心者にも飲みやすい一方、繊細な風味や余韻の深さが通の心も掴んで離しません。
特に人気なのが「特別純米 無濾過生原酒」です。これは、火入れや濾過といった処理を一切行わず、発酵直後のフレッシュな状態で瓶詰めされたもの。非常に濃厚な旨味と芳醇な香りが特徴で、しっかりとした飲みごたえとともに、果実のようなみずみずしさを感じられる一本です。
一般的な日本酒とは一線を画す個性を持ち、冷やして飲むことで、そのフレッシュさと奥行きのある味わいがより際立ちます。また、温度帯によって風味の変化が大きく、飲むたびに新たな魅力が発見できるのも大きな特徴です。
さらに飛露喜は、地元・会津坂下町の契約農家が育てた酒米や、磐梯山系の伏流水を使用し、原料選びから製法に至るまで一切の妥協がありません。こうした丹念な酒造りの姿勢こそが、飛露喜の唯一無二の美味しさを支えているのです。
飛露喜を定価で買う方法は?

飛露喜を定価で手に入れるには、正規取扱店での抽選販売や予約購入が基本となります。
全国にある特約店では、店頭での抽選や、常連客への限定販売など、さまざまな購入方法が用意されています。店舗によっては、メルマガ登録やポイント制度などを利用して購入のチャンスを得ることができます。
また、地元福島県周辺では、特定の酒屋で不定期に店頭販売されることもあり、運がよければ直接購入できるケースもあります。さらに、酒蔵のある会津地方では、限定イベントや蔵出し販売が行われることもあるため、現地に足を運ぶのも一つの方法です。
一方で、どうしても定価で手に入らない場合は、信頼できる販売店やオークションサイトなどで、プレミア価格で購入する選択肢もあります。ただし、偽物や劣化品に注意が必要なので、購入先の信頼性を重視しましょう。
SNSや日本酒ファンのコミュニティに参加することで、入手方法の情報を得ることも可能です。根気よく情報収集し、定価での購入を目指しましょう。
飛露喜のおすすめシリーズ5選を紹介
飛露喜には多彩なラインアップがありますが、その中でも特に人気の高い5つのシリーズを厳選して紹介します。各銘柄の特徴や味わいを詳しく解説することで、ご自身にぴったりの1本が見つかるかもしれません。初めて飛露喜を飲む方にもおすすめのシリーズばかりです。
飛露喜 純米吟醸
飛露喜 純米吟醸は、控えめな吟醸香と、口当たりなめらかな旨味が調和した一本。食中酒としても優れており、和食との相性が抜群。バランスの良い味わいで、飛露喜の魅力を代表する定番酒です。原料米 | 山田錦・五百万石 |
---|---|
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.5 |
アルコール度数 | 16度 |
飛露喜 無濾過生原酒
飛露喜 無濾過生原酒は、濃厚な旨味とフレッシュな果実感が特徴。加熱処理を行っていないため、搾りたてのようなみずみずしさが楽しめます。冷やして飲むと、シャープなキレ味が際立ちます。原料米 | 山田錦・五百万石 |
---|---|
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 1.7 |
アルコール度数 | 17.2度 |
飛露喜 特別純米

飛露喜 特別純米はコストパフォーマンスに優れた一本で、米の旨味とキレのよさが特徴。香りは控えめで食事に寄り添うタイプ。常温でも燗でも美味しく楽しめる万能酒です。
原料米 | 山田錦・五百万石 |
---|---|
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.5 |
アルコール度数 | 16.8度 |
飛露喜 純米大吟醸
飛露喜 純米大吟醸は、華やかな香りと上品な甘味が感じられる、高級感のある一本。ギフトにも人気が高く、特別な日のお祝いにもおすすめ。洗練された味わいが魅力です。原料米 | 山田錦 |
---|---|
精米歩合 | 40% |
日本酒度 | +3.5 |
酸度 | 1.4 |
アルコール度数 | 16.1度 |
飛露喜 大吟醸(限定流通)
飛露喜 大吟醸(限定流通)は、限られた流通ルートでしか手に入らない超希少酒。クリアな飲み口と、芳醇な香り、深いコクが楽しめます。数量が極めて少ないため、見かけたら即購入がおすすめです。原料米 | 山田錦 |
---|---|
精米歩合 | 40% |
日本酒度 | +4 |
酸度 | 1.2 |
アルコール度数 | 16.1度 |
飛露喜のおすすめの飲み方
飛露喜は、シリーズによって最適な飲み方が異なりますが、全体として「冷やして」楽しむのが基本です。特に「無濾過生原酒」や「純米吟醸」などは、冷蔵庫でよく冷やしてから飲むことで、フレッシュな香りと旨味が際立ちます。一方で「特別純米」は常温やぬる燗でも美味しく、米の風味をより深く感じることができます。グラス選びにもこだわりたいところ。香りを楽しみたい場合はワイングラス、すっきり飲みたいならお猪口がおすすめです。
また、空気に触れることで味がまろやかになるため、開栓後しばらく置いてから飲むのも通の楽しみ方です。飛露喜の豊かな味わいを引き出すためには、温度と器を上手に使い分けることがポイントです。
飛露喜と相性のよいおつまみは?

