プレミア価格がついている日本酒5選|特徴・定価・参考買取価格を紹介
「幻の酒」と呼ばれるレアな日本酒があるなら、ぜひ一度は飲んでみたいですよね。
実は、日本酒の世界では定価よりもずっと高い「プレミア価格」で取引されている銘柄がたくさんあります。
これは、手に入りにくいという希少性の高さがもたらす価値によって付けられている価格なのです。
今回は、なぜプレミア価格がつくのか、そして実際にどんな日本酒が人気なのかを、わかりやすく解説します。
プレミア価格がつく日本酒とは
プレミア(プレ値)がつく日本酒には、共通する特徴があります。それは、市場に出回る本数が少ないということ。
具体的には、生産量に限りがあるもの、すでに製造・販売が終売しているもの、そして季節や地域限定で販売されているものなどが挙げられます。
プレミア価格がついている・希少性が高い日本酒5選
ここからは、お酒好きなら誰もが知る、特に希少性が高い日本酒を5種類ご紹介します。どれも手に入れるのが難しい「幻の酒」ばかりです。
それぞれの魅力と特徴、そして気になる定価の目安と参考買取価格を見ていきましょう。
十四代 龍泉
山形県の高木酒造が醸す「十四代」は、日本酒ブームの火付け役のひとつとも言えるトップブランドです。
その中でも「龍泉」は、最高峰に位置づけられるフラッグシップモデル。
年に一度しか出荷されないうえ、出荷本数も非常に少ないため、圧倒的なプレミア価格がついています。
透き通るような飲み口と、果実のような華やかな香りはまさに芸術品。
定価は特約店価格では一万円台からという情報がありますが、店頭での販売はほぼ行っていないようです。
参考買取価格は数十万円以上になることもあります。
| 買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 2024年10月13日 | 十四代 龍泉 隼 純米大吟醸 720ml | ¥220,000 |
▼「十四代」はなぜ高い?幻の日本酒と言われる理由や定価で買う方法を紹介!
而今
三重県の木屋正酒造が手掛ける「而今」は、現代的なフルーティーさと、口に広がる旨味のバランスが絶妙で、日本酒ファンから絶大な支持を得ています。
「今このとき」を大切にする、という想いが込められた銘柄で、その味わいから非常に人気が高く、特約店でもなかなか店頭に並びません。
特に限定品は希少性が跳ね上がります。
販売価格帯は三千円~一万五千円程度、参考買取価格は数千円〜数万円以上という情報が見られます。
| 買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 2025年11月10日 | 而今 きもと 秋津山田錦 火入れ 2024 720ml | ¥9,000 |
| 2025年10月16日 | 而今 特別純米 火入 1800ml | ¥12,000 |
| 2025年10月09日 | 而今 純米吟醸 愛山 火入 1800ml | ¥14,000 |
▼而今(じこん)を定価で買うには?販売店一覧や購入方法を紹介
黒龍
福井県の黒龍酒造による「黒龍」は、福井の気候風土を活かし、きめ細かくクリアな味わいを追求している銘柄です。
特に、熟成させた「石田屋」や「二左衛門」といった限定酒は、市場への流通量が限られており、高いプレミアがつきます。
その洗練された味わいは、料亭や高級店での需要も高く、贈答品としても重宝されるため、買取市場でも安定した高値が期待できます。
販売価格帯は千円台~一万円程度、参考買取価格は数千円〜数万円以上。
| 買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 2023年12月11日 | 黒龍 しずく 大吟醸 720ml | ¥6,500 |
▼プレミア日本酒の黒龍はどんな日本酒?値段が高い理由を解説
飛露喜
福島県の廣木酒造本店が造る「飛露喜」は、ある時「幻の酒」として取り上げられ、その人気が定着しました。
伝統的な手法を守りつつも、時代に合わせたモダンなキレと、しっかりとした旨味を両立させた銘酒です。
生産量が非常に少ないため、一般の酒販店ではほとんど見かけることができません。
純米吟醸や特別純米酒など、どれも入手困難で、特に季節限定のものは高値で取引されています。
販売価格帯は千円台~一万五千円、参考買取価格は数千円~一万円以上程度。
| 買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 2025年06月08日 | 飛露喜 純米大吟醸 山田錦 720ml | ¥3,000 |
| 2024年07月31日 | 飛露喜 特別純米 1800ml | ¥3,000 |
▼飛露喜の定価はいくら?なぜ高い?定価で買う方法についても解説!
磯自慢
静岡県の磯自慢酒造の「磯自慢」は、JALのファーストクラスで採用されたり、国際的な乾杯酒に選ばれたりと、国内外で評価されている銘酒です。
特に、最高級とされる「中取り純米大吟醸」や、限定販売される「Adagio(アダージョ)」などは、生産数がごくわずか。
その洗練されたクリアでエレガントな味わいは、贈り物としても大変喜ばれるため、中古市場でも高い価値を維持しています。
販売価格帯は二千円台~十万円程度、参考買取価格は数千円~数十万円以上。
| 買取日 | 買取商品 | 買取価格 |
|---|---|---|
| 2024年12月29日 | 磯自慢 エメラルド 大吟醸純米 山田錦 720ml | ¥1,000 |
▼磯自慢の定価はいくら?入手困難な商品は?定価購入する方法も解説!
まとめ
プレミア価格がつく日本酒は、ただ美味しいだけでなく、生産量が極めて少ない、限定品であるといった「希少性」も相まって大きな価値を生んでいることがお分かりいただけたかと思います。今回ご紹介した「十四代」「而今」「黒龍」「飛露喜」「磯自慢」などは、まさにその代表格。
もし、ご自宅にこれらの日本酒が未開封のまま眠っていたら、それは大変貴重な資産かもしれません。
当社ファイブニーズでは、こうした希少な日本酒の価値を正しく評価し、高価買取を行っています。
ぜひ一度、無料の査定でお手持ちのお酒の本当の価値を確かめてみてください。