十四代 七垂二十貫とは?味わいの特徴や「七垂二十貫」の意味、高額な理由も解説!

十四代「七垂二十貫(しちたれにじっかん)」は、日本酒ファンから絶大な人気を誇る希少な銘柄です。その深い味わいと重厚感、そして限られた数量でしか流通しないことから、定価以上の高値で取引されることも少なくありません。
今回は、「十四代 七垂二十貫」の味わいや名前の由来、定価と市場価格、さらに高額になる理由やおすすめの飲み方まで幅広く解説します。
また、十四代七垂二十貫をお持ちの方が売却する方法についてもご紹介。日本酒好きはもちろん、買取を検討している方も必見の内容です。
十四代 七垂二十貫とは?

「十四代 七垂二十貫(しちたれにじっかん)」は、山形県の高木酒造が造るプレミアムな日本酒です。日本酒ファンの間で“幻の酒”とも称される十四代シリーズの中でも、特に入手困難で知られています。
原材料は厳選された酒米「愛山(兵庫県 特A地区 吉川町産)」を使用し、アルコール度数は15度。分類としては「純米大吟醸」にあたり、香り高く、ふくよかな旨味とキレのある後味が特徴です。
「七垂二十貫」とは、“二十貫(約75kg)の酒米からわずか七垂(しずく)しか取れない”ほどに希少で贅沢な製法を意味しています。極めて少量しか採れないこの雫が、日本酒としての濃密な味わいと高級感を生み出しているのです。
この名前には、酒造りへの徹底したこだわりと伝統技術の結晶が込められており、まさに高木酒造の職人魂を感じさせる一本です。
十四代 七垂二十貫を飲んだ感想や口コミ
十四代 七垂二十貫を飲んだ人々からは、感動に近い驚きの声が多数寄せられています。- 口コミ①:「香りは華やかで、口に含んだ瞬間に広がるフルーティーな旨味が格別。後味のキレも良く、全体のバランスが素晴らしいです。」
- 口コミ②:「これまで飲んだ日本酒の中で最も印象的。濃厚なのに飲み疲れしない不思議な味わいで、特別な日にまた飲みたいと思わせる一本でした。」
- 口コミ③:「フルーティーさと旨味、そして上品な酸味が絶妙。十四代らしい繊細さとパワフルさを兼ね備えており、まさに“逸品”です。」
十四代 七垂二十貫の定価は?

十四代 七垂二十貫の定価は、720mlで約8,800円、1,800mlで約11,000円という情報が見られます。ただし、この価格はインターネット上で確認できる価格で、高木酒造はHPもなく、正規取扱店のネット上でも十四代 七垂二十貫の定価の情報を探すことが難しい状況です。
実際の市場価格は上記の価格の数倍で取引されることが一般的です。なぜなら、販売時期も限定で、非常に限られた数しか出回っていないためです。
特に未開封かつ保存状態の良いボトルには、コレクターや飲食店からの需要が集中し、二次流通市場では倍以上の値がつくこともあります。
価格は年々上昇傾向にあり、日本酒ファンの間では“資産価値のある酒”としても注目を集めています。
十四代 七垂二十貫はなぜ高額なのか?

十四代 七垂二十貫が高額で取引される背景には、いくつかの理由があります。
また、入手困難な点が“希少性”として評価され、コレクション需要や贈答品としてのニーズも高まり、さらなる価格上昇を生んでいます。以下でそれぞれを詳しく解説します。
年2回のみの発売
十四代 七垂二十貫は、年にわずか2回のみ出荷される超限定酒です。7月と10月の、特定の時期にしか流通しないため、常に品薄状態が続いています。通常の十四代シリーズの中でも特に希少性が高く、正規取扱店での予約販売も熾烈な争奪戦となっています。さらに、一般の消費者が購入できる機会は非常に限られており、飲食店や高級バーでも数本しか確保できないことがほとんどです。このように極端に少ない出荷量が、需要と供給のバランスを崩し、価格の高騰を引き起こしているのです。
製法のこだわり
高木酒造では、七垂二十貫に対して徹底的なこだわりを持った製法を採用しています。まず、酒米には「愛山(兵庫県 特A地区 吉川町産)」を使用し、その精米歩合は35%以下と極限まで削られています。これにより雑味を極力取り除き、透明感と深みのある味わいを実現しています。
さらに、低温長期発酵によって雑味を抑え、旨味を最大限に引き出す工程が特徴です。
そして、最も重要なのが「雫取り」と呼ばれる搾りの方法で、自然の重力によってゆっくりと滴り落ちた酒のみを採取します。
近年のトレンドで話題を集めている
日本酒を取り巻く環境はここ数年で大きく変化し、国内外でプレミアム日本酒が注目されています。特にSNSの影響により、十四代は“飲んでみたい日本酒No.1”として紹介されることも増えてきました。その中でも「七垂二十貫」は、特別感のある名前と味わいからインフルエンサーの間でも高評価を受けており、情報が拡散されることでさらに需要が高まっています。
贈答品や高級ギフトとして選ばれることも多く、一般消費者だけでなく法人のニーズも後押しし、価格が上昇する要因となっています。
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▼「十四代」はなぜ高い?幻の日本酒と言われる理由や定価で買う方法を紹介!
十四代 七垂二十貫を定価で買う方法は?