飛露喜の上品でバランスの取れた味わいには、和食全般がよく合います。特におすすめなのは、白身魚の刺身や塩焼き。淡白な味わいが飛露喜の旨味を引き立てます。
「無濾過生原酒」には、濃い味の西京焼きや鶏の照り焼きも好相性。芳醇な香りと甘辛い味付けが絶妙にマッチします。また、チーズとの相性も意外とよく、特にカマンベールやクリームチーズは「純米吟醸」との相性抜群。ほんのりとした甘味と酸味が合わさり、ワインのような感覚で楽しめます。
「特別純米」は和風だしの効いた料理や煮物との組み合わせがぴったり。飛露喜はシンプルな味付けの料理と合わせることで、その繊細な香味を最大限に楽しむことができます。
飛露喜の正しい保管方法は?
飛露喜は繊細な日本酒であるため、保管方法に注意が必要です。基本的には冷暗所(冷蔵庫推奨)での保存が望ましく、特に「無濾過生原酒」や「生酒」タイプは必ず冷蔵保存してください。これらは火入れをしていないため、常温では発酵が進みやすく、風味が劣化してしまいます。「純米吟醸」や「特別純米」などの火入れタイプであっても、20℃以下の温度帯での保存が理想です。日光や蛍光灯の光は品質劣化の原因になるため、必ず遮光した場所に置きましょう。また、開栓後は冷蔵庫で保管し、1週間以内に飲み切るのがベストです。
時間の経過とともに香味が落ちていくため、風味の変化を楽しむにしても、開栓後はなるべく早く消費するのが望ましいでしょう。賞味期限は明確に定められていないものの、未開封でも半年〜1年以内に飲むことが推奨されています。
特に香りが命の飛露喜は、フレッシュなうちに飲むことで本来の美味しさを味わえます。
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飛露喜は買取に出すのがおすすめ
もしご自宅に眠っている飛露喜がある場合は、ぜひ買取を検討してみてください。未開封で保存状態が良ければ、高価買取が期待できます。希少価値が高いため、プレミア価格での取引も多く、思わぬ高値がつくこともあります。ファイブニーズでは、LINEや電話、オンライン、店舗での査定が可能で、出張買取にも対応しています。即日現金化も可能なスピード対応で、キャンセル料も0円と安心して利用できます。また、独自の販路を活かして高価買取が可能なため、他店より高値で売れるチャンスが広がります。
「いつか飲もう」と思っていた飛露喜が、今や市場価値の高いお酒かもしれません。ぜひ一度、査定だけでも試してみてはいかがでしょうか。
ファイブニーズの「飛露喜」買取実績
ファイブニーズでは、これまで多数の飛露喜の買取実績があります。特に「無濾過生原酒」や「純米大吟醸」は高額買取の対象となり、保存状態が良好であれば1本あたり数千円〜1万円を超える査定が出ることもあります。高く売るためのポイントは、「未開封」「冷暗所での保管」「外箱の有無」などが挙げられます。特にギフト用の箱入り商品は評価が上がりやすく、買取価格に差がつくことがあります。
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買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
---|---|---|
2024年7月31日 | 飛露喜 特別純米 1800ml | ¥3,000 |
▼日本酒の買取:日本酒を高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
まとめ
飛露喜は、その希少性と品質の高さから高い評価を受けている日本酒です。定価は比較的手頃な価格帯ですが、流通量が少ないため市場では高値で取引されることが多く、正規ルートでの購入には工夫が必要です。おすすめの飲み方や相性の良いおつまみを知ることで、より一層楽しむことができるでしょう。
また、未開封の飛露喜をお持ちであれば、買取という選択肢も有効です。ファイブニーズの高価買取サービスを活用すれば、納得のいく価格での売却が期待できます。
ぜひ、飛露喜の魅力を知り、賢く楽しんでください。