十四代 七垂二十貫を定価で購入するには、まず正規販売店を見つけることが第一歩です。
高木酒造と提携している特約店の情報を把握し、信頼できる酒販店と継続的な関係を築くことが重要です。日頃から店舗を訪れたり、メルマガ登録やSNSフォローを行うことで、入荷情報や抽選販売の案内をいち早く得ることができます。また、抽選制や予約販売を実施している店舗もあり、競争は激しいですが運が良ければ入手可能です。
地域の百貨店や催事、酒イベントなどでもスポット的に販売されることがあるため、情報収集を怠らない姿勢が求められます。中には顔なじみの顧客に優先的に販売する店舗もあるため、誠実なコミュニケーションも効果的です。
インターネットやフリマサイトでは高額で出品されているケースが多く、定価での購入を希望するなら、やはり地道な努力と継続的なアプローチが欠かせません。
十四代 七垂二十貫のおすすめの飲み方
もし、十四代 七垂二十貫が手に入ったら、この希少な一本を最大限に楽しむために、「日本酒ソーダ割」と「みぞれ酒」という2つのアレンジをご紹介します。自宅で気軽に試せるスタイルなので、特別な日や季節の変わり目にもおすすめです。
日本酒ソーダ割

日本酒ソーダ割は、純米大吟醸の繊細な風味と香りを爽やかに楽しめる飲み方です。
冷蔵庫でよく冷やした十四代 七垂二十貫を、無糖の炭酸水と1:1の比率で割るだけという手軽さも魅力。炭酸によって華やかな香りが立ち上がり、口当たりが軽くなるため、食中酒としてもぴったりです。
特に脂っこい料理や和洋問わずのメニューとも相性が良く、飲みやすく仕上がるので、日本酒にあまり馴染みがない人や若年層にもおすすめです。
みぞれ酒

みぞれ酒とは、日本酒をシャーベット状にした夏にぴったりの爽やかな飲み方です。
まず、日本酒を別の容器に移し替え、冷凍庫に入れます。瓶ごと冷凍庫に入れると破裂の危険があるため、必ずガラスや金属など耐冷性のある容器を使用しましょう。グラスやお猪口も一緒に冷凍庫で冷やしておくのがポイントです。
90分ほど経過してその状態の日本酒を、冷やしたグラスにやや高い位置から注ぐと、酒が結晶化しながらシャリシャリとした“みぞれ”状になります。見た目にも涼やかで、口に含むとふんわりとした冷たさと上品な甘みが広がる、夏の贅沢な一杯です。
「十四代 七垂二十貫」は買取に出すのがおすすめ
十四代 七垂二十貫は、プレミア価格で取引されることが多く、飲まずに保管している場合は買取に出すのがおすすめです。特に箱等の付属品付きの状態であれば、さらに高額査定が期待できます。ファイブニーズでは、電話・LINE・オンライン・出張・実店舗など、どなたでも利用しやすい方法で簡単に査定可能。即日現金化やキャンセル無料などの利便性もあり、初めての方でも安心してご利用いただけます。
さらに、ファイブニーズは独自の販売ルートを確保しており、他社より高価買取を実現しています。保存状態や付属品の有無なども評価ポイントとなるため、売却を検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。
ファイブニーズの「十四代 七垂二十貫」買取実績
ファイブニーズでは「十四代 七垂二十貫」を含むの十四代の買取実績が多数あります。状態の良い品では、1本あたり数万円〜10万円近くなるケースもあります。さらに限定ラベルや特別仕様のボトルにはプレミア価格が着く可能性があります。高額買取を実現するためのポイントとしては、未開封・箱付き・涼しい場所での保管が挙げられます。
売却をご検討中の方は、ぜひ一度、当社の無料査定サービスをご活用ください。経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。
買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
---|---|---|
2025年07月01日 | 十四代 七垂二十貫 純米大吟醸 720ml | ¥41,000 |
2025年07月01日 | 十四代 七垂二十貫 純米大吟醸 1800ml | ¥94,000 |
2025年01月20日 | 十四代 七垂二十貫 純米大吟醸 720ml | ¥47,000 |
2024年08月05日 | 十四代 七垂二十貫 純米大吟醸 1800ml | ¥85,000 |
2023年12月18日 | 十四代 七垂二十貫 純米大吟醸 1800ml | ¥80,000 |
▼十四代の買取:十四代を高価買取できるのはお酒買取専門店ファイブニーズ
十四代 七垂二十貫の高額買取のポイントは?
十四代 七垂二十貫を高く売るためには、いくつかのポイントがあります。まず大切なのは「未開封であること」。その他にはラベルに汚れがあったり、液面低下が見られたりすると、査定額が下がる可能性が高くなります。また、「箱付き」や「購入時の付属品」がある場合は評価がアップします。
さらに、保管環境も重要です。直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保管していたことが確認できれば、品質保持の観点からも高評価につながります。日本酒の賞味期限というのは特にないと言われていますが、時間がたつにつれ風味が変化していくのもまた真実です。
さらに、価格は常に変動しているので、なるべく早い時期に一度見積もりをすることをおすすめします。
まとめ
十四代 七垂二十貫は、その味わい、希少性、そして職人技が光る逸品として高い人気を誇ります。定価以上での流通が一般的ですが、定価購入のチャンスも皆無ではありません。また、もし十四代 七垂二十貫をお持ちの方で、保管状態が良ければ高価買取も期待できます。売るかどうかを決める前に、一度気軽に査定だけでもしてみるのもいいでしょう。
十四代 七垂二十貫は、飲むも良し、売るも良しの日本酒として、価値ある1本といえます。